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失敗しない注文住宅の窓の選び方|配置のコツまで詳しく解説

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失敗しない注文住宅の窓の選び方|配置のコツまで詳しく解説

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失敗しない注文住宅の窓の選び方|配置のコツまで詳しく解説

「注文住宅を建てることにしたけれど、窓ってどうやって選べばいいのかな?」

「窓の配置は失敗しやすいと聞き、どうしようか悩んでいる。どこに設置すれば良いのか知りたいな」

注文住宅を建てることになり、窓の設置場所や種類についてお悩みではありませんか。

注文住宅を建てる際には、窓の設置場所だけでなく、窓ガラスのタイプやサッシの種類などの細かな点まで決める必要があります

窓のタイプと言ってもあまりピンとこないかもしれませんが、窓には以下の種類をはじめとした、数十種類ものタイプが存在します。

注文住宅で多い窓の種類

ただそうは言っても、普段窓について意識する機会は少ないため「何を基準にして、どの窓を選べば良いのだろう」と迷いますよね。

窓は単に景色を見る以外にも、採光や換気などの様々な役割を果たしてます。そのため、窓のタイプやガラスの種類等をきちんと考えずに選ぶと、後から住みにくさを感じてしまうかもしれません。

そこでこの記事では、注文住宅の窓で後悔しないために、以下のような点について詳しく解説します。

この記事でわかること
  • 注文住宅の窓を決める際に選ぶべきポイント
  • 注文住宅の窓で使用頻度高い窓4タイプ
  • 部屋別のおすすめの窓
  • 窓ガラスの種類
  • サッシの素材
  • 注文住宅の窓で失敗しがちな点
  • 注文住宅の窓の設計で失敗しないために気をつけたいポイント

注文住宅をこれから建てる方や、窓の選び方についてお悩みの方は、ぜひ最後までご一読ください。

1.注文住宅の窓を決める際に選ぶべきポイントは計3点

注文住宅の窓を決める際に選ぶべきポイントは計3点

先程も少し紹介した通り、注文住宅の窓について決める際には、主に以下の3点について決める必要があります。

  • 窓のタイプ
  • ガラスの種類
  • サッシの素材

一口に窓を選ぶとは言っても、ただ単に「どのような形の窓を設置するか」を決めるだけではありません。

窓のタイプや窓にはめるガラスの種類、サッシの素材の3つを選ぶことで、やっと設置する窓が決まります。

では窓やガラスには、どのような選択肢があるのでしょうか。

以下の表は、窓のタイプやガラスの種類などの、主な選択肢についてまとめたものです。

窓を決める際に選ぶ3点
窓のタイプ
  • 引違い窓
  • すべり出し窓
  • FIX窓(はめ殺し窓)
  • 上げ下げ窓      など
ガラスの種類
  • 複層ガラス
  • Low-Eガラス
サッシの種類
  • アルミ
  • アルミ樹脂複合サッシ
  • 樹脂
  • 木製

窓にはめるガラスやサッシも複数の種類があり、選んだ素材等によって、断熱性能や気密性の高さなどが異なります

また中でも窓のタイプは、家の印象を左右する非常に重要な部分のため、デザイン性も考慮して決めることになります。

そのため窓について決めるだけでも、かなりな時間がかかってしまうケースもあるほか、後から「やっぱり違う窓にすればよかった」と感じるケースも多いです。

では、後悔しない窓選びのためには、どのような点に注目して選べば良いのでしょう。

次項からは、注文住宅の窓を選ぶ前に確認しておきたい、各項目を選ぶポイントについて詳しく解説していきます。

2.【選択ポイント①】注文住宅での使用頻度が高い窓4タイプ

注文住宅での使用頻度が高い窓4タイプ

一口に「窓」と言っても、その選択肢は1つではありません。両開きの窓や、片側だけ開く窓など、その種類は複数存在します。

以下は、窓の種類の一例です。意外と多くの種類があって、どれにしようか迷ってしまいますよね。

主な窓の種類

ただし注文住宅の場合は、使用される窓はある程度決まっており、以下のような窓から選ぶケースがほとんどです。

  • 引違い窓
  • すべり出し窓
  • FIX窓(はめ殺し窓)
  • 上げ下げ窓

ここでは、注文住宅で使用されることが多い、上記の4つの窓タイプについて紹介します。

それぞれの特徴やメリット・デメリットもあわせて紹介しますので、どの窓が合いそうか想像してみてくださいね。

2-1.引違い窓

引違い窓

引違い窓は、最もオーソドックスな窓です。

横にスライドさせると窓が開き、その開き具合によって、風通しを調節できることが特徴です。

引違い窓の特徴
  • 特徴:横にスライドするだけで簡単に窓が開く
  • メリット:場所を問わず様々な所に取り付けやすい、費用を抑えられる
  • デメリット:気密性が低い
  • おすすめの場所:リビングをはじめとした全ての部屋

