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注文住宅の失敗例10選と家の不満ランキングTOP6【対策リスト付】

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注文住宅の失敗例10選と家の不満ランキングTOP6【対策リスト付】

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注文住宅の失敗例10選と家の不満ランキングTOP6【対策リスト付】

「注文住宅を建てたけれど失敗してしまった実例が知りたい」

「家づくりで後悔しないためにできる対策方法はあるの?」

注文住宅を建てたけれど失敗してしまったと感じている人は少なくありません。実際の多くの人が体験した失敗例を把握しておくことで、これから注文住宅を建てる際の参考にできるのです。

注文住宅を建てたけれど失敗してしまったという体験談は数多くあります。

この記事では、たくさんのクチコミや体験談の中から、より多くの人が「注文住宅を建てたけれど失敗してしまった」と考えている失敗例10選を紹介していきます。

注文住宅のよくある失敗例10選

このように、注文住宅を建てたけれど失敗してしまったと感じている人はたくさんいます。このような実際の失敗例を把握しておくことが、理想の注文住宅に近づけるのです。

よくある失敗例だけではなく、国土交通省の統計報告も参考にすることで注文住宅で失敗してしまう可能性を下げられています。

そこで本記事では、

  • 注文住宅のよくある失敗例10選
  • 注文住宅で後悔しないためのポイント
  • 住生活総合調査からわかる家の不満ランキングTOP6
  • 注文住宅で失敗しないためにできる対策4つ

このような内容についてお話していきます。これから注文住宅を建てようとしている方は、事前に対策することで失敗を避けられるのです。この記事で紹介していく失敗例や統計結果を参考に、失敗しない注文住宅作りのご参考になると幸いです。

1. 注文住宅のよくある失敗例10選と後悔しないためのポイント

1. 注文住宅のよくある失敗例10選と後悔しないためのポイント

冒頭でお話したように、注文住宅を建てたけれど「もっと、こうしておけばよかった」と後悔している人は一定数います。実際に、住宅に関するメディアや口コミサイトでは、注文住宅に関する失敗や後悔談が投稿されているのです。

このような注文住宅でよくある失敗例を把握しておくことで、初めての注文住宅でも失敗しにくくなります。

たくさんある失敗例の中から、注文住宅のよくある失敗例10選と後悔しないポイントについて紹介していきます。

  • なぜ失敗してしまったのか?その原因は?
  • 注文住宅を建てるうえで後悔しないためにできることは?

これから注文住宅を建てる方は、実際の失敗例を把握することで、すでに誰かが体験したような注文住宅の失敗の二の舞にならないようにしましょう。

1-1. 子どもが増えたことで家が手狭になったと感じている

子どもが増えて家族構成が変わったことがきっかけで、家が手狭に感じてしまい「もっと広くしていればよかった」と後悔してしまう場合があります。

こだわりの注文住宅に対して、以下のような不満を感じている人が多いのです。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 子どもが増えて部屋数が足りない
  • 子どもの生活動線を意識していなかった間取りなので不便を感じている
  • 子どもの家具が増えたら部屋や通路が狭くなった

子どもが生まれ家族が増えると、今までは満足していた家に対して「家全体が狭い」と感じてしまいます。設計段階で間取りや広さにはこだわったはずなのに、家族構成が変わるだけで感じ方は変わってしまうのです。

せっかく注文住宅を建てたのに、家が狭く感じてしまうので広い家への引越しを検討し始める人もいます。

注文住宅を建てるからには、時間がたっても後悔しないような設計にしておくのがオススメです。どのよう事を意識しておくべきなのか、後悔しないためのポイントを把握しておきましょう。

後悔しないためのポイント

現在、理想としている生活や、数年後の理想を思い描いて注文住宅の設計を考えてしまうと、家族構成が大きく変わった際の後悔の原因になってしまいます。

注文住宅を建てた後に家族構成が変わり、家を建てた事を後悔しないためにも

  • 現在だけではなく長い目でみた将来像を参考に間取りを考える
  • 家の設計だけではなく家族の将来設計を再確認する
  • 家族が増える前提で可変性のある間取りを採用する

