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注文住宅の外構の基礎知識|工事内容や費用相場、人気のスタイル

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注文住宅の外構の基礎知識|工事内容や費用相場、人気のスタイル

更新日:
注文住宅の外構の基礎知識|工事内容や費用相場、人気のスタイル

「注文住宅の外構について知りたい」

「外構で失敗したくない」

せっかく注文住宅を建てるなら、外構にもこだわって満足度の高いものに仕上げたいですよね。

注文住宅における外構の範囲は住宅の前面だけでなく周囲も該当し、希望する外構プランによって異なるものの、多くの場合で以下の表にある費用相場の外構工事内容となります。

外構工事内容 費用相場
門扉・門柱 15~30万円(門扉・インターフォン付きの門柱)
塀・フェンス

塀:約100万円(家の周囲に設置する場合)

フェンス:30〜100万円(素材によって異なる)

玄関アプローチ 10~30万円(高低差や距離、内容によって異なる)
駐車場・カーポート

駐車場:1台あたり約15万円(コンクリート敷き)

カーポート:1台あたり約30万円

庭・植栽 広さや内容によって変わる
ウッドデッキ 約30万円~
サンルーム 30~50万円
照明 10~20万円(電気工事を含む)
水栓

立水栓:約10万円

散水栓:約6万円

物置

3万円~100万円

(コンパクトなものから金属製の大型のものまでさまざま)

さらに必要最低限のものではなく、よりおしゃれで機能性の高い外構を作り上げるには、以下の注文住宅の外構のプランニングで失敗しないための5つのポイントが非常に重要となります。

注文住宅の外構のプランニングで失敗しないための5つのポイント

あまりよく考えないまま業者に外構を任せると、住んでから不便に感じて「もっとこうすれば良かった」と後悔することになってしまいます。

この記事では注文住宅における外構についての基礎知識やプランニングで失敗しないためのポイントを詳しく解説します。

本記事のポイント
  • 注文住宅の外構工事内容と費用相場が分かる
  • 注文住宅の外構スタイルの特徴やおすすめな人を紹介
  • 注文住宅の外構のプランニングで失敗しないためのポイントを解説

上記のポイントを押さえて注文住宅の外構工事を進めると、満足できる家づくりができるようになります。

最後まで読み進めて外構の基礎知識を身に着け、あなたの注文住宅の外構計画に活かしていただければ幸いです。

1.注文住宅の外構とは?

注文住宅の外構とは?

注文住宅における外構とは、門扉や駐車場、玄関へのアプローチ、庭、隣家との境界となるフェンスなど、家の周囲のものすべてを指します。

外構に含まれるものの一覧は以下の通りです。

外構に含まれるもの一覧
  • 門扉・門柱
  • 塀・フェンス
  • 玄関アプローチ
  • 駐車場・カーポート
  • 庭・植栽
  • ウッドデッキ
  • サンルーム
  • 照明
  • 水栓
  • 物置

以下のイラストのように外構の範囲は住宅の周囲の水色の部分すべてとなり、住宅の前にある道路に面した部分だけでなく両隣や後ろの家と面した部分についても外構計画を立てる必要があります。

注文住宅における外構の範囲

なお、外構のことを「エクステリア」と呼ぶことがありますが、エクステリアは内装を意味する「インテリア」と対比して用いられることが多く、この場合は住宅の外壁に使用されている色やデザインを含む外観全体を指します。

この記事では、注文住宅の周囲の外構について解説します。

2.注文住宅の外構工事内容と費用相場

注文住宅の外構工事内容と費用相場

注文住宅の外構の範囲をご紹介しましたが、これから計画を進めていくとなると外構工事の内容や費用相場が気になるところですよね。

一般的な外構費用は建築費の1割程度なので、3,000万円の注文住宅ならおよそ300万円かかる外構にするとバランスの取れた仕上がりになります。

どんな外構スタイルを選ぶかや新しい家でしたいことによってさまざまな外構工事内容の中から必要となるものを選ばなくてはならないので、これからご紹介する内容別の費用相場を参考にしながら自分にとって必要かどうかを判断しましょう。

2-1.門扉・門柱

設置するスペースや材質、デザインによって変わってきますが、以下の写真のように門扉とインターフォンが付いた門柱を組み合わせた費用相場は15~30万円です。

門扉・門柱

門扉には、材質や開閉方法に以下のような種類があります。

門扉
材質 開閉方法

アルミ製

木製

樹脂製

鋳物

スチール製

両開き(開閉できるスペースが必要)

