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注文住宅の注意点を徹底解説!失敗しないために知っておくべきこと

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注文住宅の注意点を徹底解説!失敗しないために知っておくべきこと

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注文住宅の注意点を徹底解説!失敗しないために知っておくべきこと

「注文住宅を建てようと思うけど、どんなことに注意したら良いのかな?」

「一生に一度のマイホームは絶対に失敗したくない。注意点が知りたい!」

そう思っていませんか?注文住宅を建てる際の注意点は、大きく5つあり、

  • 土地選びに妥協しない
  • 住宅性能にこだわる
  • 先を見据えた間取りの作成
  • 返せる額でローンを組む
  • アフターサービスやランニングコストの確認

という点です。

さらに家づくりが進んでいくと、その段階ごとに押さえておくべき注意点があります。家づくりを具体的に進めていく前にこれらの注意点を把握し準備しておくことで、建ててから「こんなはずじゃなかったのに」という後悔を避けることができます。

そこでこの記事では注文住宅を建てる流れに沿って、具体的な注意点を徹底解説していきます。

【この記事のポイント】
  • 注文住宅を建てる際の全体の注意点が分かる
  • 注文住宅を建てる際の流れに沿った細かい注意点が分かる
  • 注文住宅に失敗しないコツが分かる

この記事を最後までお読みになれば、注文住宅を検討している人はもちろん、注文住宅の設計を始めたばかりの人も、「失敗しない家づくり」を進めることができます。

この記事があなたの注文住宅での家づくりのお役に立てれば幸いです。

1.失敗しないための注文住宅の注意点一覧

注文住宅を建てる際の注意点一覧

一生に一度のマイホーム、せっかく注文住宅を建てるなら誰もが失敗はしたくありませんよね。注文住宅を建てるには、知っておかなければならない注意点があります。失敗しないためには、最初に注意点をしっかり把握しておくことが大切です。

ですが、注文住宅を建てる際の注意点は1つや2つではありません。なぜなら、注文住宅を建てるまでにはさまざまな段階を踏んでいくため、その都度注意点が発生してくるからです。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点

このように、注文住宅を建てる際には住宅の情報収集から引き渡しまで主に7つのSTEPがあり、それぞれの段階で注意点が異なります

一生に一度のマイホームに失敗しないためには、これらの注意点をしっかり理解し、実践することが大切です。

次の章からそれぞれに注意点について、さらに詳しく説明していきますので各項目をしっかり読み、後悔しない家づくりに役立ててください。

注文住宅を建てる流れについてさらに詳しく知りたい方は、情報収集から引き渡しまでの流れを詳しく解説している「注文住宅を建てる流れ|7つのステップと支払い費用についての注意点」の記事をチェックしてみてくださいね。

2.【注文住宅の注意点①】イメージが曖昧なまま進めない

2.【注文住宅の注意点①】イメージが曖昧なまま進めない

ここからは、先ほどお伝えした注文住宅を建てる際の7STEPごとの注意点について、STEPごとに詳しく説明していきます。どのSTEPの注意点もとても大切なことなので、ぜひあなたの家づくりの参考にしてくださいね。

それでは、最初にお話するのは、イメージを固める際の注意点です。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_①イメージが曖昧なまま進めない

一番最初の段階での注意点は、

イメージを曖昧なまま進めない

ということです。

なぜなら、自分好みに設計できる注文住宅の家づくりにおいて、自分たちが実現したい理想の軸をブレずに持っておくことが最も重要なことだからです。

もしイメージが曖昧なまま家づくりを進めてしまうと

  • 予算を把握しないまま間取りを組んだら予算が足りず一からやり直し
  • 家族の好みを統一しないまま内装選びを始めたら意見の相違で喧嘩になった
  • 家づくりのどの段階でも時間がかかり、当初の予定より完成が大幅に延びた

