タマホームの「20代の家」は、タマホームがCMで使用しているフレーズのひとつです。
この記事では、タマホームが宣伝している、若い世代への住宅販売に注目し、20代の住宅購入におけるメリットとデメリットなどを解説していきます。
若くて元気なうちに家を購入しておきたい方や、人生の選択肢を増やしたいという方は、どのタイミングで家を建てるべきか、しっかり見極めてみてください。
1.タマホーム「20代の家」とは
ここでは、タマホームの20代の家について、比較的年収が低い20代にむけてアピールしている理由なども含めて、解説していきます。
20代の家は、タマホームの「20代のTama Home」CMに登場するフレーズです。
CMには何パターンかありますが、家を建てた若い世代がマイホームの前で喜んでいる様子が流れるというもの。
何組かが連続で映ったあと、「タマホーム20代の家(イェイ)」というフレーズが登場するCMです。
「20代の家」というシリーズや、ブランドがあるわけではありません。
タマホームが宣伝しているのは、20代でも夢のマイホームが建てられるという内容です。
タマホームは大手ハウスメーカーですが、月々の住宅ローン返済額が低く抑えられるローコスト住宅を手掛けているため、平均年収が低い20代もターゲット層にしています。
国税庁の「民間給与実態統計調査(令和元年分)」によると、20代の平均年収は、20代前半(20歳~24歳)で264万円、20代後半(25歳~29歳)で、369万円となっています。
20代前半といえば、大学を卒業した22歳~23歳でも社会人1年目ですし、24歳でも3年目といったところなので、それほどお給料が高いわけではありません。
もちろん、どこに勤めていて、どのような仕事をしているのかにも左右されますが、給与は20代後半からだんだん高くなっていく傾向にあるようです。
大学時代からお付き合いしている相手がいれば、そろそろ結婚を......というカップルもいるでしょう。
となると、「20代のTama Home」のCMに登場するような、お子さんもいる20代が「家を購入したいと思うタイミング」なのかもしれません。
2.若い世代が検討しやすいタマホームの商品
タマホーム20代の家として宣伝されている商品のなかには、ローコスト住宅を売り出している大手ハウスメーカーならではの注文住宅がたくさんあります。
ここでは、若い世代にとって購入が検討しやすいライナップについて解説していきましょう。
2-1.大安心の家(坪単価目安:35万円〜45万円)
タマホームのベストセラー「大安心の家」は、抑えられるコストを極力抑えた上で、快適に生活できる最新システムを導入しています。
屋根材・外壁材・玄関ドアのデザインやカラーも自分好みに選べます。
2-2.大安心の家 PREMIUM(坪単価目安:45万円〜55万円)
「大安心の家 PREMIUM」は、「最高品質を低価格で」をモットーに、コストは抑えつつも、品質とデザインに重厚感・上質感をプラスしています。
外観のデザインに加え、部屋が広く見える大きな窓もあり、夏や冬も快適に過ごせる設計です。
2-3.木麗な家(坪単価目安:40万円〜45万円)
自由設計の注文住宅をさらに低価格で提供する「木麗な家」は、家族ひとりひとりに合わせた家づくりが楽しめます。
コミュニケーションの中心であるリビングやキッチンは、機能的で使いやすいオール電化にすることも可能です。
2-4.木望の家(坪単価目安:40万円〜80万円)
「木望の家」は、限られた敷地でも快適に過ごせる3階建ての住まいです。
「完全分離型」「共有型」「融合型」など、さまざまな二世帯住宅にも対応可能で、耐震等級2以上の地震に強い家が建てられるほか、1階にガレージや店舗も設置できます。
2-5.GALLERI ART(ガレリアート)(坪単価目安:40万円〜80万円)
「ガレリアート」は、リビングからガレージまでがひとつ屋根の下におさまっている平屋です。
庭に直接つながるウッドデッキや、趣味を楽しむスペースにもできるインナーガレージがガレリアートの魅力になっています。
2-6.グリーンエコの家(坪単価目安:38万円〜)
「グリーンエコの家」は、屋上庭園があり、都会の中でも自然の恵みを満喫できる暮らしを提供します。
庭づくりや家庭菜園を楽しめる一方、冷却・断熱・保温効果も高まるので、省エネに貢献でき、雨天時の防水加工も万全です。
2-7.シフクノいえ
「シフクノいえ」は、「20代のTama Home」として全面的にPRされていて、いくつかのプランから選ぶセミオーダータイプの低価格住宅です。
耐震性や断熱性も高い基準が採用されているため、安心して快適に暮らすことができるでしょう。