片開き(狭いスペースでも設置可能)

スライド式(バリアフリーに最適)

門扉の材質は腐食しにくいアルミ製の門扉が人気で、開閉方法はスペースに合わせて選ぶようにしましょう。

門扉は必要ないと考えている場合でも敷地の所有者を明らかにするためにも門柱は設置するのがおすすめで、材質や付属品は以下のようになります。

門柱
材質 付属品

アルミ製

木製

樹脂製

鋳物

スチール製

表札

インターフォン

郵便受け

照明

宅配ボックス

住宅の外観と統一感が出せるように雰囲気が合う材質の門柱を選び、住んでからの利便性も考えて宅配ボックスの有無も検討しましょう。

門扉や門柱はその家の第一印象を左右する「顔」となる部分なので、外構の中でもとくにこだわることをおすすめします。

2-2.塀・フェンス

クローズ外構で家の周囲に設置する場合、塀の費用相場は約100万円、フェンスは素材によって異なるものの30〜100万円となります。

塀・フェンス

目隠しを目的とするなら180cm以上の高さにすることが大切ですが、見通しが良くないと防犯性が悪くなるだけでなく風通しも悪くなって苔やカビが生える可能性があるので、スリットが入ったデザインにするのがおすすめです。

フェンスは以下のように材質によって費用相場が変わります。

フェンス
材質 1mあたりの費用相場
アルミ製 1万~6万円
木製 1万~2万円
擦りガラス製 1万~3万円
鋳物 2万~3万円
スチール製 0.5万~1.5万円

門扉と同様にフェンスも腐食しにくいアルミ製が一般的ですが、ナチュラルで優しい雰囲気の木製や採光性能の高い擦りガラス製も人気があります。

オープン外構でも隣家との境界線に塀やフェンスを設置する必要があるので、20mの場合で費用相場は約50万円となります。

2-3.玄関アプローチ

玄関アプローチとは以下の写真のように道路から玄関ドアまでの間のスペースのことで、玄関までの高低差や距離、イメージするものによって費用相場は大きく変わります。

面した道路から玄関までが平坦で距離も短い場合の費用相場は10~30万円ですが、高低差があって階段の段数が増えたり、タイルや樹脂などの舗装範囲が広がったりするほど高くなります。

玄関アプローチ

玄関アプローチで検討すべきことは以下の通りです。

玄関アプローチの工事内容で検討すべきこと
  • アプローチの形状・材質
  • 階段(段数)
  • 手すり
  • スロープ
  • 植栽
  • 照明

アプローチに使用する材質でおすすめなのは、雨の日のことも考えて滑りにくくて水はけのよいノンスリップ加工のタイルです。

玄関アプローチは日頃からよく利用するだけでなく住宅の外観の美しさを高めるのに一役買う部分なので、門扉・門柱とトータルでよく検討するようにしましょう。

2-4.駐車場・カーポート

コンクリート敷きの駐車場の費用相場は1台あたり約15万円で、1台用のカーポートは約30万円です。

以下の写真のように車を2台所有しているならそれぞれ倍になるので、駐車場が約30万円、カーポートが約60万円となります。

駐車場・カーポート

ただし、カーポートは形状や積雪に対応しているかどうかによってさらに費用相場が上がる可能性が高くなります。

駐車場はコンクリート敷き以外にも以下のようなタイプを選択できます。

駐車場
タイプ 特徴
砂利敷き
  • 雨の日にタイヤに泥が付着しやすい
  • 費用を抑えられる
芝生
  • 雨の日にタイヤに泥や芝が付着しやすい
  • 費用を抑えられる
ビルトインガレージ
  • 車を大切にしたい人におすすすめ
  • 費用がかさむ

コンクリート敷きの駐車場が一般的ですが、部分的に砂利や芝生を取り入れると費用を抑えられます。

ビルトインガレージとは駐車するスペースを住宅の内部に組み込んだもので費用はかさみますが、愛車を大切にできるだけでなく、住宅と外構が一体化したプランニングができます。