といった事態を招いてしまいます。イメージが曖昧なままの家づくりは、「一歩進んで二歩戻る」というくらい効率が悪いことなのです。

では、固めておくべきイメージとは何かと言うと、

  • どんなテイストの家にしたいか
  • その家でどんな暮らしがしたいか
  • 家族の将来設計
  • どのくらいの予算を準備できるのか

という点です。もう少し具体的に言うと、

  • 新婚で夫婦2人暮らしだが将来は子ども2人を予定していて休日は広い庭でBBQを楽しみたい

という人なら、少なくとも3LDK以上の庭付き一戸建てを検討すべきです。

  • まだ若くて貯金があまりなく親からの援助も期待できないため、予算は2,000万円

という人なら、郊外で小さめの土地を探す必要があるでしょう。

このように、目指すゴールが違えば家づくりの道筋も変わってくるので、最初にしっかりとしたイメージを固めておく必要があるのです。

そして、イメージ固めに具体的にどのくらいの時間をかければ良いのかと言うと、数週間から数年まで人によって違います

もともと情報収集をしていた場合は数週間程度、情報収集をそこまでしていなくても家族の趣向や考えが同じであれば1ヶ月ほどでイメージを固められるでしょう。

難しいのが、今まで情報収集をしていなくて家族の意見も違う場合です。長い人だと1年以上もイメージ固めに費やす場合がありますが、それは無駄な時間ではありません。何となく進めるよりは、何年でも時間をかけてイメージを固めることが大切です。

<注文住宅の間取りや外観の情報収集は1つに頼り切らない>

「どんな家にしようかな」とイメージ固めのために情報収集を始めている人も多いのではないでしょうか。情報収集を早い時期からスタートするのは、失敗しない家づくりのためにとても良いことです。


注意しなければならないのが、情報収集のツールは1つに頼り切らないということです。そして、必ず展示場や完成内覧会で実物を確認するようにしましょう。


おすすめの情報収集ツールは


  • インターネット
  • SNS
  • 雑誌
  • モデルルーム
  • 完成内覧会
  • テレビの住宅番組
  • 地域のフリーペーパー

などです。特に最近はSNSで自分の家づくりの過程や実際に住んでみてからの使用感などを発信している人が多くいます。リアルな声はとても参考になりますので、おすすめです。


インターネットや雑誌で気に入ったものがあれば、その都度保存して後で見返せるようにしておくことも必要です。保存しておけば、自分や家族のためになるだけではなく、住宅会社の担当社にも画像を見せることができるので、曖昧になりがちなイメージを的確に伝えることができるからです。


情報ツールは多ければ多いほど、そして情報量も多ければ多いほど、あなたの選択肢が広がります。たくさんの選択肢があればそれだけ良い選択ができる確率が高まるということですから、積極的にたくさんのツールを使いこなして情報を集めていきましょう。

3.【注文住宅の注意点②】土地探しは現地確認が必須

3.【注文住宅の注意点②】土地探しは現地確認が必須

次に、注文住宅の土地探しでの注意点を説明していきましょう。すでに土地がある人は、次の「【注文住宅の注意点③】複数の業者を比較して選ぶ」に進んでくださいね。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_②土地探しは現地確認が必須

注文住宅の家づくりにおいて、土地探しはとても大事なポイントです。なぜなら、家は建て替えられても土地は変えられないからです。

仮に、住んでから家の中で気に入らない部分があっても、模様替えやプチリフォームで対応できることも多いものです。しかし、住んでいる場所は模様替えもリフォームもできません。次に引っ越すまでその場所に住むしかないのです。

土地選びに失敗する例としては

  • 図面で見るより、四方の建物の影響で圧迫感があった
  • 空き家が多く活気のない地域だった
  • 街灯が少なくて夜になると真っ暗。塾帰りの子どもがいつも心配。
  • 昔からの住宅地で住民たちの長年の強固な絆が強く馴染めない
  • 想像以上に道路や踏切の音がうるさい
  • 住んでから数年後に隣の空き地に高い建物が建って日当たりが悪くなった

という点が考えられます。これらはすべて、土地選びの際に現地に行っていれば分かることがほとんどです。

だからこそ、土地選びの際は、面倒でも必ず現地に行って周辺の環境を確認しましょう。土地選びに失敗しないための現地での確認ポイントは、

  • 周辺の道路や線路、学校、商業施設などからの騒音はないか
  • 悪臭はないか
  • 街灯の数は十分か
  • 時間帯による日当たり
  • スーパーやコンビニとの距離
  • バス停、駅との距離など交通の利便性

