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家を建てる費用の最新相場を徹底解説【土地あり・なし・エリア別】

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家を建てる費用の最新相場を徹底解説【土地あり・なし・エリア別】

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家を建てる費用の最新相場を徹底解説【土地あり・なし・エリア別】

「家を建てるのに必要な費用を把握して、自分も建てることができるのか判断したい」

「家を建てる資金を準備するために、費用の内訳や相場を知りたい」

このように、家を建てるのに必要な費用を知りたいと思う人は多いでしょう。

家を建てる費用の相場を知ることで、現在の貯蓄や収入で家を建てることができるのかどうか判断できます。ただし、家の建設費を準備するだけでは家は建たないことに注意が必要です。

家を建てるには、少なくとも次のような費用を準備しなくてはいけません。

  • 家の建設費用
  • 土地の取得費用や整備費用
  • 諸手続きの費用や税金

住宅金融支援機構が実施する「フラット35利用者調査」の最新のデータによると、諸経費以外の費用相場の全国平均は所有する土地がある場合は3,533.6万円、所有する土地がない場合は4,397.3万円です。

全国平均の家を建てる費用

上記はあくまでも全国平均費用のため、家を建てるエリアに応じた費用の内訳ごとの相場を把握することが重要です。

そこで、この記事では家を建てるために必要となる具体的な費用の目安を把握するために必要な、以下の内容をわかりやすく解説します。

  • 家を建てる費用の全国平均
  • エリアごとの家を建てる費用相場
  • 費用内訳と相場
  • 費用別の建てられる家の特徴
  • 家を建てる費用を抑えるポイント

この記事を読むことで、相場をもとに家を建てる際に必要となる費用を把握することができるようになります。その結果、家を建てるのに最適なタイミングを検討したり、無理なく家が建つ資金計画を考えることが可能となるでしょう。

ベストなタイミングで、希望する家を過度な負担なく手に入れるため、この記事をお役立てください。

1.【最新データ】家を建てる費用の相場

【最新データ】家を建てる費用の相場

家を建てるためには、家を建てる費用のほかに諸経費が必要です。

必要な費用は、所有する土地ありの場合と所有する土地なしの場合で、以下のとおり異なります。

家を建てる費用の総額

ここでは、住宅金融支援機構が住宅ローン「フラット35」を実際に利用した人に対して行った最新の調査結果をもとに、次の費用の相場を紹介します。

  • すでに所有している土地に家を建てる場合
  • 土地を購入して家を建てる場合

また、家を建てる際に発生する諸経費の平均的な費用相場も紹介するので、まずは家を建てる費用総額のイメージをつかみましょう。

1-1.所有する土地ありの場合の注文住宅の費用相場

所有する土地ありの場合の注文住宅の費用相場

すでに所有している土地に家を建てる場合、住宅金融支援機構の調査結果に基づく最新のデータによると、注文住宅建設費用の全国平均は3,533.6万円です。

注文住宅の建設費用(全国平均)

3,533.6万円

住宅面積(全国平均)

124.4㎡

1㎡当たりの建設費

28.7万円

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

所有する土地がある場合、土地取得のための費用を建設費に回せます。そのため土地なしの場合に比べて、住宅の建設費用は高めになる傾向です。

なお注文住宅の建設費用は、施工会社や地域・建てたい家によって異なります。費用相場より低い値段でも希望通りの家が建つ場合も多い一方で、全国平均額相当を準備したからといって満足する家が建つとは限らない点に注意が必要です。

1-2.所有する土地なしの場合の注文住宅の費用相場

所有する土地なしの場合の注文住宅の費用相場

土地を購入して家を建てる場合の最新の費用相場は、住宅金融支援機構による最新のデータによると、住宅の建設費用が2,961.2万円・土地取得費用が1,436.1万円合計4,397.3万円です。

建設費用・土地取得費用合計(全国平均)

4,397.3万円

注文住宅の建設費用(全国平均)

2,961.2万円

土地取得費(全国平均)