また窓の開閉は横にスライドするだけなので、窓を開けた際にスペースを取りません。

そのため、場所を問わず様々な所に取り付けやすく、リビングから狭い部屋まで幅広く設置できます。

他の窓よりも比較的値段が安いこともあり、建築費を抑えたい場合にも向いている窓です。

しかし便利な一方で、「気密性が悪い」「窓の設置場所によっては外から丸見えになってしまう」などのデメリットも存在します。

あまり窓のサイズを大きくしすぎず、他の窓と組み合わせたり、外からの見え方を検討したりしながら設置することがポイントです。

2-2.すべり出し窓

すべり出し窓

すべり出し窓は、その名の通り滑らせて開く窓のことです。

先程紹介した「引違い窓」は横にスライドさせるのに対し、「すべり出し窓」は室内外のどちらかに滑らせるようにして開きます。

上記の写真のような「横すべり出し窓」と「縦すべり出し窓」の主に2種類が存在します。

すべり出し窓の特徴
  • 特徴:回転軸を中心に室内外に開く
  • メリット:掃除がしやすい
  • デメリット:外開きの場合はスペースが必要になる
  • おすすめの場所:キッチンなどの換気が必要な場所、洗面所など

外に出なくても窓ガラスを拭きやすいため、ベランダがない場所や、2階への設置にも便利な窓です。

また開く面積が大きいため換気がしやすく、風通しや換気を目的として設置したい場合に向いています。

ただし内外に開く分、窓を開いた分だけのスペースが必要になる点には注意が必要です。

少し想像しづらいかもしれませんが、窓の向かいに車や隣の家の壁があった場合、開けた窓が当たって、傷がついてしまう可能性もあります。

よってある程度開くスペースを確保できる場所に設置するか、内開きにすることがおすすめです。

2-3. FIX窓(はめ殺し窓)

FIX窓(はめ殺し窓)

FIX窓は、他の窓とは異なり開かない窓です。

別名「はめ殺し窓」とも呼ばれ、採光などを目的として設置されます。

FIX窓(はめ殺し窓)の特徴
  • 特徴:開閉ができない
  • メリット:サッシが細く見た目が良い(デザイン性に優れる)
  • デメリット:掃除が難しい
  • おすすめの場所:リビングや階段、天井など

FIX窓は窓の開閉が必要ないため、サッシが細く見た目をスッキリさせられます。

そのためデザイン性が高く、採光目的だけでなく、部屋のアクセントとして設置する場合も多いです。

気密性や断熱性にも優れているため、寝室やリビングへの設置にも向いています。

一方デメリットとしては、掃除が難しい点が挙げられます。

特に天井から光を入れるための「天窓」として使われる場合は、窓まで手が届かないため、自力での掃除は非常に難しいです。よって汚れた場合は、掃除を業者に依頼するケースもあり、維持コストが発生します。

設置する場合は、1階リビングなどの、外からでも掃除がしやすい場所への設置がベストでしょう。

2-4. 上げ下げ窓

上げ下げ窓

上げ下げ窓は、窓ガラスを上下方向にスライドさせて開閉する窓です。

比較的気密性が高く、断熱性能にも優れています。

上げ下げ窓の特徴
  • 特徴:上下方向にスライドさせて開く
  • メリット:洋風の家にマッチしやすい、気密性や断熱性能に優れる
  • デメリット:開閉がややしづらい、両開き以外のカーテンを設置する必要がある
  • おすすめの場所:洋風の家の正面部分