費用はもちろんですが、車のドアを開閉した時にゆとりのある広さになっているかどうかや乗り降りの際の動線を考慮した駐車場の外構を考えましょう。

2-5.庭・植栽

目を楽しませてくれる庭や植栽は、広さやイメージ、こだわりによって費用相場は大きく異なります。

芝生だけなら1平米あたり約1万円で敷くことができますが、植栽には外からの目線を遮ったり木陰を生み出す役割もあるので、以下の写真のように木を植えるのがおすすめです。

庭・植栽

出典:三井ホーム公式ホームページ

植栽の費用相場は植える木の種類や本数によって費用は変わり、一般的な2~3点の目隠しセットは約20万円となります。

他の構造物と違って庭や植栽は住んでからのお手入れが欠かせないので、業者と相談して育てやすいものを選ぶようにしましょう。

2-6.ウッドデッキ

ウッドデッキは子どもが遊んだり、家族みんなで庭を眺めて腰掛けたりできるので人気があり、費用相場は約30万円〜となります。

ウッドデッキ

出典:三井ホーム公式ホームページ

ウッドデッキには以下のように木製と樹脂製の二種類があります。

ウッドデッキ
材質 特徴
木製
  • 木材の種類や塗装、気候によって耐久性が異なる
  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 価格を抑えられる
樹脂製
  • 樹脂と木粉を混ぜ合わせて成型してある
  • 耐久性が高い
  • ほとんどメンテナンスがいらない
  • 価格が高くなる

木製のウッドデッキなら価格は抑えられても時間の経過とともに朽ちて危険になる可能性がある一方で、樹脂製のものは価格は高くても長く利用できるので、予算に合わせて検討しましょう。

2-7.サンルーム

洗濯物を干すスペースや観葉植物を育てるスペースとして人気のあるサンルームの費用相場は30~50万円です。

サンルーム

出典:タマホーム公式ホームページ

ユニットを取り付けるだけで比較的簡単に設置できるので、想像以上に採用しやすいのが魅力のひとつです。

日光が差し込んで冬でもぽかぽかと暖かく感じられるサンルームは、ペットがいるご家庭にも人気があります。

2-8.照明

照明によって夜の雰囲気もおしゃれに演出したいものですが、照明の費用相場は電気工事を含めて10~20万円です。

照明

帰宅した際に手元や足元の明かりを確保するためはもちろん、夜間の防犯性を高めるためにも死角をできるだけ作らないような照明の配置に工夫する必要があります。

照明には以下のような種類があるので、照明計画を立てる時の参考にしましょう。

照明
種類 特徴 おすすめの設置場所
スポットライト 明るく照らす 植栽の間
センサーライト センサーで人の動きに反応する 玄関前・勝手口
ダウンライト 天井に埋め込む カーポート
フットライト 足元から照らす 玄関アプローチ

照明器具を配置する時に直接見えることなく光だけが空間を照らすようにすると、ワンランク上の洗練された雰囲気が漂います。

2-9.水栓

植栽の水やりや洗車、子どものプールなど注文住宅に住んでいると屋外で水が必要になる場面は意外と多くあります。

水栓一か所の費用相場は、以下の写真のように立って手を洗える立水栓と水を受けるパンがセットになったものの場合で約10万円、地面に埋め込まれていて必要な時だけホースを差し込んで使用する散水栓の場合で約6万円となります。