という点です。

これらの観点のほかに、地域の雰囲気についても知っておくべきですが、土地を見に行っただけでその情報を得ることは難しいでしょう。可能であれば、隣の家の人にご挨拶がてら

「この土地が気になっているものですが、治安や住み心地はどうですか?」

などと聞いてみるのもおすすめです。

「気になった土地すべてを見に行くのは時間がかかりそう......」と面倒に感じる人も多いかもしれません。ですが、土地探しは時間がかかるものです。そもそも良い土地との出会いはご縁だとも言われていて、すぐに希望の土地が見つかる人もいれば、3年も探し続けている人もいます。

土地探しに焦りは禁物です。時間をかけて希望の土地を探し、気になった場所は実際に出向いて現地を確認するのを怠らないようにしましょう。

注文住宅の土地探しについてもっと詳しく知りたい人は、土地探しの方法や注意点について解説している「注文住宅の土地探し|いつ・どんな方法で探す?便利なチェックシート付き」の記事をぜひチェックしてください。

4.【注文住宅の注意点③】要望はすべて伝えきる

4.【注文住宅の注意点③】要望はすべて伝えきる

複数の業者を比較して選ぶ段階では、これから家づくりを任せる信頼できる業者を見つけることが重要です。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_③要望はすべて伝えきる

業者選びに失敗しないためには、あなたや家族の要望やこだわり、不安な点を全て伝え切ることが大切です。

もしこだわりを伝えきれなかったり、業者によって伝えることが違っていたりすると、提案されたプランを比較することができないので注意しましょう。最適な条件で業者を比較することができなければ、業者選びに失敗してしまう可能性が高くなります。

あなたや家族の要望を伝えきれない場合の問題点について、具体的な状況を想定しながら説明していきましょう。

【ケース1:自分の夢をありのまま伝えるのが恥ずかしい】

「この辺にはあまりないヨーロピアンテイストのデザインで、広いリビングにアイランドキッチンを設置するのが夢。でも自分には見合わないような気がして、少し恥ずかしくなって伝えられなかった」

まず、思い描いた注文住宅を建てるには、「どんな家にしたいか」という具体的なイメージを伝えることは必須です。伝えなければ理想の家が建つことはありません。

ケース1の場合は、「恥ずかしい」と感じる理由に課題がありそうです。物おじしてしまうのは、住宅会社の雰囲気や担当者との相性が悪いのかもしれません。

ほかの担当者や住宅会社の人とも話してみて、もし「この人になら自分の考えをスラスラと話せる!」という住宅会社や担当者を見つけたら、その人があなたの家づくりのパートナーとして最適である可能性が高いでしょう。

【ケース2:伝える内容や伝える人が同じではない】

「注文住宅の建設を3社で検討中。A社では雑談を交えて『こんな家にしたい!』という思いをぶつけられたが、第一候補の B社の担当者は時間がなく要望の半分くらいしか伝えられていない。C社には自分ではなく妻が行ったので、本当に要望を伝えられたかどうか......」

ケース2の場合は、比較したい業者には全て同じ内容を伝えましょう。業者によって伝えていることに差が出ると、正確な判断ができません。

さらに、業者選びは同じ人が行くようにしましょう。可能な限り、夫婦や家族で行くことがおすすめです。誰かにお願いしてしまうのは業者選びに失敗してしまう原因です。

これらの事例のように、自分と家族の要望をしっかり伝えて正しく比較することが、業者選びでは重要なポイントになることを覚えておきましょう。

注文住宅の業者選びをしている人の中には、ハウスメーカーと工務店のどちらに依頼しようか迷っている人も多いでしょう。ハウスメーカーと工務店の違いを知りたい人は、「工務店とハウスメーカーの違い|徹底比較しどっちがおすすめか解説」について書かれたこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