3.20代で家を買うメリット・デメリット
タマホーム20代の家は魅力的な広告であるものの、実際に20代で家を建てるのであれば、メリットとデメリットも把握しておかねばなりません。
ここでは、具体的にメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット1:無理のないローン返済が可能
20代で住宅ローンを組めば、長期間のローンを組むことができ、月々の住宅ローン返済額を抑えられます。
頭金をどれだけ用意できるかにもよりますが、「20代のTama Home」でPRされているような価格の低い家なら、少し高めの賃貸家賃と同額程度で、ローンが組めるかもしれません。
メリット2:将来を見据えたライフプランが立つ
家を建て、ローン返済の計画を立てていれば、その後、比較的自由にお金の使い方を決めていけます。
趣味に使うお金や、子育てにどうお金を使っていくのかなども決めやすいでしょう。
ローンを支払い終えたあとは、家を財産にできるので、老後資金の準備も楽になります。
デメリット1:間取りや設備にこだわれない
20代で組めるローンの範囲内で家を建てようと思うと、「大きくて広い」「高機能設備」「自由な間取り設計」などは難しくなってきます。
こだわれば、それだけ価格が上がってしまうため、ある程度は妥協する必要があるでしょう。
デメリット2:人生のトラブルに対する不安が増す
ローンを組んだら、支払いを続けなければなりません。
病気やケガをはじめとする、人生のさまざまなトラブルに対応できるかという問題も出てきます。
雇用が不安定な世の中でもあるので、トラブルに対応できる準備を整えておく必要があるでしょう。
4.静岡県で家を建てるときにおすすめの住宅メーカー
タマホームのほかにも、20代向けのローコスト住宅を展開しているメーカーはたくさんあります。
ここからは、静岡で家を建てたい方におすすめの、ハウスメーカーや工務店をご紹介していきますので、いろいろ比較検討してみてください。
4-1.オレンジハウス
オレンジハウスは、新築・リノベーション・不動産事業など、家に関する多くを手掛けるライフスタイルカンパニーです。
新築では、おしゃれなキューブ型から、木の温もりを感じるアメリカンスタイルまで、さまざまなブランドを取り揃えています。
どんな人にとっても、家は人生そのもの。そんな、大切な場所で、最高の思い出を作っていってほしいと願い、オレンジハウスは住む人の理想をかなえる家づくりを目指しています。
オレンジハウスはこちら!
4-2.ウィングホーム
ウィングホームは快適に住める家を追求し続けた、地元愛にあふれるハウスメーカーです。
家の中にいても、結露やカビ、空気の汚れから、さまざまなアレルギー症状に悩まされている方はすくなくありません。
ウィングホームは、「無添加素材」と「W外断熱」で、きれいな空気のなかで健康的に過ごせる家を提供しているので、お子さんのぜんそくやアレルギーに悩む方にもおすすめです。
ウィングホームはこちら!
4-3.遠鉄ホーム
遠鉄ホームのスタッフはほとんどが地元出身。地元をよく知っているからこそ、住みたい人にぴったりな土地や家を提供できます。
家を建てるときだけでなく、家を建てたあとも、ずっと続くお付き合いで、信頼関係を築いていくという理念があるので、長いお付き合いをという方におすすめです。
住む人の笑顔をつくり、地域の笑顔をつくり、街の笑顔をつくっていきます。
遠鉄ホームはこちら!
4-4.ONE'S HOME
ONE'SHOMEが手掛けるのは、家だけでなく、そこに住まう家族の未来も含めた幸せです。
浜松市・磐田市・袋井市を中心に、安心と満足を提供できるよう、出会いから打ち合わせ、建設から引渡し、アフターフォローまで、とことん親身になって寄り添います。
二階建てや三階建て、平屋や二世帯住宅にも対応しているので、「こんな家にしたい」という希望をどんどん相談してみましょう。
ONE'SHOMEはこちら!
5.まとめ
タマホーム20代の家のCMでは、「20代のTama Home」としてタマホームが売り出している、低価格住宅が多数登場しています。
1,000万円~2,000万円台で家を建てられるのは魅力的ですが、メリットとデメリットを把握した上で、しっかりとした計画を立てておきしょう。
これから長く住んでいく家ですから、保証やアフターサービスもよく確認しておいてください。
また、他社としっかり比較することも大切です。
モデルハウスを見学し、見積もり時に細かいところまで相談して、自身に合っているハウスメーカーを選んでいきましょう。