このようなポイントに意識しながら、注文住宅の設計を進めましょう。

例えば「何年後には子どもが何人いて」というように、より具体的にイメージを作っておくと間取りや家の広さなどを考える基準になります。

将来のことはイメージできないという方は、間仕切りで部屋数を増やしたりできる可変性のある間取りを検討してみましょう。

1-2. 実際に暮らしてみると収納が足りなかった

完成した注文住宅で暮らしてみると、予想以上に収納が足りなかったと後悔してしまう場合もあります。

備え付けの収納が不足してしまうと、収納力を補うために収納家具を増やさなければいけないのです。

実際に、多くの人が注文住宅として家を建てたのにもかかわらず、収納が足りなくて後悔しています。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 子どもの成長と共に、収納スペースが足りなくなってきた
  • 玄関や洗面台エリアにもしっかりした収納が欲しかった
  • 収納できないアイテムがリビングにあふれてしまう

理想の間取りと収納で注文住宅を設計したはずなのに、実際に住んでみると収納が足りなくて不満を感じてしまったという人もいます。

収納を設置する場所や、必要な収納スペースは、人それぞれ違うライフスタイルやライフプランに合わせて考えなければいけません。

失敗しないためのポイント

注文住宅の収納に関する悩みで後悔しないためには「何をどれくらい収納するのか」をライフプランごとに洗い出して想像することが大切です。

  • 子どもの成長毎に違う必須アイテムをイメージして収納を考える(例:ランドセル・自転車・制服・洋服・学習机など)
  • 生活動線を意識して、収納をどこに配置するか考えておく
  • 片付けておきたいアイテムを基準に、収納の高さ・幅・奥行きなどを計算しておく

暮らし方によって、収納が必要になる場所やケースは変わります。

将来設計と現在のライフプランに合わせて、本当に収納が必要な場所に設置しましょう。

1-3.スイッチやコンセントの位置に不満を感じている

スイッチやコンセントはとても小さいパーツですが、家を建てた多くの人が悩んでいる失敗例なのです。

具体的に、どのようなシチュエーションでスイッチとコンセントで失敗したと感じているのか把握しておきましょう。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • コンセントの位置が悪くて家具で隠れてしまう
  • 照明スイッチが、壁面の変なところにあって使いづらい
  • コンセントの数が足りなくて、結局タコ足配線になっている

スイッチやコンセントは、電気の配線工事が完了してしまうと自由に移動できません。そのため、注文住宅が完成後に「コンセントを増やしたい」「スイッチを移動したい」と思っても数万円の追加費用が発生してしまうのです。

小さなパーツですが、毎日不便な思いをしながら暮らしていると、家全体に対しても不満が蓄積されてしまいます。

日々の生活の中で毎日利用するスイッチやコンセントだからこそ、事前に対策をして失敗しないように設置しましょう。

失敗しないためのポイント

スイッチやコンセントの配置で失敗しないためには、実際に生活しているシーンを思い浮かべて必要数を計算する必要があります。

  • 現在持っている道具や家電より多めのコンセントを設置する
  • 実際に生活する動線を意識してスイッチを配置する
  • 家具の配置も考えながらコンセントやスイッチを配置する

「パソコン作業をするスペースはこの場所で、スマホを充電するならこの場所」というように、具体的に生活しているイメージを作ることで、必要なコンセント数やスイッチの位置などを導き出せます。