上げ下げ窓は、特に洋風の家で取り入れられることの多い窓です。海外の家の写真や映画などで見かけた方も多いかもしれません。

上げ下げ窓を設置すると、家の雰囲気やデザインが一気に洋風寄りになります。

そのため洋風の家を建てる際には欠かせない窓であり、特に家の正面部分への設置がおすすめです。

一方デメリットとしては、他の窓と比べて開閉がややしづらい点や、一般的な両開きのカーテンを設置しづらい点が挙げられます。

上げ下げ窓は他の窓よりも縦に長いため、両開きのカーテンは使いづらいと感じるケースが多いです。そのため、ブラインドやロールカーテンなどの設置を検討しましょう。

また窓の開く面積が少なく、内側からの掃除がしづらいため、1階などの手の届く範囲へ設置することがポイントです。

3.注文住宅に適した部屋別のおすすめの窓

注文住宅に適した部屋別のおすすめの窓

ここまで、注文住宅に多い4つの窓のタイプについて紹介しました。しかし上記のような窓が多いとは言っても、同じタイプの窓ばかり設置する訳ではありません。

注文住宅では、上記の4つのタイプの窓を組み合わせて設置するケースが多いです。

すると次に気になるのが、「どの窓をどの場所に設置するか」ですよね。

ここからは、以下の場所別のおすすめの窓について解説します。

  • リビング
  • 寝室
  • キッチン
  • 階段

設置するポイントについてもあわせて紹介しますので、各窓を設置した際の部屋をイメージしてみてください。

3-1.リビング

3-1.リビング

リビングに向いている窓は、引違い窓です。

リビングは庭に面しているケースがほとんどのため、人が外に出られる程度に大きく開く必要があります。

また光を多く取り入れることができ、部屋を明るい雰囲気にできる点も窓選びで重要なポイントです。

よって窓が開くスペースが大きく、採光と換気の両方に適した引違い窓がおすすめです。

ただし、窓をあまり大きくしすぎてしまうと、テレビボードなどの家具を置くスペースが少なくなってしまうケースもあります。

引違い窓をリビングに設置する場合は、必要以上に大きくしようとせず、家具の設置位置なども視野に入れながらサイズや場所を決めましょう

3-2.寝室

3-2.寝室

リビングよりも光が少なくて済む寝室には、すべり出し窓が良いでしょう。

寝室の窓選びで重要な点は、以下のような点です。

  • 換気ができるか
  • 朝眩しすぎないか
  • 大きすぎないか

すべり出し窓は、自分の好きな角度まで窓を開けられるため、換気にも向いています。

また引違い窓など他の窓と比べると、面積も小さいので、朝日が眩しすぎることもありません。

開閉ができないFIX窓(はめ殺し窓)を設置するケースもありますが、寝室は空気がこもりやすいため、できるだけ換気ができる窓がおすすめです。

よって、窓の面積が大きすぎず、換気もしやすいすべり出し窓が適しています

3-3.キッチン

3-3.キッチン

キッチンの窓は必ずしも必要ではありませんが、取り付けた方が、キッチン全体が明るくなり、作業がしやすくなります。

こもりがちな料理のにおいも外に出しやすくなり、壁紙などににおいがつくことも防止できます。

キッチンにおすすめの窓は、すべり出し窓です。

すべり出し窓は設置面積が少なく済むほか、窓が開く面積が大きいため、換気がしやすいです。

設置スペースが少ない場合は、上記の画像のように横すべり出し窓を並べることで、効率的に空気の入れ替えができるでしょう。

もし採光だけを目的とする場合はFIX窓も適しているものの、やはり換気はしづらくなります。

料理のにおいはリビングまで流れてしまうことも多いため、できれば開閉が可能な窓がおすすめです。

3-4.階段

3-4.階段

見逃しがちですが、階段は窓の設置で失敗しやすいポイントの1つです。

階段の窓は主に採光を目的とするため、2メートルほどの高さに設置されるケースも多いです。

しかし高すぎる窓は枠に手が届かず、仕方なく紐を取り付けて開閉することになり、見た目が悪くなってしまうこともあります。

階段の窓は主に採光目的で設置されているため、開閉できないFIX窓(はめ殺し窓)が適しています

上記の画像のような「スリット窓」と呼ばれる長方形の窓を設置すると、見た目もスッキリしておすすめです。

4.【選択ポイント②】ガラスの種類

4.【選択ポイント②】ガラスの種類

窓のタイプが決まった後は、ガラスの種類を選びます。

注文住宅で使われることが多いガラスは、主に以下の2種類です。

種類 特徴
複層ガラス
  • 断熱効果が高い
  • ペアガラスやトリプルガラスがある
Low-Eガラス
  • 複層ガラスの一種
  • 断熱性と遮熱性に優れる