1,436.1万円

住宅面積(全国平均)

111.1㎡

1㎡当たりの所要資金

40.2万円

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

所有する土地がない場合は、土地の取得に資金を要するため住宅にかけられる費用は少なくならざるを得ません。そのため、住宅金融支援機構による最新のデータにおいても、土地ありの場合と比べて建設費用は572.4万円少なく、住宅面積は13.3㎡減少しています。

土地取得費は地域や土地の形状などによって大きく変動します。「家の建設にお金をかけたい」という場合は、購入するエリアなどを見直すことで土地の取得費を抑えることも検討してください。

1-3.家を建てるために発生する諸経費の相場

家を建てるために発生する諸経費の相場

家を建てる場合には、家の建設費用や土地の取得費用以外に諸費用がかなりの額かかります

注文住宅を建てる際に発生する諸経費の相場は、土地・建物の総額の10〜15%程度です。

例えば建設費用が3,500万円かかる場合、諸経費として350万円程度は見込んでおく必要があります。

代表的な諸経費は、次のとおりです。

家にかかる諸経費例

設計料

建設費の10~15%

ガスや上下水道の引き込み工事費

30~50万円

門扉や塀・駐車場などの工事費

200万円程度

土地にかかる諸経費例

仲介手数料

物件価格 × 3% + 6万円

地盤調査費

5万円程度

地盤改良費 ※地盤が軟弱な場合のみ

100万円程度

その他の諸経費例

不動産取得税

3万~10万円

登録免許税

土地価格の1.5%

司法書士の報酬

20万円程度

上記の諸経費は、業者の料金設定や土地の状態などに応じて不要な場合もあります。

例えば門扉や塀・駐車場などの工事費は、施工会社によっては家の建設費に含む場合もあるため、確認が必要です。

家を建てるとなると、家の建設費や土地の取得費用にばかり目が行ってしまいがちですが、諸経費を甘く見ると想定外に資金が不足するということにも。しっかり諸経費も含めて考えましょう。

2.都道府県別の家を建てる費用相場一覧

都道府県別の家を建てる費用相場一覧

ここまで全国平均を見てきましたが、家を建てる費用相場はエリアによって異なります

全国平均でざっくりと費用総額のイメージをつかんだら、今度は自分が家を建てる予定の地域の費用相場を確認し、具体的な費用感をつかんでいきましょう。

ここでは、

  • 47都道府県別の費用相場
  • 三大都市圏の費用相場

を紹介します。

どこに家を建てるか決まっている場合は47都道府県別を、おおよそのエリアのみ決まっている場合は三大都市圏を参考にしてみてくださいね。

2-1.土地ありの注文住宅の場合

所有する土地に家を建てる場合の注文住宅にかかる建設費用の47都道府県別と三大都市圏の費用相場は、次のとおりです。

①47都道府県別の費用相場

住宅金融支援機構の調査データに基づく、最新の47都道府県別費用相場は、以下のとおりです。

都道府県名

建設費用(万円)