水栓

後になって水栓を増やすのは工事費用がかさむので、実際に生活するところをイメージしながら最低でも2か所は水栓を設置しておくのがおすすめです。

2-10.物置

バーベキュー用品やスポーツ用品、ガーデニング用品など室内に収納するにはかさばる物や庭でよく使う物がある場合、以下の写真のような物置があるととても便利です。

物置

物置の大きさや材質によって費用相場は異なり、コンパクトなものなら約3万円から、金属製の大型のものなら約100万円のものもあります。

物置を選択する際に検討すべきことは以下の通りです。

物置で検討すべきこと
  • サイズ
  • カラー
  • デザイン
  • 開閉方法
  • 材質

将来的に収納したい物が増える可能性があるため、サイズは設置スペースがあるなら大きめのものを選ぶのがおすすめです。

サイズ以外においても、建物や他の外構と統一感を出せるようなカラーや材質選びを心がけましょう。

3.注文住宅の3つの外構スタイル

注文住宅の3つの外構スタイル

注文住宅の外構工事内容や費用相場について分かったところで、外構には以下の3つのスタイルがあり、どのスタイルを選ぶかによって費用が変わってきます。

注文住宅の3つの外構スタイル_表

それぞれどのような特徴があってどんな人におすすめなのかをご説明するので、ご自身の注文住宅の外構スタイルを決める際の参考にしてみましょう。

3-1.クローズ外構

クローズ外構とは以下の写真のように住宅の周りを門やフェンス、生垣などで取り囲んだスタイルのことです。

クローズ外構

出典:タマホーム公式ホームページ

クローズ外構のメリットとデメリットは以下の通りです。

クローズ外構のメリット・デメリット
メリット
  • 重厚感のある堅牢な雰囲気の家にできる
  • 外からの目線を遮ることができる
デメリット
  • 死角ができて空き巣被害に遭いやすい
  • 敷地面積が狭いと圧迫感を感じやすい
  • 外構費用がかさみやすい

クローズ外構は玄関や窓に簡単に近づくことができないため防犯性が高いように見えますが、一度泥棒が内部に侵入すると人の目を避けながら犯行を続行できるので、実際は空き巣被害に遭う可能性があります。

クローズ外構がおすすめな人は以下の通りです。

クローズ外構がおすすめな人
  • 重厚感のある堅牢な雰囲気の家にしたい人
  • 外からの目線が気になる人
  • 広い敷地に家を建てる人

クローズ外構を選択する際にはセキュリティ対策のために、フェンスの種類や生垣を植える間隔を工夫して見通しを良くするようにしましょう。

3-2.オープン外構

オープン外構とは、以下の写真のように住宅の周りをフェンスや生垣などで取り囲まないスタイルのことです。

オープン外構

出典:タマホーム公式ホームページ

オープン外構のメリットとデメリットは以下の通りです。

オープン外構のメリット・デメリット
メリット
  • 開放感のあるアットホームな雰囲気の家にできる
  • 見通しが良いため防犯性が高い
  • 外構費用を抑えられる
デメリット
  • 外から丸見えなのでプライバシーが気になりやすい

オープン外構は前面にフェンスなどを使用しない分、外構費用を抑えることができる上に、見通しが良くなるため防犯性が高いのが特徴です。

一方で玄関を開け閉めした際やリビングに電気を点けた際に道路から丸見えになってしまうので、プライバシーが気になる場合があります。

オープン外構がおすすめな人は以下の通りです。

オープン外構がおすすめな人
  • 開放感のあるアットホームな雰囲気の家にしたい人
  • 防犯性を重視したい人
  • 外構費用を抑えたい人

オープン外構を選択する場合、快適に暮らせるようにするには目隠しになる物の設置や植栽といった外構の工夫をするのがおすすめです。

3-3.セミオープン外構

セミオープン外構とは、以下の写真のようにフェンスや植栽などによって部分的な仕切りを作ったスタイルで、クローズ外構とオープン外構のいいとこどりができると人気が高まっています。

セミオープン外構

出典:タマホーム公式ホームページ

セミオープン外構のメリットとデメリットは以下の通りです。

セミオープン外構のメリット・デメリット
メリット
  • クローズ外構とオープン外構の両方の要素を取り入れられる
  • 幅広い外構デザインが可能
デメリット
  • 選択肢が広くて悩む可能性がある

セミオープン外構では幅広い外構デザインが可能になるので、駐車場はオープンで車の出入りをしやすくし、玄関アプローチは門扉を設置してクローズにするなど、ご自身の考えに合わせて外構を作り上げることができます。

セミオープン外構がおすすめな人は以下の通りです。

セミオープン外構がおすすめな人
  • クローズ外構とオープン外構の両方の要素を取り入れたい人
  • 自分らしい外構スタイルを確立したい人

これらの3つの外構スタイルの中から自分自身に合ったものを選択しましょう。

4.注文住宅の外構について自分で最低限考えておくべきこと

注文住宅の外構について自分で最低限考えておくべきこと

注文住宅における3つの外構スタイルの特徴が分かったところで、住んでから満足できる外構にするためには自分でどこまで考えておくべきなのか気になるところではないでしょうか。

注文住宅の外構について自分で最低限考えておくべきことは以下の3つです。

注文住宅の外構について自分で最低限考えておくべきこと_表

外構について何となく考えているだけでは業者に依頼しても頭の中にある漠然としたイメージを共有することは難しいので、事前にこれらのことを考えておいて具体的に伝えられるようにしましょう。