先程も少し説明した通り、選ぶガラスによっては、断熱性などの機能性が大きく異なります

それぞれの特徴について解説しますので、どちらが良いかじっくりと比べてみてください。

4-1.複層ガラス

複層ガラスは、複数枚のガラスを重ねて、その間に空気を密閉しているガラスのことです。

主に2枚のガラスを重ねているタイプが多く、ペアガラスとも呼ばれます。

複層ガラスの特徴
  • 特徴:ガラスとガラスの間に空気の層がある
  • メリット:冷暖房効率が良くなる、遮音性能に優れる
  • デメリット:他のガラスよりも重い
  • 値段:1万円〜2万円程度(90×90cm)
  • おすすめの人:建築費を抑えたい人

複層ガラスの特徴は、なんと言っても断熱効果が高いことです。

ガラス同士の間にある空気の層によって、夏はある程度外の暑さを遮断し、冬には暖房効率が良くなります。

ガラスが複数枚になることで、ガラスを1枚だけ設置する場合よりも、暑さや寒さを感じにくくなると考えるとわかりやすいでしょう。

また次に紹介するLow-Eガラスと比較すると値段が安いため、建築費を抑えたい人にも向いています。

4-2.Low-Eガラス

Low-Eガラスは、複層ガラスの間に「Low-E膜」と呼ばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことです。

ガラスとガラスの間に金属の膜が挟まっているため、高い断熱性と遮熱効果を期待できます。

Low-Eガラスの特徴
  • 特徴:複層ガラス以上に断熱性能が優れている
  • メリット:断熱性と遮熱効果が高い
  • デメリット:やや色がついている、他のガラスより高価
  • 値段:2万円〜4万円程度(90×90cm)
  • おすすめの人:沖縄県や宮崎県などの紫外線が強い場所に住んでいる人、寒冷地に住んでいる人

その性能の良さは複層ガラス以上で、赤外線も反射する性質を持ちます。

西日が気になる窓はもちろん、畳の劣化が気になる和室まで、部屋の種類を問わずに設置がおすすめなガラスです。

ただしLow-Eガラスは他のガラスよりも高価になりがちなため、全ての部屋に設置すると、想像以上に建築費が高くなってしまうケースもあります。

価格を抑えたい場合は、西向きの窓やリビングの窓など、直射日光や結露などが気になる場所を選んで設置することがおすすめです。

複層ガラスと組み合わせて設置すれば、トータル価格を抑えられるでしょう。

5.【選択ポイント③】サッシの素材

5.【選択ポイント③】サッシの素材

ガラスの種類と同様に、サッシの素材についても選ぶ必要があります。

こちらもガラス同様、選んだ素材によって性能が異なりますので、各特徴を確認してみてください。

種類 特徴 おすすめの人
アルミ
  • 軽くて錆びにくい
  • 普及率が高い
建築費を抑えたい場合
アルミ樹脂複合サッシ
  • 耐久性と耐熱性の両方に優れている
  • 使用されている率が高い
家のタイプや地域を問わず全ての人
樹脂
  • 熱伝導率が低い
  • 気密性にも優れている
寒冷地に住んでいる人
木製
  • デザイン性に優れている
  • 他の素材と比べると高額になりやすい
インテリアにこだわりたい人

以下、各特徴について1つずつ解説します。

5-1.アルミ

アルミは、軽くて錆びにくいことが特徴の素材です。

軽くて扱いやすく、耐久性にも優れていることから、マンションや一軒家など家のタイプを問わず幅広く使用されています。

アルミの特徴
  • 特徴:軽くて錆びにくい
  • メリット:軽くて扱いやすい、安価である
  • デメリット:熱の伝導率が高い
  • おすすめの人:建築費を抑えたい場合

また安価なため、建築費用を抑えたい場合にも向いている素材です。

一方でデメリットとしては、熱の伝導率が高く、断熱性に劣る点が挙げられます。

そのため冬は冷たくなりやすく、その冷たくなったサッシが部屋の暖かい空気に触れることで、結露を起こしやすくなります。また、暖房の効率も低下してしまいます。

ただし上記のデメリットは、窓ガラスの素材によってはかなり防止できるほか、熱伝導率を低くしたアルミサッシも販売されています。

工夫次第で解決できるポイントも大きいため、詳しくは施工担当者に相談してみてください。

5-2.アルミ樹脂複合サッシ

アルミ樹脂複合サッシは、その名の通り樹脂とアルミを組み合わせたサッシのことです。

耐久性と耐熱性の両方に優れており、現在主流となっているサッシです。

アルミ樹脂複合サッシの特徴
  • 特徴:アルミと樹脂を組み合わせている
  • メリット:耐久性と耐熱性の両方に優れている
  • デメリット:アルミ部分には結露ができる
  • おすすめの人:家のタイプや地域を問わず全ての人