すでに注文住宅をハウスメーカーに依頼することを決めていて、どのハウスメーカーにしようか悩んでいる人は、主力ハウスメーカー18社の特徴を比較している「【最新】ハウスメーカー18社を比較|比較基準と失敗しないポイント」について書かれたこちらの記事を参考にしてみてください。

5.【注文住宅の注意点④】プランは将来を見据えて作成する

5.【注文住宅の注意点④】プランは将来を見据えて作成する

注文住宅を建てる流れのうち、具体的なプランを作成する段階は、家づくりの中でも施主と住宅会社が一番密に関わり、時間をかけて進める段階です。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_④プランは将来を見据えて作成する

プランとは、注文住宅の間取りのことです。プランの作成に失敗するとせっかくのマイホームが住みにくい場所になってしまいます。

そこで、注文住宅のプラン作成に失敗しないために知っておくべき注意点は、

将来を見据えたプラン作成をする

ということです。具体的にどういうことかというと、これから何十年と住んでいくうちに変化する家族構成やライフスタイルを見据えたプラン作成が大事だということです。

もう少し具体的にイメージできるように、「今」だけにこだわってプランを作成してしまった例を想定して説明していきましょう。

【ケース1:注文住宅の新築における子ども部屋設計(子どもが中高生) 】

  • 家族構成

夫55歳

妻54歳

子ども(男)16歳

子ども(女)15歳


  • 「今」を楽しみたいプラン

マイホーム二軒目を注文住宅で建設予定。子どもが中学生と高校生なので子ども部屋は2つ、あとはリビングと夫婦の寝室と夫の書斎をプランニングしている。

ケース1の場合は、子ども部屋を減らすか夫の書斎を減らしましょう。子どもが15歳と16歳ということで、あと4〜5年後にはひとり立ちする可能性がある年齢です。そのため、あえて2つも部屋を設ける必要はないかもしれません。

ただ、男の子と女の子だということや思春期であることから、プライバシーの保護は必要です。少し広めの部屋を一つ設けて可動性の仕切りをつけるのがおすすめです。

【ケース2:子どもを最優先した間取り設計 】

  • 家族構成

夫40歳

妻38歳

子ども(男)4歳


  • 「今」を楽しみたいプラン

4歳の男の子は、人一倍活発で身体を動かすことが大好き。幼稚園ではかけっこ、サッカーが好きで、いつもリーダーシップをとっている。そこで天気が悪く外で遊べない時のために、【ボルダリングボードを付けたり室内サッカーゴールを付けられる広い部屋を作るなど、家の中で思いっきり身体を動かせる設備を備えつけたい】と考案中。

ケース2の場合、子どもが小さい時しか使わないような設備は、備え付けではなく取り外し可能にするか、家の外で遊ぶようにすることをおすすめします。

大人でも趣味嗜好は時が経てば変わるものですから、子どもはなおさらです。特に家づくりにおいては、備え付けの設備に関して慎重に判断することが大切です。

<理想だけでプランを作成するのは要注意>

自分の好きなように設計できる注文住宅ですから、

「長年の夢を全部実現したい!」

とこだわりを詰め込んでしまう人は少なくありません。ですが、理想だけでプランを作成すると住みにくい家になってしまう可能性があるので注意が必要です。


例えば、

「海外の別荘のような高い吹き抜けで大きな天井窓を付けたリビングにしたい」

という理想がある場合、寒い地域にいる人は家自体の断熱・気密性能を高めないと冬の間寒くて快適に過ごせません。


「ドラマのセットにあるようなアイランドキッチンを備えたおしゃれなLDKでホームパーティーをしたい」

と考えていても、夫婦共働きや子育てや介護に追われている場合、キッチンを常に綺麗に保つことが難しく、イメージしているような状況からはかけ離れてしまうでしょう。


居心地が良い注文住宅のプランを作成するためは、理想だけではなく、

  • 住む場所の気候や環境
  • 家族のライフスタイル

を考慮して決めることが大切なのです。


そして、よく「間取りに正解はない」と言われるように、100%理想を叶えられる完璧な間取りは存在しないと思っていた方が良いでしょう。「絶対に妥協はしない!」と、毎日間取り図と睨み合いをしていても、いつまで経ってもマイホームは建ちません。