1-4.壁紙や床材のイメージが違った

デザインや素材などを吟味して選んだ壁紙や床材にもかかわらず、実際に暮らしはじめてみるとイメージと違ったという失敗もあります。

壁紙や床材は、家全体の雰囲気を作るうえで重要なパーツです。

住宅の設計段階で、さまざまな素材を比較して選んだのにもかかわらず、完成後に後悔してしまう人も少なくありません。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 壁紙が予想していたよりも派手なデザインだった
  • 室内照明をつけると色合いが微妙だった
  • 家具や建具との相性が悪かった

カタログの写真や小さなサンプルだけを参考にしてしまうと、壁紙や床材の全体像が掴めません。そのため、イメージとは違う仕上がりになってしまう可能性があるのです。

引越し完了後に壁紙や床材を変えようと思うと、大掛かりな作業が必要になってしまいます。注文住宅完成後に後悔しないためにも、失敗しない壁紙や床材を選ぶためのポイントを覚えておきましょう。

失敗しないためのポイント

壁紙や床材選びで失敗しないためには、単体のデザインではなく部屋全体に利用した場合のイメージを持つことが大切です。

  • サンプルを見る時は、床材は地面と平行な状態で、壁紙やカーテンは壁に対して直角の状態で見る
  • 同じ素材を使ったモデルハウスを見学して全体像をみる
  • 部屋全体のイメージ図面を作ってもらう
  • 照明を変えて色合いを確認する
小さなサンプルでは、部屋全体に使った際のイメージができません。壁紙や床材を選ぶ際には、可能な限り部屋全体が完成した状態をイメージして選ぶようにしましょう。

1-5.キッチンの設備選びで失敗した

注文住宅の場合は、予算に合わせて設備を自由に選べるので、キッチンにこだわる方もいます。例えば、使いたいキッチンタイプや必要な収納など、こだわりはじめるとキリがありません。

理想のキッチンを選んだつもりが、実際に使い始めることで、マイナス要素がわかるようになるのです。

例えば、以下のようなキッチンに関する失敗例があります。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • アイランドキッチンを選んだが、周りの視線が気になって落ち着かない
  • アイランドキッチンは周囲に壁がないので油はねが大変
  • キッチンの高さが身長にあっていないくて使いづらい

おしゃれなキッチン設備が増えているので、見た目に惑わされてキッチン設備を選んでしまう可能性があります。

見た目で選ぶのではなく、機能性や使い勝手でキッチンを選ぶのがオススメです。

後悔しないためのポイント

キッチンはどのタイプを選ぶのかで、設置後のメンテナンス方法や使い勝手が変わってきます。

  • 毎日の掃除が不安な方は、掃除必須なアイランドキッチンを避ける
  • 実際に料理した時の状況をイメージして、メンテナンスしやすいものを選ぶ
  • 使い勝手が良いサイズ感のものを選ぶ

毎日使うキッチン周りだからこそ、ライフスタイルに合った設備を選ぶことが大切です。見た目と使いやすさ、それぞれの優先順位を考えておきましょう。

掃除する手間がかかってしまうアイランドキッチンだけど、どうしても諦められないという場合もあると思います。そのような場合は、デメリットをカバーする要素を付け足してみるのがオススメです。

例えば、手元が丸見えにならないように、コンロ周りだけ目隠し用の壁をつけることも可能です。

使いたい設備のメリットだけではなく、デメリットを同時に把握しておくと、建てた後に失敗したと感じることも少なくなるでしょう。

1-6.窓をたくさんつけすぎて失敗した

日光や換気を意識して、窓を多めに設置したことでさまざまな失敗に繋がってしまったという人もいるのです。

自然の光を取り入れるために、窓をたくさんつける人が多くいます。もちろん、窓は採光するためにも重要ですが、窓を作った分壁が減ってしまうというデメリットも持ち合わせています。

なぜ窓をつけすぎると後悔してしまうのか、把握しておきましょう。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 窓が多すぎて家具を設置できるスペースがほとんどない
  • 窓が多いので、どの部屋にいても外からの視線を感じてしまう
  • 換気のために窓を増やしたのに、防犯を気にして窓を開けっぱなしにできない