北海道

3,485.2

青森県

3,317.1

岩手県

3,251.9

宮城県

3,385.9

秋田県

3,062.1

山形県

3,274.4

福島県

3,578.9

茨城県

3,350.2

栃木県

3,221.6

群馬県

3,222.9

埼玉県

3,604.3

千葉県

3,527.7

東京都

4,135.7

神奈川県

3,898.5

新潟県

3,419.0

富山県

3,461.0

石川県

3,371.0

福井県

3,223.0

山梨県

3,154.1

長野県

3,491.7

岐阜県

3,476.4

静岡県

3,633.7

愛知県

3,704.3

三重県

3,336.7

滋賀県

3,585.1

京都府

3,535.4

大阪府

3,892.5

兵庫県

3,743.4

奈良県

3,687.8

和歌山県

3,552.3

鳥取県

2,607.3

島根県

3,477.7

岡山県

3,750.6

広島県

3,460.4

山口県

3,394.4

徳島県

3,409.0

香川県

3,317.1

愛媛県

3,232.8

高知県

3,160.5

福岡県

3,504.1

佐賀県

3,326.7

長崎県

3,043.5

熊本県

3,389.9

大分県

3,556.1

宮崎県

3,104.7

鹿児島県

3,012.7

沖縄県

3,602.8

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

なお、建設費用が高い都道府県の上位3ヶ所は、以下のとおりです。

家の建設費相場が高い都道府県

1位

東京都  4,135.7万円

2位

神奈川県 3,898.5万円

3位

大阪府  3,892.5万円

家の建設費は、基本的に「払える額を払う」というイメージです。相場が高いからといって、その金額を準備しなければ家を建てられないというものではありません。建築費の相場は参考程度にとどめて、建てたい家のイメージに合わせた費用を準備するとよいでしょう。

②三大都市圏の費用相場

エリアごとの注文住宅の建設費用にかかる最新の相場は、次のような調査結果となっています。

都市圏名

建設費用(万円)

三大都市圏平均

3,738.4

首都圏

3,808.5

近畿圏

3,740.2

東海圏

3,604.3

その他地域

3,354.6

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

都道府県別の建設費用相場が1位の東京都と2位の神奈川県が含まれる首都圏がもっとも高額になっており、その他地域と比較して約450万円高いという結果です。首都圏に家を建てる際は、予算に余裕を持つ必要があると考えておくとよいでしょう。

2-2.土地なしの注文住宅の場

土地を取得して注文住宅を建てる場合の、家の建設費用と土地取得費用に関する47都道府県別と三大都市圏の費用相場は次のとおりです。

①47都道府県別の費用相場

住宅金融支援機構の調査データに基づく、最新の47都道府県別の費用相場は以下のとおりです。

都道府県名

建設費用(万円)

土地取得費(万円)

北海道

3,120.9

886.9

青森県

3,092.5

613.1

岩手県

2,870.9

767.0

宮城県

2,986.6

1,176.5

秋田県

2,779.7

581.1

山形県

2,899.9

760.1

福島県

3,024.1

914.3

茨城県

3,137.9

846.1

栃木県

3,115.7

821.6

群馬県

2,920.4

781.7

埼玉県

2,987.2

1,721.4

千葉県

3,009.3

1,423.1

東京都

2,648.0

3,462.0

神奈川県

2,812.9

2,357.0

新潟県

2,870.4

798.4

富山県

3,131.4

764.5

石川県

2,924.6

1,006.3

福井県

2,872.3

809.1

山梨県

2,830.0

783.1

長野県

3,005.9

875.0

岐阜県

3,042.5

827.6

静岡県

3,122.5

1,185.2

愛知県

3,144.9

1,689.3

三重県

3,086.3

905.1

滋賀県

2,971.8

1,099.2

京都府

2,851.4

1,614.9

大阪府

2,743.0

1,995.2

兵庫県

3,023.9

1,548.0

奈良県

2,992.7

1,299.7

和歌山県

3,041.0

886.9

鳥取県

2,663.2

639.6

島根県

2,971.1

911.9

岡山県

3,139.2

1,024.7

広島県

3,049.5

1,282.7

山口県

3,107.3

836.1

徳島県

2,926.2

904.6

香川県

2,915.9

808.5

愛媛県

2,966.4

1,009.1

高知県

2,883.8

962.3

福岡県

3,141.2

1,198.6

佐賀県

2,944.3

768.1

長崎県

2,951.6

891.2

熊本県

3,103.6

930.7

大分県

3,126.1

920.3

宮崎県

2,895.0

878.7

鹿児島県

2,769.7

800.7

沖縄県

3,096.7

1,549.4

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

所有する土地なしで家を建てる場合の費用相場が高い都道府県は、以下のとおりです。

家の建設費相場が高い都道府県

1位

愛知県  3,144.9万円

2位

福岡県  3,141.2万円

3位

岡山県  3,139.2万円

土地の取得費相場が高い都道府県

1位

東京都  3,462.0万円

2位

神奈川県 2,357.0万円

3位

大阪府  1,995.2万円

一般的に土地の取得費が高い地域は、家の建設費用が抑えられる傾向にあります。家の建設に多くの資金を回したい場合、土地の取得費が低い地域に家を建てるという選択肢もあります。