プロのアドバイスや自分なりの妥協点を見つけて折り合いをつけるのも、より良いプランを作成する秘訣だと言えるのです。

プラン作成の際に「注文住宅の間取り例をたくさん見て参考にしたい」という人は、注文住宅の間取りを20選とこだわるポイント9つを紹介している「おすすめの注文住宅の間取り20選!【こだわるべきポイント9つ付】」の記事を参考にしてみてくださいね。

6.【注文住宅の注意点⑤】契約時は書類を徹底確認

6.【注文住宅の注意点⑤】契約時は書類を徹底確認

住宅会社と契約する段階では、納得できるプランが決まり、家づくりを共にする住宅会社との契約を交わします。この段階での注意点は、契約書を徹底的にチェックすることです。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_⑤契約時は書類を徹底確認

住宅会社との契約は、「工事請負契約」というものを取り交わします。「工事請負契約」とは、

  • どんな家を建てるか
  • いくらで建てるか
  • いつまでに建てるか

という内容が記載されている契約書で、この契約書にハンコを押せば、これからの家づくりに関する細かい取り決めに同意したものとみなされます。何千万円という大きな金額の買い物になるので、家づくりの流れの中で一番緊張する段階かもしれません。

先ほどもお話した通り、契約時に注意することは、契約書と添付書類をしっかりと確認することです。しっかり契約書類に目を通していないと、後でトラブルになることもあるので気をつけましょう。

では、具体的にどんな点を確認すべきかと言うと

  1. 「工事請負契約書」に書かれている請負代金と支払いスケジュール
  2. 工事スケジュール
  3. トラブル時の対応について
  4. 添付書類(見積書・設計図書・仕様書)の内容

です。それぞれについて、もう少し具体的に説明していきますね。

6-1.「工事請負契約書」に書かれている請負代金と支払いスケジュール

まず最初に確認すべき点は、工事請負契約書に書かれている請負代金です。金額がちゃんと明記されているか、金額は正確か、などを確認しておきましょう。

代金が正確に明記されていることを確認したら、次は支払いスケジュールについても確認します。

工事代金というのは住宅ローンの支払いが開始される引き渡し前に支払う必要があり、その支払いスケジュールについてしっかり確認しておく必要があるからです。

通常は契約時、着工時、上棟時、引き渡し時の4回に分けて支払うことが多いです。

6-2.工事スケジュールの確認

着工、完成、引き渡しについて、事前に打ち合わせで決めていた日付が記載されているか確認しましょう。ここに日付がないと、「なかなか工事が終わらない」という事態を引き起こしかねませんので注意が必要です。

とは言え、契約書の日付はあくまでも目安です。資材の不足や調達遅延による工事の遅れはよくあることですし、悪天候が続くと工事がストップしてしまう可能性もあります。ただ、通常は契約書に記載されている日付より遅くなりそうであればちゃんと連絡が来ますのでご安心ください。

6-3.トラブルの発生時の対応

注文住宅の工事の過程で何もトラブルがないことが一番ですが、いざという時でも安心して過ごせるように、トラブル発生時の対応について確認しておくことが必要です。

確認すべきことは、

  • どんなトラブルに対応してくれるのか
  • トラブル対応の際に発生する費用はあるのか

という点です。また、キャンセル料金や間取り変更の際の追加料金などはどう設定されているのかもチェックしておくことが大切です。

一般的には、工事請負契約締結後に間取り変更をすると施主側が追加費用を支払わなければならないことが多いです。多ければ、100万円、200万円という高額な支払いになってしまうこともあります。

無駄な追加料金を支払うことにならないためにも、

  • 追加料金が発生するタイミング
  • いくらかかるのか

という点をしっかりチェックしましょう。

6-4.添付書類(見積書・設計図書・仕様書)の内容

契約の前に住宅会社と何度か打ち合わせをして、希望のプランを作成しているかと思います。工事請負契約の添付書類には、見積書、設計図書、仕様書が添付されていますので、決定事項がしっかり反映されているかを確認することが大切です。