窓の数や位置は、設計段階で決めてしまうと変更できません。注文住宅が完成してしまうと変更できないので、日光や通気性だけではなくプライバシーや家具レイアウトも考えながら決めていきましょう。

後悔しないためのポイント

窓の大きさや位置を考える時は、風通し・日当たり・防犯・家具レイアウトなどすべてに意識をして考えることが大切です。

  • 家具・家電のレイアウトを考えて、窓の位置を調整する
  • 大きな窓ではなく換気用の小さな窓をつけて、プライバシー確保と風通しをよくする
  • 窓は設置しすぎず一部屋に2つずつほどにする

日当たりや風通しについては、専門知識を持ったプロの意見を参考にするのがオススメです。どのようなことを意識して窓を設置したいのか、建築会社としっかり打ち合わせをしておきましょう。

1-7.冷暖房の効率が悪く、光熱費が高くなった

完成した注文住宅で暮らしはじめたら、夏場や冬場の冷暖房効率が悪くて光熱費が高くなってしまっという失敗談もよく耳にします。

テレワークなどで在宅で仕事をする時間が増えているからこそ、高額な光熱費は大きな後悔に繋がってしまうのです。

なぜ冷暖房効率が悪くなってしまうのか、考えられる理由を把握して、設計段階で対策していきましょう。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 開放感のある間取りで、広い空間なので冷暖房機器がフル稼働している
  • 設置したエアコンの位置と向きが悪すぎた
  • 吹き抜けになっているリビングの空気の循環が悪すぎた
  • 家全体を床暖房にしてしまった

断熱性や気密性の低い注文住宅にしてしまうと、冷暖房が効きはじめるまでに時間がかかってしまいます。冷暖房効率が悪いので、冷暖房機器を常にフル稼働させることで光熱費が高くなるのです。

一見おしゃれで人気のある、大空間リビング・リビング階段・吹き抜け・スキップフロアなどには特に注意しなければいけません。

後悔しないためのポイント

実際の光熱費がいくらになるのかは暮らしてみないと、正確な数字は導き出せません。

  • 開放感のある間取りは、開放感のデメリットをカバーできる工夫も必要
  • 部屋ごとに違う、季節毎の体感温度を把握しておく
いかに断熱性と気密性の高い注文住宅を建てられるのかが重要です。建築会社の専門知識を活用して、光熱費を抑えられるようにしましょう。

1-8. 家にもメンテナンスが必要なことを忘れていた

注文住宅は、建設が完了すれば終了というわけにはいきません。実際に暮らしはじめてから、定期的に住宅のメンテナンスをしなければいけないのです。

住宅のメンテナンスには費用も時間も必要になります。家を持っている人からすると、このメンテナンスが大きな負担になっている場合があるのです。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 無垢材の床材を選んだら、すぐ汚れや傷がついてしまう
  • 汚れが目立つ壁紙にしてしまったので、定期的な張替えが必要
  • 庭の雑草や落ち葉の掃除が早い

住宅のメンテナンスが発生してしまうと、メンテナンス費用も発生してしまいます。

住宅のメンテナンスが負担になってしまわないためにも、対策できる方法を知っておきましょう。

後悔しないためのポイント

注文住宅が完成した後、住宅ローン以外にもメンテナンス費用が発生すると覚えておきましょう。

  • 汚れや傷がつきにくい壁材や床材を利用する
  • 選んだ素材のメンテナンス方法を知っておく
  • どれくらいの期間でメンテナンスが必要なのか把握しておく

住宅ローンの返済に加えて、メンテナンス費用が発生する前提で住宅の設計をするのがオススメです。

1-9 .希望を全て取り入れたら大幅に予算オーバーしてしまった

設備や家具に妥協できなくなってしまい、大きく予算オーバーしてしまったいう失敗をしている人も多くいます。

注文住宅を建てるということは、一生に一度の大きな買い物をするのと同じです。「家づくりに妥協したくない」という思いで注文住宅の設計をしていると、気がついた時には大幅に予算オーバーしている場合があります。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 設備や家具選びで妥協できず予算を超えてしまった
  • 見積もり時に予算の上限額のみを伝えてしまい、予算ギリギリの設計案が上がってきた
  • 水道工事費用や外構工事費用などの工事費用を含めて予算計算していなかった