②三大都市圏の費用相場

エリアごとの注文住宅の建設費用にかかる最新の相場は、次のような調査結果となっています。

都市圏名

建設費用(万円)

土地取得費(万円)

三大都市圏平均

2,910.0

1,903.6

首都圏

2,851.8

2,310.2

近畿圏

2,884.4

1,655.3

東海圏

3,112.2

1,300.0

その他地域

3,016.3

932.9

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

家の建設費用は都市圏間で最大260万円程度しか差がないのに対し、土地取得費は最大1,377万円の差があります。土地なしで家を建てる際は、土地取得費が予算を左右すると言えるでしょう。

3.家を建てる場合にかかる費用をシミュレーション

家を建てる場合にかかる費用をシミュレーション

「希望する家を建てる場合、総額はいくらになるのだろう?」

内訳はわかったけれど、とにかく総額をパッと把握したい、とお考えではないでしょうか。

そこで、ここでは所有する土地ありの場合と土地なしの場合に分けて、物件価格に応じた総額の目安早見表をご紹介します。

「気になる物件を見つけたけれど、この家を建てるには結局いくら必要なんだろう?」と思った際の参考としてご活用ください。

3-1.土地ありの注文住宅の場合

所有する土地がある場合に注文住宅を建てると、家の建設費用とは別に次のような費用がかかります。

家にかかる諸経費例

設計料

建設費の10~15%

ガスや上下水道の引き込み工事費

30~50万円

その他の諸経費例

不動産取得税

建物:(評価額-1,200万円)×3%

建物の所有権保存登記費用

新築建物評価額×0.4%(軽減税率は0.10~0.15%)

司法書士の報酬

20万円程度

上記の諸経費を加算すると、家の建設費用ごとの総費用目安は以下のとおりです。

家の建設費用

総費用の目安

1,000万円

1,150万円

2,000万円

2,250万円

3,000万円

3,360万円

4,000万円

4,480万円

5,000万円

5,590万円

6,000万円

6,710万円

7,000万円

7,820万円

※設計料を建設費の10%、ガスや上下水道の引き込み工事費を30万円、不動産取得税を(建設費用×50%-1,200万円)×3%、所有権保存登記費用を(建設費用×50%)×0.15%で算出

※10万円未満四捨五入

※土地なしの場合でも所有権保存登記費用の算出は必要

諸経費は少なくても100万円以上、多い場合は1,000万円近くもかかります。予算を検討する際は、計上漏れの無いようにしましょう。

3-2.土地なしの注文住宅の場合

土地を取得し注文住宅を建てる場合、以下のような費用がかかります。

家にかかる諸経費例

設計料

建設費の10~15%

ガスや上下水道の引き込み工事費

30~50万円

土地にかかる諸経費例

仲介手数料

物件価格 × 3% + 6万円

地盤調査費

5万円程度

その他の諸経費例

不動産取得税

土地:評価額×1/2×3%

建物:(評価額-1,200万円)×3%

登録免許税

土地:評価額×2%

建物:新築建物評価額×0.4%(軽減税率は0.10~0.15%)

司法書士の報酬

20万円程度

上記の諸経費を加算すると、家の建設費用ごとの総費用目安は以下のとおりです。

家の建設費用

総費用の目安(家建設部分)

1,000万円

1,150万円

2,000万円

2,250万円

3,000万円

3,360万円

4,000万円

4,480万円

5,000万円

5,590万円

6,000万円

6,710万円

7,000万円

7,820万円

※設計料を建設費の10%、ガスや上下水道の引き込み工事費を30万円、不動産取得税を(建設費用×50%-1,200万円)×3%で算出

※10万円未満四捨五入

また、土地の取得費にかかる総費用の目安は次のとおりです。

土地の取得費用

総費用の目安(土地取得部分)