特に、契約前の打ち合わせ回数が多く、何度も変更した点がある人は、最終的な決定が反映されているかをしっかりチェックする必要があります。

書類を作成するのはヒトですから、絶対に間違えない保証はありません。面倒でもきちんと確認することで後々トラブルを避けることができるのです。

<契約当日は契約金の支払いが必要>

注文住宅の契約時の注意点として、もう一つ忘れてはいけないのが、契約当日に「契約金」の支払いがあることです。契約金は「手付金」と呼ばれることもあります。


契約金は住宅ローンを組めませんから、現金で用意するのが基本です。契約金の金額は一般的に工事代金の5〜10%が目安だと言われていて、

  • 3,000万円だと150万円〜300万円
  • 4,000万円だと200万円〜400万円

という計算になります。総じて契約金の平均は、100万円〜150万円程度であることが多いです。


ただ、まだ若くて貯金が少ない、二軒目の注文住宅で資金に余裕がない、という場合、住宅会社によっては相場よりも低い金額を提示してくれる可能性もあります。

「何百万円も現金で支払うのは厳しい......」という人は、契約前に契約金の金額や支払いについて担当者に確認しておくことが必要です。

7.【注文住宅の注意点⑥】ローン開始までは支払いに注意

7.【注文住宅の注意点⑥】ローン開始までは支払いに注意

いよいよ着工する段階になると、ついにこれまで頭の中で描いてきたマイホームの夢が形になり始めます。ですが、ワクワクしてばかりはいられません。住宅ローンの融資が開始するまでに支払うべき費用があることに注意しましょう。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_⑥ローン開始までは支払いに注意

住宅ローンの開始前に支払いが発生する費用とは、工事代金や地鎮祭、挨拶費用、引越し費用、家具家電などになります。

項目 相場
地鎮祭 2〜4万円
挨拶回り 1万円
着工金 住宅価格の30%
中間金(上棟金) 住宅価格の30%
最終金 住宅価格の30〜35%
引越し費用 15〜20万円程度
家具家電 100〜200万円

この表から、意外にも住宅ローンが実行されるまでに必要になる費用は多いことがお分かりになるでしょうか。特に、着工金、中間金、最終金は金額が大きいので注意が必要です。それでは、それぞれの過程で必要になる費用について詳しく説明していきましょう。

7-1.地鎮祭

地鎮祭とは、建物を建てる際にその土地を守っている神様に挨拶をする儀式です。地鎮祭をやるかどうかは施主の任意なので、執り行わない人もいます。儀式なので費用がかかり、相場は2〜4万円程度です。

どんなことに費用がかかるのかと言うと、地鎮祭を執り行う神主さんへの依頼や準備するものにかかる費用です。

神主さんへの費用は「初穂料」と言います。初穂料に金額の指定はありませんが、1〜3万円程度が相場です。さらに神主さんが自力で来場された場合は「お車代」として1万円程度を包むのがマナーとされています。

また、地鎮祭は儀式なので、祭壇やお供物を用意する必要があります。祭壇は住宅会社が用意してくれることが一般的ですが、お供物は施主が自分で用意します。

お供物は、

  • 御神酒
  • 野菜(3〜5種)
  • 海の幸
  • 山の幸
  • 果物

などで、合計1万円程度で揃えられます。

これらを合計すると、2〜4万円ほどが必要になるでしょう。

7-2.近所への挨拶回り

ご近所への挨拶回りは、工事が始まるタイミングで行うのが一般的です。挨拶品を持って「ここに住むことになりました「〇〇」です。工事で騒がしくなりますがどうぞよろしくお願いします」と簡単に挨拶する程度で十分でしょう。

挨拶品は、「返さなくて良い」程度の金額のものを渡すのがマナーです。具体的には500円〜1,000円程度が良いでしょう。

7-3.工事代金(着工金、中間金、最終金)

工事代金を引き渡し前に支払わなければならないことに驚いた人も多いのではないでしょうか。この点を知らずにいると、「まだ住宅ローンが始まっていないのにどうしよう」と焦ってしまいます。