業者は多くの外構に携わってきたプロなので、この3つを最低限考えておけば地形や道路から玄関までの高低差に合わせてその住宅にふさわしい外構計画を提示してくれるはずです。

4-1.予算

業者に依頼する前にまずは外構に割り当てられる予算を決めておかなければ、外構にお金をかけすぎて後悔することになる可能性があります。

外構の予算は建築費の1割程度となり、以下の表のように3,000万円の建築費の注文住宅ならおよそ300万円の外構にするとバランスの取れた仕上がりになります。

建築費の予算 外構の予算の目安
1,000万円 100万円
2,000万円 200万円
3,000万円 300万円
4,000万円 400万円

建てたい建物の建築費からまずは外構にかけるべき予算を把握しましょう。

4-2.外構スタイル

次に、予算やイメージに合わせて外構スタイルを決めますが、外構スタイルを決めてはじめて外構の大まかな方向性が決まります。

3.注文住宅の3つの外構スタイルでお伝えしたように、外構スタイルにはクローズ外構、オープン外構、セミオープン外構の3つがあります。

外構スタイル おすすめな人
クローズ外構
  • 重厚感のある堅牢な家にしたい人
  • 外からの目線が気になる人
  • 広い敷地に家を建てる人
オープン外構
  • 開放感のあるアットホームな家にしたい人
  • 防犯性を重視したい人
  • 外構費用を抑えたい人
セミオープン外構
  • クローズ外構とオープン外構の両方の要素を取り入れたい人
  • 自分らしい外構スタイルを確立したい人

ご自身が目指す注文住宅の雰囲気に合わせて、これらの3つの外構スタイルの中から選択しましょう。

4-3.必要な工事内容・不要な工事内容

外構スタイルが決まったら、必要な工事内容と不要な工事内容を検討しましょう。

注文住宅の外構工事にはさまざまな内容があるので、自分にとって必要なものと不要なものを選別していきましょう。

どの家でも必要となる可能性が高い工事は、以下の通りです。

必要となる可能性が高い工事 理由
門扉・門柱 オープン外構でも門柱は必要
塀・フェンス オープン外構でも隣家との境界線にフェンスが必要
玄関アプローチ 住宅に合わせて玄関ドアまでの通り道が必要
庭・植栽 目隠しや木陰、癒しのために必要
照明 夜間の外観の美しさ、帰宅した時の安心感、防犯性のために必要
水栓 植栽に水をやるために必要

不要となる可能性がある工事は以下の通りです。

不要となる可能性がある工事 理由
駐車場・カーポート

車を所有していない場合は不要

ただし、外構スペースに余裕があるなら来客用に用意しておくのがおすすめ

ウッドデッキ ウッドデッキの活用方法が思い浮かばないなら不要
サンルーム サンルームの活用方法が思い浮かばないなら不要
物置 物置の必要性を感じないなら不要(住んでから設置することも可能)

実際にその家で生活することを思い描いて、必要な工事と不要な工事を分類しましょう。

ただし、今は使用しなくても将来子どもが大きくなったり、老後を迎えて新しい趣味を持ったりした時に必要となる可能性があるので、必要か迷ったら設置しておくことをおすすめします。

もしくは、外構業者と相談して後からDIYできる部分については住んでから自分で設置するという方法もあります。

外構スタイルと必要な工事内容・不要な工事内容が決まったら、あとは外構工事業者と一緒に計画を作り上げていきましょう。

5.注文住宅の外構のプランニングで失敗しないための5つのポイント

注文住宅の外構のプランニングで失敗しないための5つのポイント

注文住宅の外構について自分で最低限考えておくべきことがお分かりいただいたところで、せっかく注文住宅を建てるなら外構も含めて素敵な家にしたいものですよね。

そこで、注文住宅の外構のプランニングで失敗しないための以下の5つのポイントをご紹介します。

文住宅の外構のプランニングで失敗しないための5つのポイント_表

初めて注文住宅を建てる人でもこれらのポイントを押さえてプランニングすることで満足できる外構にできるので、参考にしてみましょう。

5-1.道路や周囲の環境を考えて外構計画を立てる

外構は建物の前にある道路や周囲の環境も考えて計画を立てる必要があります。

眺望の良い環境ではオープン外構にして周囲の景色を取り込むことができる一方で、人や車の往来の多い道路に面していて騒音やポイ捨てが気になるような環境ではクローズ外構にして家や庭を守らなくてはなりません。