予算オーバーしても「なんとかなるだろう」と気楽に構えてしまい、住宅ローン返済で苦しくなるという人も少なくありません。

たとえ予算オーバーしていても、理想の注文住宅が完成すれば満足できるのか考えてみましょう。

後悔しないためのポイント

家を建てる際の「予算」とは、今後数十年にわたり返済していける住宅ローン額でもあります。建築段階では「返済していける」と思っていても、実際に暮らしてみると「ローン返済」が重荷になってしまうのです。

  • 事前に予算計画をしっかりと立てる
  • 予算と希望の優先順位を決めておく
  • 「この金額までなら払える」という予算の上限額ではなく、予算目安を伝える

事前に予算計画をしっかり立てておけば、予算内に収まるように注文住宅の設計を進めていけます。

1-10.住宅ローンを借りすぎてしまいローン返済が大変

注文住宅を選んでから住宅ローン申請を出すと、予算以上に高額な住宅ローン融資が決まってしまう場合があります。

事前に考えていた予算を超える住宅ローンを借りてしまうと、ローン返済で苦しくなってしまうのです。

【不満を感じる具体的なシチュエーション】

  • 自分が返済可能な金額目安を知らなかった
  • 勤務状況や生活環境が変わる前提で住宅ローン申請していなかった

住宅ローン返済で生活が圧迫されてしまうと「家なんて建てるんじゃなかった」と後悔してしまいます。そのような失敗を避けるためにも、住宅ローンを借りすぎないためのポイントを覚えておきましょう。

後悔しないためのポイント

予算計画ができていない状態で注文住宅について考えはじめてしまうと、住宅ローン申請の段階で適した金額での申請ができません。

  • 事前にしっかり予算計画を立てておく
  • 事前の住宅ローン審査で、住宅ローン借入可能額について知っておく
  • いざというときは、住宅ローンの借り換えを検討する

そのような状態を避けるためにも、予算や住宅ローンの借入可能額について明確にしておきましょう。

3-4.事前に住宅ローン審査をして予算オーバーを避けるでは、借入可能額を事前に把握できる方法を紹介しています。

2.住生活総合調査から分かる持ち家に対する不満ランキングTOP6

2.住生活総合調査から分かる持ち家に対する不満ランキングTOP6

注文住宅を建てて失敗した体験談を把握しておくことで、同じような失敗をしないために対策しながら注文住宅の設計を進められます。

注文住宅に関する失敗例はもちろん重要です。さらに、持ち家全般に関する不満も把握しておくと、幅広い失敗例をカバーして注文住宅を建てられます。

ここでは、国土交通省が令和2年8月に発表した「住生活総合調査(確報主計)結果」の情報を元に、注文住宅や建売住宅、そして中古住宅など持ち家のある人が感じている居住環境に対する満足度について紹介します。