着工金は住宅価格の30%
中間金は住宅価格の30%
最終金は住宅価格の30〜35%

です。このうち、最終金の支払いのタイミングで住宅ローンがスタートしますので、現金で用意しなければならないのは着工金と中間金になります。

とは言え、この2つを合わせると、住宅価格の60%にも及びます。3,000万円の住宅だとしたら1,800万円になり、その金額を現金で用意するのは現実的ではありません。

そこで銀行では、「つなぎ融資」という住宅ローンが融資されるまでの間に支払う中間金などを補填するために利用できるローンを用意しています。

つなぎ融資は、引き渡しまでに支払いが必要な分を一時的に融資を受け、住宅ローンが開始された時点で一括返済するという仕組みです。

つなぎ融資や住宅ローンの手続きについては少し複雑になるので、さらに詳しく知りたい人は「注文住宅のローンの流れ|住宅ローンの組み方とメリット・デメリット」の記事を参考にしてみてください。

7-4.引越し費用

新築で注文住宅を建てれば、必ず引越しが伴います。引越し費用の相場は15〜20万円程度だとされていますが、

  • 仮住まいから新居までの距離
  • 引越しする時期
  • 荷物の量
  • 新居の階数

などで変わってきます。具体的な費用については、必ず引越し見積もりをとって把握するようにしましょう。

7-5.家具家電

新居ができて引越しても、家具家電がなければ生活できません。必要最低限な家具家電は、早急に買い揃える必要があります。

  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • エアコン
  • テレビ
  • ベッド
  • ダイニングテーブル
  • ソファ

人によって「必要最低限」なものは異なりますので一概には言えませんが、新居に引越す際の家具家電の相場は100万円〜200万円です。決して安い金額ではないので、前もって用意しておくようにしましょう。

このように、注文住宅を購入すると住宅ローンを組めない部分の支払いも生じてきます。注文住宅の諸費用についてさらに詳しく知りたい人は、「注文住宅の諸費用とは?内訳や費用を抑えるポイントまで詳しく解説」の記事をぜひ参考にしてください。

8.【注文住宅の注意点⑦】引き渡し時は最終点検を念入りに

8.【注文住宅の注意点⑦】引き渡し時は最終点検を念入りに

待ちに待った注文住宅の引き渡しの時、ただ鍵を受け取りにいけば良い訳ではありません。注文住宅の引き渡し時にも注意点があります。

注文住宅を建てる際の7つのSTEPと注意点_⑦引き渡し時は最終点検を念入りに

引き渡し時の注意点は4つあり、

  • 引き渡し前の内覧会で傷や不具合の最終確認を念入りに行う
  • 引き渡し当日は設備の使用方法の説明をしっかり受ける
  • 受け取る書類はすべてに目を通し保管する。提出する書類は期日を確認する
  • アフターサービスをもう一度確認する

という点です。こちらもそれぞれの項目をもう少し詳しく説明していきますね。

8-1.引き渡し前の内覧会で傷や不具合の最終確認を念入りに行う

注文住宅の完成後、引き渡し前には完成内覧会が行われることが一般的です。完成内覧会で施主が行うべきことは、

  • 設計通りに施工されているか
  • 設備に不備はないか
  • 家の中に傷はないか
  • そのほか不具合がないか

という点です。もし、気になることがあればその時点ですぐに担当者に伝えましょう。傷や不具合は修繕してからの引き渡しとなります。

もし最終確認を怠ってしまうと、いざ住んでから傷や不具合を申告しても対応してくれない場合があります。そうなるとお互いに後味が悪くなってしまいますので、気持ちよくマイホームでの新生活をスタートするためにも、完成後の最終確認は念入りに行いましょう。

8-2.引き渡し当日は設備の使用方法の説明をしっかり受ける

引き渡し当日は、住宅や設備の説明が行われます。「説明書を見れば分かる」などと安易に考えて、話半分に聞くのはやめましょう。

最新の設備は使い方が複雑なものもあります。もし使い方を間違って故障するようなことがあれば、それは施主側の責任になってしまうのです。

説明書を読んでも分からないこともあります。設備の説明を引き渡し当日にしっかり聞いて、分からないことはその場ですぐに質問することが大切です。

8-3.受け取る書類はすべてに目を通し保管する。提出する書類は期日を確認する

契約時にも書類をたくさん貰いましたが、引き渡し時にも書類が山のように渡されます。どれも大切な書類なので、「また書類か......」と部屋の片隅に放っておかないように注意しましょう。

