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深基礎(ふかぎそ)とは?メリット・デメリットや採用されるケース

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深基礎(ふかぎそ)とは?メリット・デメリットや採用されるケース

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深基礎(ふかぎそ)とは?メリット・デメリットや採用されるケース

深基礎とは、深くした基礎のことで、家を建てる敷地に高低差や傾斜があった場合に用いられる施工です。

家を建てるときはついつい見える建物部分だけに注目しがちですが、どんな住宅も建物もしっかりとした基礎がなければいい家は建ちません。

この記事では、その基礎を作るときに必要になる深基礎について詳しく解説していきます。

深基礎を作る際に生じるメリットやデメリットも合わせてみていきましょう。

1.深基礎(ふかぎそ)とは

深基礎は、その名の通り深い基礎のことです。

ここでは、基礎を深くする理由とその方法についてわかりやすくご紹介します。

深基礎とは、通常の基礎より深く掘って作る基礎工事です。

基礎工事は住宅だけでなく、あらゆる建物を建てる際に必要不可欠な工事です。

基礎工事にはベタ基礎や布基礎などいくつか種類があり、どの基礎も建物の荷重をバランスよく地面に伝える役割を担っています

地震の揺れや台風による強風など、外から力が加わったとき、基礎があれば家の一部分に負担が偏ることがありません。

もし、この基礎がいい加減なつくりになっていると、見た目がどれだけ立派な家でも地震の揺れや台風の風ですぐに傾いたり崩れたりしやすいでしょう。また、家の寿命も短くなりやすいです。

こういった背景から、住まいづくりでは地盤調査や基礎工事をしっかり行ってくれるハウスメーカーや工務店選びも欠かせません。

1-1.深基礎が必要になるのはなぜ?

平坦な土地であれば通常の基礎工事だけで十分ですが、家を建てようとしている敷地に高低差や傾斜があると、低くなっている場所に基礎が届かなくなってしまいます。

そこで使われるのが深基礎です。

通常の基礎の深さは(根入れ深さ)は0.25m~0.4mほどですが、深基礎はさらに深く打ちます。(深基礎○○mなどと表現します)

地面を深く掘る必要があり、コンクリートも余計に使うため、深基礎は通常の基礎よりもコストがかかる点に注意が必要です。

特に、鉄筋コンクリートや重量鉄骨などを使用する住宅の場合、基礎だけでも高額になるかもしれません。

高低差のある土地で新築一戸建ての注文住宅を考えている場合は、工務店やハウスメーカーとよく相談してみてください

2.深基礎住宅のメリットとデメリット

2.深基礎住宅のメリットとデメリット

深基礎は、高低差や傾斜のある土地にしっかりと家を建てる際に必要です。

ここでは、基礎を深くすることでどんなメリットやデメリットがあるのかを解説していきましょう。

深基礎住宅 メリット

①擁壁に比べて低コスト

②地下室が作成可能

③プライバシーが確保されやすい

2-1.メリット1:擁壁にくらべると低コスト

深基礎は深く基礎を作る分、通常の基礎工事よりコストが高くなりますが、土留を目的として行う擁壁工事よりはコスト削減が可能です。

山道のトンネル付近で、少しぐにゃぐにゃとした石の壁を見たことがありますか?