まずは注文住宅を建てる土地がどのような場所なのかを把握してから、外構のプランニングを始めましょう。

5-2.家の外観と外構をトータルコーディネートする

家の外観と外構で同系色や似た材質を使用するなどトータルコーディネートすることによって、審美性が高くてより洗練された印象を生み出すことができます。

さらに外から見える部分に植栽することで、洗練された中にも親しみのある雰囲気が漂います。

家の外観と外構をトータルコーディネートするのはもちろんですが、奇抜な色やデザインを取り入れると街並みから浮いてしまう可能性があるので、周囲の住宅の雰囲気を参考にすることも大切です。

5-3.具体的にイメージして駐車場の広さを決める

駐車場の広さは機能性を高められるように車のサイズや台数、乗り降りに必要なスペースを具体的にイメージして決めましょう。

事前によく検討しないまま駐車場の広さを決めると、乗り降りするたびにドアを擦らないか気にしなくてはならない羽目になってしまいます。

また、車をよく利用する場合は停まっていない時の方が駐車場をよく見られていることになるので、コンクリート敷きの間に植栽を植えるなどの工夫をしたプランニングをすると温かみのある外構にできます。

5-4.家の周囲に通路スペースを確保する

家の前面の外構ばかりを考えてしまいがちですが、周囲に人が通れるくらいの幅のスペースを確保しておくのがおすすめです。

家の後ろ側にエアコンの室外機を置いたりごみ置き場にしたりすることもできますし、外壁や屋根の点検・塗装をするために足場を組む際にも作業しやすくなります。

家の周囲に通路スペースを確保することで、いつの間にか外壁や塀に苔やカビが生えていたということのない風通しの良い外構をプランニングできます。

5-5.防犯・安全面と外観面の両立を考える

おしゃれな外観の家にしたいと思う人は多いと思いますが、外構においては防犯・安全面と外観面の両立を考える必要があります。

防犯・安全面への考え方は地域や考え方によって人それぞれですが、外構における照明は夜間の防犯性を高めながら昼とは違う夜の家を美しく浮かび上がらせます。

安心して毎日を過ごせることが大切なので、不審者が隠れられる死角を作らないような外構をプランニングしてみましょう。

6.注文住宅の外構工事は建物を建築している会社に合わせて依頼するのがおすすめ

注文住宅の外構工事は建物を建築している会社に合わせて依頼するのがおすすめ

注文住宅の外構のプランニングで失敗しないためのポイントが分かったところで、住宅の建築を依頼している会社に引き続き外構工事も依頼すべきか、それとも他の会社に外注すべきか迷いますよね。

おすすめなのは建物を建築している会社に合わせて外構工事も依頼する方で、理由は以下の通りです。

建物を建築している会社に合わせて外構工事を依頼するべき理由

外構も含めて満足できる注文住宅を建てるためにも、建物を建築している会社に合わせて外構工事も依頼するようにしましょう。

6-1.建物と同時並行で外構計画を立てられる

建物を建築している会社に合わせて外構工事も依頼すると建物と同時並行で外構計画を立てられるので、家づくりの最初から外構を意識することができます。

外構工事だけ別の会社に依頼する場合は建物を建て終わってから引き継ぐことになり、事前に大まかには決まっていたとしてもこのタイミングで外構について本腰を入れて考え始めると要望とは違う外構しか作れなくなってしまう可能性があります。

統一感のある建物と外構にするためには同時並行で考える必要があるので、失敗したくない人は建物を建築している会社に合わせて外構工事も依頼するようにしましょう。

6-2.建物着工前に外構計画の届け出が必要な場合がある

土地面積に対して緑地面積が決められている自治体や外構内の建造物の色や光沢に制限がある自治体があり、その地域に家を建てる場合は建物着工前に外構計画の届け出が必要になります。

建物着工前に外構計画の届け出が必要となると、外構工事だけ別の会社に依頼する際には建物を建築している会社との連携が欠かせず、施主は2社の間に立って情報のやり取りをしなくてはならないため多忙を極めます。