1,000万円

1,070万円

2,000万円

2,120万円

3,000万円

3,170万円

4,000万円

4,230万円

5,000万円

5,280万円

6,000万円

6,340万円

7,000万円

7,390万円

※不動産取得税を(土地の取得費×70%)×1/2×3%、登録免許税を(土地の取得費×70%)×2%で計算

※10万円未満四捨五入

家の建築費用に応じた総費用と土地の取得費に応じた総費用をプラスした額が、土地を取得して家を建てる場合の総費用の目安となります。

土地を購入する場合、土地の費用と家の建設費用のどちらにも諸経費が加わります。諸経費だけで、少なくても200万円以上、多い場合は1,000万円を超える場合もある大きな出費です。後から「払えない!」ということにならないよう、予算を決めるときは、必ず諸経費も含めて考えてください。

4.【費用別】建てられる家の特徴

【費用別】建てられる家の特徴

「建設費2,000万円台の家と言われても、どのような特徴があるのかわからない」

そうお悩みではありませんか?

家を建てる金額だけ眺めていても、実際に建つ家のイメージはしづらいものです。

そこで、ここでは家を建てるときの予算別に、どのような特徴の家が建つのかを解説します。

「この価格帯なら、こういう家が建つんだな」というイメージをつかむための参考にしてくださいね。

4-1.【家の特徴】1,000万円台

1,000万円台の家の特徴

いわゆるローコスト住宅と言われる価格重視の家が、予算1,000万円台で建つ家です。

特徴

  • 間取りはシンプルで部屋数少なめ
  • 建物・屋根の形状もシンプルな総2階建て
  • 水回りはまとめて配置
  • 内装・設備のグレードは低め

メリット

  • 費用を抑えてマイホームを手に入れられる

デメリット

  • 断熱性能や内装・間取りなどには妥協が必要

家には極力費用をかけたくないという場合や、内装材や間取りにこだわりがない場合などは、1,000万円台の家も選択肢の1つとなるでしょう。ただし床面積は100㎡未満のコンパクトな広さになるでしょう。

4-2.【家の特徴】2,000万円台

2,000万円台の家の特徴

1,000万円台の家をベースにワンポイントこだわりを足せるのが、2,000万円台で建てる家です。

特徴

  • 1,000万円台と比較して気密性や断熱性能が向上する
  • 部分的に内装によい素材を使う・お風呂だけグレードの高い設備にする・外壁だけ上質な材質に買えるなど、部分的なグレードアップが可能

メリット

  • 価格を抑えながら、注文住宅ならではのこだわりを一部盛り込める

デメリット

  • グレードアップをする範囲が広がると、すぐに予算オーバーしがち

家にかける費用は抑えたいけれど1~2ヶ所だけこだわりたいという場合は、2,000万円台の家が視野に入ってきます。ただし2,000万円台の予算内に納めるためには、こだわる箇所を最低限に抑える必要があるでしょう。

4-3.【家の特徴】3,000万円台

3,000万円台の家の特徴

家の建設費用の全国平均(3,533.6万円)と同じ価格帯が、予算3,000万円台です。平均的なグレードの建材を使って程よくこだわりを実現できる家を建てられます。

特徴

  • 間取りを好みに合わせられる
  • 多少の凹凸がある建物の形状にすることも可能
  • 水回りの配置も制約がなくなる
  • ただし、内装材や設備のすべてにこだわることは難しい

メリット

  • 間取りや水回りなどの制約がなくなり、注文住宅らしい自由な家づくりを楽しめる

デメリット

  • 内装や設備すべてをグレードアップすることは難しいため、コストカットする場所とお金をかける場所のメリハリをつける必要がある

3,000万円台では床面積100㎡以上の家も建てやすくなります。広々とした家が希望の場合は、3,000万円以上で検討するとよいでしょう。

4-4.【家の特徴】4,000万円台

4,000万円台の家の特徴

中庭を作る・床を大理石にするなど、費用のかかるこだわりを実現できるのが予算4,000万円台です。100㎡を超える床面積の広い家を建てたい場合におすすめの予算と言えます。

