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盛土とは?「切土」「埋戻し」との違いとメリット、注意点

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盛土とは?「切土」「埋戻し」との違いとメリット、注意点

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盛土とは?「切土」「埋戻し」との違いとメリット、注意点

盛土とは、土を盛って地面を平らにする作業のことです。

傾斜地などに家を建てたいときは、土砂を盛って平らな敷地を造成します。

よく似た言葉で「切土」や「埋戻し」などを耳にしたことがあるかもしれません。

この記事では、盛土・切土・埋戻しの違いを解説するとともに、盛土をするメリットや注意したいポイントについても解説していきます。

傾斜地を宅地製造する際に必要な盛土について詳しく知り、家づくりの選択肢を広げていきましょう。

1.盛土とは

盛土とは宅地造成工事のひとつで、傾斜地を平らにするときに行う作業です。

ここでは、斜めの土地を平らにする作業、「盛土」の種類や特徴についてわかりやすく解説していきます。

「盛土」とは?
  • 宅地造成工事の一つで、土を盛る作業
  • 低い地面に土を盛り、高い地面の高さに合わせて並行にする

盛土はその名の通り土を盛る作業のことで、住宅を建てるために行う地盤作りのひとつです。

斜めになっている場所(傾斜地)に盛土をすれば、住宅向けの平らな地面を作ることができます。

通常、盛土は低い地面に土を盛り、高い地面の高さに合わせて平衡にする作業です

いわば、土地の形質を加工することになるため、安全面や防災面を考えたさまざまな規制や規則があります

たとえば、崖崩れや土砂災害が懸念される地域では、宅地造成工事に関する規制を定めた「宅地造成等規制法」の内容を守らなければいけません。

「宅地造成工事規制区域」に指定されている地域では、一定の基準を超える盛土は都道府県知事の許可が必要です。

また、自治体によって「がけ条例」という規制が課せられているケースもあり、がけ地に住宅を建てる際は、規制に違反していないか確認する必要があります。

盛土の種類・特徴
山砂
  • 山にある粒の荒い土
  • 保水性があり、固まりやすい
  • ポピュラーな盛土
根切り土
  • 根切り(建築物の基礎を作る為の地面を掘る工事)で採取した土
  • 盛土として再利用
再生コンクリート砂
  • 使用済みコンクリートを砕き、補足剤を混ぜて作った再生資源
  • 資源の有効利用という点から注目されている盛土