このような景観に関する条例がある自治体で家を建てる場合は、建築会社に外構も含めてトータルでお任せする方が楽なだけでなく情報の誤認が起こりにくいため安心です。

6-3.最初から最後まで安心して任せられる

建築会社を決める際に複数の会社から資料を取り寄せたり、モデルハウスを見学したりして悩んだ人は多いと思いますが、外構工事を依頼する会社を決めるとなると、また複数の会社の中から選ばなくてはなりません。

外構工事も含めて建築会社に依頼すれば、一度の選択で最初から最後まで安心して任せることが可能です。

外構工事だけ別の会社に依頼する方がコストを抑えられる可能性はありますが、技術が高くて誠実な業者を探す労力を考えると、自分自身が選んだ建築会社に外構工事も含めて最後まで依頼する方が手間がかからず安心できます。

7.注文住宅の外構工事費用を抑えるポイント

注文住宅の外構工事費用を抑えるポイント

注文住宅の外構工事は建物を建築している会社に合わせて依頼するのがおすすめですが、理想とする外構が思い浮かんでいたとしても予算オーバーになってしまっては着手するのが難しくなりますよね。

そこで、注文住宅の外構工事費用を抑えるための以下の3つのポイントをご紹介します。

注文住宅の外構工事費用を抑えるポイント_表

外構工事費用が予算オーバーにならないように参考にしてみましょう。

7-1.外構に割り当てる予算を事前に決めておく

注文住宅を建てることを決めた段階で土地取得費や建築費の予算を決め、そこから建築費の約1割を外構予算として割り当てましょう。

頭金に充てられる自己資金額や住宅ローンの借入金額が分かって初めて土地の取得費や建築費の予算を割り出すことができるので、詳細な予算の決め方について紹介している「【最新データで分析】注文住宅の予算の目安と詳細額の決め方を解説」を参考にしてみましょう。

詳細な予算を事前に決めておくことで、「建物にお金をかけすぎて外構の予算がなくなってしまった」というようなことのない計画的な予算配分ができるようになります。

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7-2.優先順位を明確にして予算配分にメリハリをつける

外構に割り当てられる予算を事前に設定しておき、優先順位を付けてメリハリのある予算配分をしましょう。

家づくりでさまざまな要望をすべて詰め込んでいてはすぐに予算オーバーしてしまうのと同様に、外構においてもあれもこれもとすべてを実現することは難しいものです。

とくにこだわりたい部分についてはお金をかけて、あまりこだわりのない部分については安価な材質のものに変更するなどして予算配分を工夫しましょう。

7-3.DIYできる部分は住んでから自分で行う

住宅とは違って外構は最低限出来上がっていれば生活には支障がないので、DIYできる部分については住んでから自分で行えば外構工事費用を抑えることができます。

ただし、外構工事業者にDIYしたい部分を事前に相談して、一般人でもできる部分を残しておいてもらうようにしましょう。

塀の設置や配線工事など専門知識と技術が必要な危険性を伴う部分は業者に任せて、DIYの際には安全を優先させて取り組むことが大切です。

8.まとめ

当記事では、注文住宅の外構の基礎知識や外構工事の項目と費用相場、失敗しないためのポイントについて解説しました。

最後にポイントを振り返ってみましょう。

注文住宅における外構の範囲は住宅の周囲に及び、外構工事内容と費用相場は以下の通りです。

外構工事内容 費用相場
門扉・門柱 15~30万円(門扉・インターフォン付きの門柱)
塀・フェンス

塀:約100万円(家の周囲に設置する場合)

フェンス:30〜100万円(素材によって異なる)

玄関アプローチ 10~30万円(高低差や距離、内容によって異なる)
駐車場・カーポート

駐車場:1台あたり約15万円(コンクリート敷き)

カーポート:1台あたり約30万円

庭・植栽 広さや内容によって変わる
ウッドデッキ 約30万円~
サンルーム 30~50万円
照明 10~20万円(電気工事を含む)
水栓

立水栓:約10万円

散水栓:約6万円

物置

3万円~100万円

(コンパクトなものから金属製の大型のものまでさまざま)

注文住宅の外構のプランニングで失敗しないためのポイントは以下の通りです。

注文住宅の外構のプランニングで失敗しないための5つのポイント

当記事の内容を参考に、外構にも満足できる素敵な注文住宅を建てられることを願っています。

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