特徴

  • 中庭を配したコの字型など、費用がかかる形状の家を建てられる
  • 内装材や設備のほとんどにこだわることが可能

メリット

  • コストカットを意識せずに家を建てられる

デメリット

  • 土地取得費用が必要な場合などは、費用の負担が大きくなる

4,000万円台なら、床面積100㎡超えの家も余裕を持って建てられます。開放感のあるスペースにゆとりのある住空間を作りたいなら、4,000万円台以上がおすすめです。

5.家を建てる費用を抑える3つのポイント

家を建てる費用を抑える3つのポイント

家の建築費用に土地の取得費や諸経費まで、家を建てるには費用がかかります。

「理想の家づくりはしたいけれど、費用は抑えたいよね」

そう思う人は多いでしょう。

家を建てる費用を抑えるために着目したい主なポイントとして、次のようなものがあります。

  • 家の構造
  • 業者選び
  • 土地の取得費用

「このポイントなら、そこまでこだわりがないよ」という点があれば、ぜひコストカットに挑戦してみてください。譲れないこだわりは採用し、抵抗なく妥協できる部分は妥協するというメリハリをつけることで、満足感を損なわず費用を抑えることができますよ。

5-1.家の構造を工夫する

家の構造は、実はコストカット効果がもっとも高い部分です。

具体的には、次のようなポイントがあります。

家の形状

  • 凹凸のない形状にする

→外壁材の費用を減らせる

屋根の形状

  • シンプルな形状(片流れ・切妻)にする

→施工費や材料費を抑えられる

間取り

  • 部屋数を増やさず、各部屋をシンプルな凹凸のない形にする

→壁の材料や扉などの建具にかかる費用を減らせる

床面積

  • 床面積を必要以上に広くしない

→床などの材料費が減らせる

水回り

  • 一ヶ所にまとめた配置にする

→配管工事費用を最小限に抑えられる

  • 数を減らしたり、サイズを小さめにしたりする

→窓の材料代や施工費を抑えられる

バルコニー

  • 奥行を90㎝程度までにする

→補強工事費を抑えられる

門扉・塀

  • 設けない

→工事費・材料費をカットできる

どれくらい費用を抑えたいのかに応じて、1つ~複数取り入れてみるとよいでしょう。

5-2.複数の見積もりを取って業者を選ぶ

家を建てる費用は業者によって大きく異なります

そこで行いたいのが、複数社から見積もりを取って費用内訳や提案内容を比較することです。

見積もりを取る際は、次のことに注意しましょう。

見積もりを複数取る際に押さえたいポイント

  • 3社以上から見積もりを取る
  • 含まれる内訳は業者によって異なるので、総額だけで比較せず、内訳ごとに価格を比較する
  • 工法や仕様・提案内容を比較し、自分に必要なオプションを具体的に検討し取捨選択する

「CMで見かけたから」という理由だけで大手メーカーを選ぶと、思った以上に費用がかさみがちです。原則として広告を多く出しているメーカーは、広告宣伝費の一部が建築費用に上乗せされているもの。

見積もりの内訳を確認して業者を選ぶことで、無駄なコストを省きながら後悔しない家づくりが可能になるでしょう。

5-3.土地の取得費用を抑える

土地の取得費用は三大都市圏の費用相場比較でも最大1,377万円の差が出るほど、費用総額を左右する要素。費用を抑えたい場合は、土地の取得費の見直しも検討したいところです。