土留のための擁壁はあのようなイメージです。

住宅地で作られる擁壁はもっとまっすぐな壁になりますが、高低差や傾斜のある土地で深基礎を作らずに後から擁壁を作るとなると工事費がかさみます。

高低差や傾斜のある土地に家を建てる場合は、後から擁壁を作るのではなく、深基礎にすることで擁壁や盛土が不要になり、総合的にコストを安く抑えられるでしょう。

2-2.メリット2:地下室が作成可能

深基礎の規模にもよりますが、基礎を深くした分、小さな地下室や地下収納スペースを作ることも可能です。

本格的な地下室ではないため用途は限られますが、容積率に含まれない範囲内(建物の延べ床面積1/3以内)であれば、実質、家を広く作れます

深基礎にする必要がある場合、ある程度のコスト上昇は避けられませんので、掘った深さを有効利用してみるのも良いでしょう。

2-3.メリット3:プライバシーが確保しやすい

深基礎によって建物の高さが上がれば、おのずと人の視線の高さよりも上に家が建ちます。

窓の外から家の中が見えにくくなるため、プライバシーが確保しやすいでしょう。

カーテンを開けて窓から光をとりたい、換気のために窓を開けたいときも気兼ねなく行えます。

深基礎住宅 デメリット

①高基礎よりコスト高

②階段が必要

2-4.デメリット1:高基礎よりコスト高

深基礎では、通常、基礎部分は目に見えません。

それに対して、地面から上に出ており、基礎部分が見えるようなものを「高基礎」と呼びます。

高基礎は1階浴室の防水対策などを目的として作られるほか、深基礎と同じように高低差がある土地に家を建てる際に作られます。

深基礎は、この高基礎とくらべると費用が高くなります

これは地下室を作るのが地上階よりも高くなるのと同じ理屈です。

コスト削減が目的であれば、深基礎より高基礎のほうが良いと感じられるかもしれません

しかし、高基礎の場合は基礎が地面から見えてしまうため、景観を考えるならコスト高でも深基礎のほうが良いでしょう

2-5.デメリット2:階段が必要になる

深基礎は、低い位置にある道路面している場合、家の出入りに階段が必要になります

家族に車いすを必要している人がいる場合は家の出入りがしにくく、介助者の負担も大きくなるでしょう。

また、ケガや病気をしたときなどは玄関までの階段が辛く感じるかもしれません。

3.深基礎が採用される住宅のケース

3.深基礎が採用される住宅のケース

ここからは、深基礎が用いられる住宅にどんなものがあるのか、深基礎にすることでなにが可能になるのかをご紹介していきましょう。

3-1.高低差を合わせる場合

家を建てる敷地と道路に高低差がある場合、深基礎工事を行うことがあります。

道路が低く敷地が高いなら敷地を削れば高さを合わせられますが、敷地を削ると費用が高くなってしまうためです。

このようなケースでは、土留を兼ねた深基礎を作り、敷地の高さで家を作ったほうがコストを抑えられます

3-2.排水を目的とする場合

住宅が立ち並ぶ分譲地の角地などで、土留や排水を目的とした深基礎が作られることがあります。

水は高いところから低いところへ流れていくため、排水経路が確保できていなければ台風や大雨といったときに浸水被害が発生するかもしれません。

このような排水経路の確保を目的に深基礎を作る場合があります

敷地の一部に深基礎を作り、基礎全体の高さを上げれば水が流れやすい高低差を作れるでしょう。

3-3.高低差を有効利用する場合

傾斜のある敷地を有効利用するために、深基礎が役に立つケースもあります。

たとえば、敷地内に駐車場を作りたいとき、家の入口と駐車場が同じ高さだと建物と駐車場にある定度のすき間(距離)が必要になるでしょう。

深基礎で半地下スペースを作れば建物の深基礎部分を車庫にでき、本来駐車用のスペースだった面積を他の用途に使えるため、敷地を有効に活用できます

この方法は道路に面した狭小地でも役立ちます。

道路に面した家で家の前に駐車スペースを設置したいと思っても、家と道路までの距離があまりないケースもあります。

ただでさえ小さな土地ですから、間取りを削りたくありません。

そこで深基礎工事をして建物を高くすれば、建物と道路までのスペースをギリギリまで広げられ、間取りを削らず、車を駐車するスペースを確保できます

ただしこのようなケースでは、家に入るための階段を設置する必要があり、バリアフリーではなくなってしまいます。

車いすやベビーカーなどを頻繁に利用する家庭では注意が必要です。

4.まとめ

深基礎は高低差の調整や排水経路の確保が可能な基礎工事です。

また、敷地の有効活用でも深基礎が役立つケースが多いでしょう。

目には見えない部分ですが、深基礎の作りによって安全面が左右されることもあります。

深基礎工事が必要になった場合には信頼できるハウスメーカーやビルダーを選んで、より良い家づくりを進めていきましょう。

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