注文住宅の引き渡しの際にもらう書類は、家をリフォームする際や売却する際に必要になります。また、家の状態を細かく書面で残している貴重なものなので、必ずすべて保管することが大切です。

特に補助金申請などの書類を渡された際は、必ず提出期日と必要な添付書類を確認して、期日までに提出するようにしましょう。

8-4.アフターサービスをもう一度確認する

最後にもう一度、住宅や設備のアフターサービスや故障時の修理先を確認しておくことが大切です。

「形あるものはいつか壊れる」という覚悟をもって、不具合が起こった際に慌てないように準備しておきましょう。

確認した事項はメモに残し、分かりやすい場所に保管しておきます。住宅の書類と一緒に保管しても良いですし、設備の機械の下や裏にシールで貼っておくのもおすすめです。

9.注文住宅に失敗しないためには最初に資金計画から始めよう

9.注文住宅に失敗しないためには最初に資金計画から始めよう

ここまで注文住宅を建てる際の流れに沿って、注意点を細かく説明してきました。そこで説明してきたことに加え、注文住宅に失敗しないための一番大事なコツをお伝えします。

それは、最初に資金計画から始めるということです。

注文住宅を建てる際の流れ_効率よい流れ

なぜなら、注文住宅は準備できる金額によって建てられる家の大きさや種類、デザイン、付けられる設備の種類やグレードが変わってきます。

住宅展示場に行くよりも前に「自分はいくらまでなら借りられるのか」ということを知っておけば、自分たちのイメージも固めやすく、担当者との打ち合わせもスムーズです。打ち合わせがスムーズに行くということは、早くマイホームが手に入るということになります。

ところが、今の一般的な流れでは、まず住宅展示場に行って家のイメージを抱き始めてから住宅会社に行き、そこで仮審査を勧められ、プランを作成してから本審査という流れになります。

注文住宅を建てる際の流れ_一般的な流れ

この流れだと、もし希望する金額の住宅ローンが借りれなかった場合、もう一度振り出しに戻ってしまうことになります。家全体のイメージから作り直さなければならないとなると、精神的にも肉体的にも負担が大きくなってしまうでしょう。

効率よく注文住宅を建てるためにも、まずは「どのくらい借りられるのか」という自分の予算を把握しておくことが必要です。

より抜かりのない資金計画を立てるために、自分の予算はもちろん、マイホームを建てる際の費用相場を詳しく知りたい人もいるのではないでしょうか。

注文住宅を建てる際の費用については、都道府県別の相場や予算別に建てられる注文住宅のイメージなどを解説した「【最新データで分析】注文住宅にかかる費用の内訳と相場を徹底解説」の記事を参考にしてみてください。

10.まとめ

いかがでしたか?注文住宅の注意点について、注文住宅を建てる際の流れに沿って細かく説明してきました。

最後にこの記事をまとめると、

◎失敗しないための注文住宅の注意点を家づくりの7つのSTEPに沿って説明すると

  1. 【予算や将来の暮らしをイメージする】際の注意点は、

    イメージが曖昧なまま進めない

  2. 【土地探し】の際の注意点は

    現場確認が必須

  3. 【複数の業者を比較して選ぶ】段階の注意点は

    要望は全て伝え切る

  4. 【具体的なプランの作成】の注意点は

    将来を見据えたプラン作成をする

  5. 【契約】時の注意点は

    工事請負契約書と添付書類を徹底確認

  6. 【着工】時の注意点は

    ローン開始までの支払いに注意。つなぎ融資の検討を

  7. 【引き渡し】時の注意点は

    傷や不具合はないか最終点検を念入りに

◎注文住宅に失敗しないためには、最初に資金計画から始めることがコツ

となります。この記事であなたがこれから建てる注文住宅の注意点を把握することができ、失敗しないためにできるだけ多くの項目を実践できることを願っています。

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