持ち家の居住環境に対する総合的な評価

出典:国土交通省|住生活総合調査

この統計結果によると、最新データの平成30年では全体の約28%の人が現在の家に対して「何かしらの不満がある」と答えています。

さらに、居住環境に対する満足度の統計結果(国土交通省)で発表されている「住宅に対して多少不満、もしくは非常に不満」と感じている人の数を区分ごとに集計しました。

より良い家づくりをするために、持ち家に住んでいる人が感じている不満ランキングTOP6を把握しておきましょう。

家に対する不満ランキングTOP6

出典:国土交通省|居住環境に対する満足度の統計結果

約54,000世帯から集計した満足度によると、1/5以上の世帯が現在住んでいる家に対して何かしらの不満を感じているようです。

この統計結果をみると、注文住宅だけに限らず「家」に対する不満は多くの人が共通して感じているものだと分かります。

事前に持ち家に対する不満ランキングと冒頭で紹介した注文住宅の失敗例を把握していれば、これから理想の家づくりをしたい人の知識となり役立ってくれるでしょう。

実際に、多くの人がどのような点に不満を感じながら暮らしているのかを深堀していきます。

2-1.【1位】省エネに関する不満

持ち家に住んでいる54,000世帯の中でも、多くの人が「持ち家の省エネ問題」に関して不満を抱いています。

住宅の省エネに関する問題は多数あげられますが、ここでは太陽熱温水器とソーラー発電システム、そして二重サッシを設置していない多くの世帯が不満を感じているようです。

日本国内での住宅に関する省エネ基準では、高気密で高断熱な省エネ住宅を建てる事を推奨しています。この高気密と高断熱を実現するのにオススメされているのが、太陽光発電と窓の性能なのです。

住宅の省エネ性能を向上させられる要素
太陽光発電 太陽光発電や太陽熱温水器など
アルミサッシ以外の窓を採用する

太陽光発電は省エネで暮らすために必要な家電のひとつとして利用されるようになりました。

太陽光発電だけではなく窓を改善するだけで、住宅の省エネ性能を高められます。

多くの住宅で使われているアルミサッシは、樹脂や木の約1,000倍以上の熱を通してしまう素材です。

アルミサッシ以外の熱を通さない素材を使った窓に変えることで、住宅の断熱性と気密性を高められます。

長い人生を過ごす持ち家だからこそ、その時代にあった暮らしが必要です。地球の温暖化が進み、より省エネで暮らすことが求められるようになっていきます。

住宅の省エネ性能を高めるためにも、太陽光発電や窓の性能をあげることが大切なのです。

2-2.【2位】収納に関する不満

収納に関する不満は、注文住宅だけではなく多くの持ち家に住んでいる世帯にも共通する不満です。

収納に関する不満を持っているのは、子どもをもつ核家族が多い傾向があります。

  • 収納できるスペースが足りない
  • 収納の使い勝手が悪い

主に、幼少期と子どもが成長してくる青年期(中学生〜高校生)の段階で、このような不満を感じ始める家族が多いのです。

持ち家の備え付け収納は改築しない限りはスペースを増やすことはできません。新たに収納家具を増やしてしまうと、居住スペースが狭くなってしまうことも考えられます。

このような不満を防ぐためにも、家族が増えることを前提とした収納スペースや、可変式の間取りを採用しておくことを検討してみましょう。

2-3.【3位】水回りに関する不満

持ち家の水回りに関する不満は、主に浴室や洗面台エリアの広さや使い勝手に対しての不満です。

水回りの不満も、子どもの誕生などで家族が増えたことで実感しはじめることが多い傾向があります。

  • 浴室が狭すぎる
  • 浴室から洗面台までの動線が悪い
  • 洗濯機やトイレ、洗面台エリア全体の使い勝手が悪い

このような不満を抱えながら暮らしているのです。

水回りの不満を解決するためには、浴室のリフォームが必要になってくる可能性があります。簡単に解決できないからこそ、多くの世帯が不満を感じているのです。

注文住宅の設計段階で家事動線と生活動線を意識したうえで、水回りの間取りを考えておくことが大切になってきます。

2-4.【4位】換気に関する不満

換気に関する不満は、実際に住宅で暮らしはじめなければ気がつけない不満ポイントです。

この統計では「臭いや煙が残る」ことについての集計を取っています。

多くの人が、調理や食事などの臭い、そしてタバコの煙などの換気が悪いことに対して不満を感じているのです。換気扇を回したり、窓を開けて換気しているにもかかわらず、家中に臭いが広がってしまう場合もあります。