アルミと樹脂の両方を使用していることで、アルミの欠点をカバーしているサッシでもあります。

樹脂はアルミと比較すると熱を伝えにくい素材のため、アルミサッシよりも耐熱性に優れており、耐久面も問題ありません

デメリットとしては、アルミ部分に結露ができる点が挙げられるものの、こちらもガラスの組み合わせや環境によっては、あまり気にならないケースも多いです。

4つのサッシの素材の中では最もオーソドックスなタイプのため、迷ったらアルミ樹脂複合サッシを選ぶと良いでしょう。

5-3.樹脂

樹脂サッシは、全体が樹脂のみで構成されているサッシです。

樹脂は熱を伝えにくい素材のため、熱伝導率が低く、気密性にも優れています

そのため寒冷地で使用されることが多く、寒い季節も快適に過ごしやすくなります。

樹脂サッシの特徴
  • 特徴:全体が樹脂で構成されている
  • メリット:断熱性が高い、結露が発生しづらい
  • デメリット:経年劣化しやすい
  • おすすめの人:寒冷地に住んでいる人

一方デメリットとしては、経年劣化しやすい点が挙げられます。

樹脂は紫外線に弱いため、外からの紫外線に当たり続けることで、劣化して形が変化してしまうことがあります。

塗装などのメンテナンスによって対策はできるものの、塗装の効果は長く続かないため、定期的なメンテナンスが必要です。

よって特に樹脂サッシにこだわりがなければ、アルミ樹脂複合サッシを選ぶことをおすすめします。

5-4.木製

木製は、その名の通り木で作られたサッシのことです。

デザイン性に優れており、部屋の雰囲気を壊しません。特にナチュラルな雰囲気の家にしたい場合に向いています。

木製サッシの特徴
  • 特徴:全体が木で構成されている
  • メリット:デザイン性が高い、断熱性が高い
  • デメリット:腐食しやすい、他のサッシと比べると高額である
  • おすすめの人:インテリアにこだわりたい人

また断熱性が高く結露もできにくいため、寒い地域や、結露によるカビの発生を気にしている場合にもぴったりです。

しかし木製サッシは便利な半面、腐食しやすいというデメリットが存在します。

木製サッシは木で作られているため、水分を含むことで、腐りやすくなってしまいます。

また使用しているうちに木が反ってしまうこともあり、他のサッシと比較すると扱いづらいです。

定期的なメンテナンスが必要になるため、設置時のコストだけでなく、維持コストも発生する点を頭に入れておいてください。

6.注文住宅の窓で失敗しがちな点

注文住宅の窓で失敗しがちな点

ここまで、注文住宅の窓を決める際の3つのポイントについて紹介しました。

配置や選んだ種類によっては、残念ながら「失敗した」と感じてしまうケースも多いです。

窓はインテリアのように後から簡単に変更はできず、変えたい場合は大規模な工事が必要になってしまいます。

窓で後悔しないためには、最初に失敗しやすいポイントを把握し、その上で設置場所や種類を選ぶことがポイントです。

ここでは、以下の4つの失敗点を紹介します。

  • 窓が多すぎて家具の置き場所に困る
  • 西日がまぶしい
  • 縦すべり窓が車や通行者にぶつかりそうになる
  • スリット窓だけでは暗く光が入らない

6-1.窓が多すぎて家具の置き場所に困る

「明るくするために、窓は多いほうが良い」と思うかもしれません。しかし窓が多すぎて、家具の置き場所に困ってしまうケースも多いです。

家具は主に壁がある場所に設置するため、窓の前への設置は向いていません。

窓の前に家具があると、窓を開けられなくなったり、外が全く見えなくなったりしてしまいます。

たとえばリビングの窓の前に、テレビボードを設置したとして考えてみてください。

するとテレビの後ろから日が入ってくるため、時間帯によっては眩しくてテレビを見られなくなってしまいます。またテレビボードが邪魔になり、片方しか窓を開けられなくなってしまうかもしれません。