1-1.盛土の種類

盛土にもいくつか種類があり、盛る材料には以下のようなものがあります。

1-1-1.山砂

山砂とは、その名の通り山にある砂のことで、粒の荒い土です。

河川や海にある細かい砂は水の流れや波で削られているため、角が取れていて丸みがあり、粒も細かく、サラサラとしています。

一方、山砂は角が削れておらず、大きな粒のものもあれば、小さな粒もあるのが特徴です。

保水性があり、固まりやすく、一旦固めると硬い土地を作ることができるため、盛土ではポピュラーな材料です。

1-1-2.根切り土

建築物の基礎を作るために「根切り」という工事を行うのですが、その堀った地面の土を盛土として再利用することがあります。

しかし、ゴミやコンクリートなど不純物が混じっている土では、盛土をしたときに強度が保てません

根切り作業自体は土を取り除くだけのためほとんど場所を選びませんが、盛土に利用できるかどうかは根切りした土地の質に左右されます

1-1-3.再生コンクリート砂

使用済みのコンクリートを砕き、粒の細かさを調整しつつ、補足材を混ぜて作った再生資源が再生コンクリート砂です。

再生コンクリート砂は、資源の有効利用という点で注目を集めている盛土の材料です。

2.盛土と似た用語「切土」「埋戻し」とは

盛土と似た用語「切土」「埋戻し」とは

切土や埋戻しは、盛土と同じ宅地造成工事のひとつです。

家を建てるための土地を作るという面では同じですが、切土や埋戻しは手順や方法が盛土とは異なります。

ここでは、それぞれの特徴や安全面での違いについて解説していきます。

2-1.切土とは

「切土」とは?
  • 斜面を切り取って平らにする作業
  • 高い地面を切り取って、低い地面に合わせて平らにする

切土も盛土と同じく、地面を平らにするのが目的です。

ただし、盛土が土を盛る作業を意味するのに対し、切土は斜面を切り取って平らにします。

傾斜地において、低い地面に土地を盛って高さを合わせて平らにするのが盛土で、高い地面を切り取って低い地面に合わせて平らにするのが切土です

もとからあった地面を使うため、盛土よりも安全性が高いと言われています。

2-2.埋戻しとは

「埋戻し」とは?
  • 一度掘った土をもう一度埋める作業
  • 床堀(構造物を作るための作業)が前提にある
  • 施工基面と建造物の空間に土を入れる作業

埋戻しとは、一度掘った土をもう一度埋める宅地造成です。

これは床掘と呼ばれる、構造物を作るために施工基面から下を掘る作業が前提にあります。

施工基面とは、施工をする土地の高さです。

建造物を築造または撤去するために、さらに下を掘った後、施工基面と建造物の空間に土を入れる作業が埋戻しで、埋戻しを伴う掘削は床掘と呼ばれています。

まとめると以下のようになります。

違いのまとめ
盛土 低い地面に土を盛り、傾斜地を平らにする作業
切土 高い地面を切り取り、傾斜地を平らにする作業
埋戻し 掘った地面に建造物を築造or撤去した後、掘った土を元に戻す作業

3.盛土のメリットと注意点

盛土のメリットと注意点

盛土をすれば、傾斜地でも家を建設できるようになるほか、安全面や防犯面でもメリットがあります。

ここでは、そのメリットと同時に法規制を守り、安全な地盤にするために注意したいポイントを解説していきましょう。

盛土のメリット

①水害対策

②防犯性が高まる

メリット1:水害対策になる

盛土をすれば傾斜地を平らにして住宅を建てられるようになるだけでなく、浸水被害に対する安全性が高まります

たとえば、50cmが基本の高さの地域で50cmの盛土ができれば、1m以下の水位上昇なら影響を受けません。

何十年に一度というレベルの大災害でも起きない限り、ほぼ浸水被害を受ける恐れはなくなるでしょう。

加えて、もともと傾斜地に建設しているため、周囲の土地には勾配があります

雨水や下水の排水がしやすく、台風や大雨でも影響を受けにくいでしょう。

メリット2:防犯性が高まる

住宅を建てるときは、日当たりや通風の良さ、窓の大きさなどが快適な住まいにするポイントになります。

しかし、日当たりを良くしたり、大きな窓を作ったりすると家の周りにいる人の目が気になってしまうかもしれません。

盛土をして家を高くすると通行人の目線よりも高い位置に来るため、家の中を見られたり覗かれたりといった不安が少なくなります

家族を構成するメンバーの年齢や性別によっては、特に配慮してあげたい、防犯性を高めておきたいこともあるかもしれません。

しかし、土地によっては塀などを作れない場所もあります。

そんなときは盛土が良い解決手段になるかもしれません。

周辺環境を見ながら、ハウスメーカーや施工会社と相談してみましょう。

盛土の注意点

①造成前の土地の状態

②法律や条例が遵守されているか

③どのような造成をしたのか確認

注意点1:造成前の土地の状態

造成前、つまり盛土をする前、その土地が元々どのような場所だったかは安全性に関係します。

たとえば、元が池や田んぼの場合、地盤が緩く、地震による崩落や液状化、土砂災害といったリスクが高い土地もあります。

自治体が発行しているハザードマップで液状化リスクを確認し、地盤補強などが必要ないかどうかをチェックしておきましょう。

注意点2:法律や条令が遵守されているか

盛土は、どの傾斜地でも好き勝手に行っていいわけではありません。

国の定める「宅地造成等規制法」や自治体の定めている「がけ条例」などに違反している盛土は、トラブルに巻き込まれるばかりか、がけ崩れや土砂災害といった命を脅かすリスクもあります。

規制区域に関しては自治体の窓口やホームページ、不動産会社などで確認できるため、土地の購入を考えているのであれば事前に確認しておきましょう。

注意点3:どのような造成をしたのかを確認する

盛土は使用した土の種類や高さや勾配角度、地盤の質などで安全性が左右されます

造成済みの土地を購入した後は地盤調査を依頼し、必要な地盤対策がないか確認してください。

不動産会社からどのような造成や補強工事をしたのか確認し、説明を受けて情報を得れば、より安全な家づくりができるでしょう。

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4.まとめ

盛土と聞くと土砂災害につながると不安になるかもしれませんが、適切に処理をされていれば問題がないことがほとんどです。

現に、盛土は目立った傾斜地だけでなく、一般的な土地でも多く実施されています。

大切なのは、適切に処理されているのかを把握しておくこと。

自然災害のリスクを低くする盛土をするために必要なことを知っておき、ハザードマップなどで規制地の情報を得ておきましょう。

その上で、良い土地としっかりとした施工をしてくれるハウスメーカーを選べば、安心して暮らせるマイホームを手に入れられるはずです。

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