家の換気について不満を感じないためには、設計段階で換気を意識した間取りを考えなければいけません。素人だけの知識では解決できないので、専門家に要望を伝えて換気の良い間取りを考えてもらいましょう。

2-5.【5位】間取りに関する不満

住宅に関する不満で共通しているのが、間取りに関する不満です。

間取りや部屋全体の広さに対して不満を感じるきっかけは

  • 子どもが生まれて家族が増えた
  • 子どもが成長して、新たな子供部屋が欲しくなった
  • 兄弟が増えたことで手狭になった
  • 両親と同居することになった

このように、家族構成が変わると間取りや広さに対する不満を感じ始めます。

間取りに関する不満は、注文住宅を建てる場合でも意識しておきたいポイントです。しっかりと将来設計をして、家族が増える前提で間取りについて考えてみましょう。

2-6.【6位】日当たりに関する不満

注文住宅だけに限らず、家を買う際に重要視するのが日当たりの良さです。購入時は日当たりが良かったはずなのに、年月がたつと日当たりが悪くなってしまい不満を感じてしまう場合があります。

これは、持ち家の状態が変わったわけではなく

  • 隣に家がたって影になってしまった
  • 周辺に高層ビルが立ったことで日当たりが悪くなった

このような周辺環境の変化が影響しています。

周辺に新たに建築された建物によって日当たりが悪くなってしまった場合は、引越しをしない限りは日当たりのいい環境は得られません。

そのような状況少しでも回避するためには、注文住宅を建てる土地を探す段階でしっかりと調べなければいけないのです。

周辺地域について調べたいポイント
  • すでに隣に住宅がある場合は、日当たりも含めた立地関係
  • 隣が空き地の場合は、その土地の売買状況を確認する
  • 周辺が今後開発地として発展する地域なのかを調べる(マンションやデパートなど)
  • 駅周辺の開発状況など

周辺環境が原因の日当たりの悪さは、自分では変えることができません。これから注文住宅を建てる土地を探す際には、周辺地域の今後の開発状況なども確認しておきましょう。

3.注文住宅で失敗しないためにできる4つの対策

3.注文住宅で失敗しないためにできる4つの対策

注文住宅の失敗例と、住生活総合調査による不満ランキングによると、多くの人が家に対して不満を抱えているということが分かりました。

すでに持ち家に住んでいる方は、不満を解消するためにできる方法は限られてしまいます。しかし、これから注文住宅を建てようとしている方は、対策することで失敗を避けることができるのです。

注文住宅を建てる際にできる対策は

  • 家事動線と生活動線を意識する
  • 具体的な将来のイメージを作っておく
  • 可変性のある間取りを採用する
  • 事前に住宅ローン申請して借入可能額を知る

などの方法があります。

注文住宅で失敗しないためにも、事前にできる対策や意識するポイントを覚えておきましょう。

3-1.家事動線と生活動線を意識して間取りを考える

注文住宅の間取りを考える際に必ず意識したいのが、家事動線と生活動線です。この二つの動線を意識して間取りを考えると、実際に暮らしはじめて不便な思いをすることも少なくなります。

家事動線 料理や洗濯、掃除などの家事をする際に行き来する経路
生活動線 リビングやキッチン、玄関などを行き来する経路

この二つの動線を簡単に理解するためには、間取り図に実際に書き込んでみるのがオススメです。

間取り図上に家事動線と生活動線を書き込み、それぞれが交わっている場所や複雑な動きをしている場所を探します。二つの動線が交わっていると、そこがストレスの原因になるのです。

家事動線と生活動線それぞれが独立しているシンプルな動線になるように、設計士と相談して理想の間取りを作りましょう。

3-2.家族構成も含めた将来のイメージ作り

これから新しい家を建てる際に必要なのが、具体的な将来のイメージ作りです。曖昧な将来のイメージで注文住宅の設計を始めてしまうと、完成後に「もっと間取りを考えれば良かった」というような後悔をしてしまいます。