土地の取得費用を抑えるポイントとして、次のようなものがあります。

土地の取得費用を抑えるポイント

郊外の土地を選ぶ

  • 都心部から離れるほど、原則として価格は下がる傾向にある
  • 駅1つ離れるだけでも変わる場合があるため、場所にこだわりがなければ比較してみるのがおすすめ

人気エリアを避ける

  • 駅に近接している所・高級住宅街のイメージがある地域・人気のエリアなどを避けると費用は抑えらる

不整形地や方角が人気のない土地を検討する

  • 台形や三角形・L字型など正方形や長方形以外の土地や傾斜地などは価格が抑えられる
  • ただし土地の状態によっては購入後の土地整備費に多額の費用を要するため注意が必要

「この住所に住みたい」という強いこだわりがない場合は、上記の条件を踏まえて近隣の土地と比較してみると費用が抑えられる可能性があります。

6.家を建てる費用を考える場合の注意点

家を建てる費用を考える場合の注意点

家を建てる費用を考えるとなると、ローンや頭金をどうするかを検討する必要があります。

特に、頭金は準備したほうがよいのか、ローンの借入可能額をいつまでに確認すればよいのか、気になる人は多いでしょう。

そこで、ここでは、

  • 頭金の必要性
  • ローン借入可能額を確認するタイミング

について解説します。

6-1.頭金の相場は家を建てる費用の1~2割弱程度

一般的に頭金は、家を建てる総費用の1~2割程度を準備する人が多い状況です。

実際に家を購入した人に対する住宅金融支援機構の調査に基づく最新データにおいても、頭金の全国平均は家を建てる費用の約10~17%です。

所有する土地あり

所有する土地なし

頭金

617.7万円

440.5万円

家を建てる費用

3,533.6万円

4,397.3万円(土地取得費含む)

費用に占める頭金の割合

17.5%

10.0%

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

もちろん頭金なしで家を建てることは可能ですが、頭金を準備することで次のようなメリットがあります。

頭金を準備するメリット

住宅ローンの総借入額が減ることによって、

  • 審査に通りやすくなる
  • 返済期間が短くなったり、月々の返済額が少なくなったりする
  • ローン借り入れに伴う利息の支払い額が抑えられる

メリットの多い頭金ですが、貯蓄の全額を頭金に回すのは「もしものとき」の備えができずリスクがあります。以下のような必要資金を確保して、残った額だけを頭金に回しましょう。

確保しておきたい必要資金の一例

  • 家を建てる際に現金で支払う必要のある諸費用
  • 病気やけがに備えるための費用
  • 車検や子どもの教育費用など、近い将来に必要なまとまった費用

「頭金=貯蓄額-必要経費」であることを踏まえたうえで、可能な限り頭金を準備するのがおすすめです。

6-2.ローン借入可能額は、最初に確認するのが正解

「住宅展示場にも行った、業者も決めた、建てる家のイメージも決まった、あとはローンの審査だけ!」というタイミングでローン審査に通らなかったら、家の建設は振り出しに戻ってしまいます。

そうならないためにも、ローン借入可能額の確認は、どんな家を建てるのか検討を始める前に済ませておきましょう。借入可能な上限額と現在の年収でも無理なく返済できる額を確認し、実現可能な予算の範囲内で建てられる家を検討することで、後になって「実は費用が足りなかった」と後悔しなくて済みます。

無理のない資金計画を立て、調達できる資金に合わせて家づくりを検討することで、最短距離で納得できる家を建てることが可能になります。

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7.まとめ

家を建てる費用の全国平均は、次のとおり約3,500~4,000万円です。

家を建てる費用の全国平均

エリアによって家を建てる費用相場は異なり、首都圏は他の都市圏と比べて、土地取得費・家の建設費ともに高額になる傾向となっています。

家を建てる費用の総額は、家を建てる費用と諸経費の合計です。諸経費には設計料や税金・登記費用などがあり、概ね物件価格の1~2割程度の金額が必要となります。

家を建てる費用を抑えるポイントは、次のとおりです。

家を建てる費用を抑えるポイント

無理のない資金計画で最適なタイミングに家を建てるために、当記事の内容を参考にして頂けると幸いです。

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