  • 将来の家族構成
  • 住みたい環境
  • 理想の暮らし方

それぞれの要素をさらに具体化してイメージしていくことが重要です。具体的な将来イメージが導き出せると、注文住宅に何を求めるのかがわかってきます。

注文住宅を建てる流れ|7つのステップと支払い費用についての注意点の記事では、注文住宅を建てる流れの中で将来のイメージ作りが大切な理由について解説しています。イメージ作りをする際に意識したいポイントも紹介しているので、参考にしてみてください。

3-3.可変性のある間取りを採用する

この記事を通して、家族が増えるタイミングで間取りや広さに対する不満が生まれていることがわかりました。

もちろん事前に子ども部屋を用意しておくことで解決もできますが、いつ家族が増えるかもわからないのに長期間利用しない無駄な空間は作りたくないと考える方もいるでしょう。

そのような場合は、家族構成の変化に合わせて自由に変えられる可変性のある間取りを採用するのがオススメです。

可変性のある間取りの例
  • 本棚を間仕切りにして部屋をに分割する
  • 移動式の収納を活用して子ども部屋を作る
  • 引き戸を採用して部屋を分割する
  • 大きな一部屋を家具を動かして自由に使う

家族が増えても自由に変更できる間取りを採用していれば、部屋が足りないという不満も少なくなります。とくに子どもは成長に合わせて、個人の空間が必要になってくるので成長と共に空間を作ってあげましょう。

3-4.事前に住宅ローン審査をして予算オーバーを避ける

この記事を通して、注文住宅の主な失敗例は、設備や構造に関するもの金銭面に関するものがあるということが分かりました。

家の設備や間取りは完成後に改善できる場合もあります。しかし、予算オーバーのような金銭面に関する不満はすでに注文住宅が完成してしまえば変更や改善はできないのです。

予算オーバーしてしまい悔しい思いをしないためにも、無理のない予算計画を立てなければいけません。

「予算オーバーしたけど、なんとかなるだろう」と予算を見誤ってしまうと、住宅ローンを借りすぎてしまう可能性があります。

そのような状況を避けるためにも、注文住宅選びをはじめる前に住宅ローン申請をして、無理なく返済できるローン額を調べておきましょう。

事前に、無理なく返済できるローン額がわかっていれば、予算オーバーをしないように注文住宅の設計を考えられるのです。

銀行によっては、購入する住宅や土地が決まっていない段階でも住宅ローンの事前申請ができる場合があります。注文住宅の予算を決めるためにも、事前の住宅ローン審査を活用してみましょう。

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4.まとめ

注文住宅を建てた際の失敗例10選と、後悔しないための対策4つについて解説してきました。

この記事で学んだこと
  • 注文住宅を建てたけれど、家族が増えたことで不満を感じるようになった人が多い
  • 将来のイメージや、実際に生活しているイメージを持たないまま設計をすると失敗する
  • 家事動線と生活動線を意識して設計を考えることが大切
  • 注文住宅に限らず、持ち家に対する不満を抱えている世帯は多い
  • 注文住宅で失敗しないためには、イメージ作りと無理のない予算計画が重要

理想の暮らしをするために注文住宅を建てたのにもかかわらず、さまざまなケースで不満を感じてしまう失敗例があることがわかりました。

統計報告からもわかるように、環境や家族構成が変わることで家に対する不満が現れてくるのが一般的といえます。

しかし、理想の暮らしをするからには不満や失敗を感じずに暮らしていきたいのも事実です。

これから注文住宅を建てようとしている方は、失敗例や不満を感じやすいポイントを把握していれば事前に対策しながら設計を考えられます。この記事で紹介した失敗例と対策を参考に、後悔しない家づくりを進めてください。

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