窓はなくても困りますが、多すぎても生活の邪魔になってしまいます

窓について決める際は、必要な家具を書き出し、配置をある程度考えてから配置や大きさについて考えると良いでしょう。

6-2. 西日がまぶしい

西側に窓を設置すると、窓から入ってくる日がまぶしすぎると感じるケースも多いです。

西日が入る夕方は建物に熱がたまっているため、特に暑く感じます。すると家の中の温度も上がり、まぶしいだけでなく、暑くなってしまうのです。

西日対策をするためには、夕方の時間帯に過ごす場所について考えてみることがおすすめです。

たとえば夕方に2階の私室で過ごすことが多い場合は、西日が入りづらい方角に窓を取り付けたり、着脱式の日除けをとりつけたりして、西日をカットできます。

また場合によっては西側の窓が不要なケースもあるため、窓の配置がある程度決まった時点で、工務店の担当者に相談してみることもおすすめです。

6-3. 縦すべり出し窓が車や通行者にぶつかりそうになる

すべり出し窓は便利なものの、大きく開くため、他の物にぶつかりそうになることもあります。

場合によっては、開いた窓が通行人や車にぶつかってしまうかもしれません

窓を開ける際は勢いがついて、自分が想像した以上に開いてしまう場合もあります。そのため、すべり出し窓を設置する際は、窓の周囲にぶつかりそうな物がないか十分に確認してください。

特に駐車場の近くの窓をすべり出し窓にする場合は、窓が車に激突して、へこみや傷が付く可能性が高いです。

もし道路に面した場所や、駐車場の近くに窓を設置する際は、内側に開くすべり出し窓がおすすめです。

すべり出し窓は室内外に開くため、設計時に内側に開くようにすれば、外にある車や人に激突することもありません

窓を開く際のスペースや、隣の家との壁の距離などを測定した上で、窓が開く向きを決めるようにしましょう。

6-4.スリット窓だけでは暗く光が入らない

スリット窓だけでは暗く光が入らない

デザイン性のために、「スリット窓」と呼ばれる細長い窓を設置する人も多いです。

スリット窓は開閉ができないFIX窓や、滑り出し窓などのタイプがあり、狭い場所でも設置できることが特徴です。

しかしスリット窓は幅が細い分、光が入りにくいため、部屋が暗くなってしまいます

家の見た目は良くなったものの、想像以上に部屋が暗くなってしまい、「もっと大きな窓にすれば良かった」と後悔するケースも多いです。

他に採光できる窓があれば良いですが、スリット窓だけで明かりを取り入れることは難しいです。

「どの場所から光を取り入れるのか」「電気がなくても明かりは入ってくるか」などを検討し、場合によっては、別の種類の窓も組み合わせましょう。

7.注文住宅の窓の設計で失敗しないために必ず確認したい4ポイント

注文住宅の窓の設計で失敗しないために必ず確認したい4ポイント

窓は家の中で、想像以上に重要な部分の1つです。

一度設置すると後からの変更は難しいため、もし選択を間違えると、ずっと住みにくさを感じながら生活し続けることになってしまいます。

せっかく建てる注文住宅を快適なものにするためにも、窓の設置場所や種類は慎重に考えましょう。

最後に、窓で失敗しないために確認したい重要な4つのポイントを紹介します。

  • プライバシーを守れるか
  • 採光性が良いか
  • 風通しは良いか
  • 冷暖房効率への影響はないか

以下、順番に見ていきましょう。

7-1. プライバシーを守れるか

窓の配置で最も重要な点は、窓を設置する場所です。

家が大きな道路に面している場合は、窓の場所によっては、外の人から家の中が丸見えになってしまうこともあります。

特にリビングに大きな窓を設置したために、隣の家から丸見えになってしまうケースは多く、場合によっては一日中カーテンを引いている家も。

せっかく外の景色を見るために大きな窓を設置しても、一日カーテンを引いていたのでは、何のために窓を設置したのかわからなくなってしまいますよね。

そのため窓を設置する場合は、外からの目線や人通りなどを考慮して決めることがポイントです。

家の前の通りや周囲を歩いてみて、隣の家の窓の場所や道路の人通りの多さなどを確認し、どの程度の高さの窓であれば視線を感じにくいか、調べてみることをおすすめします。

7-2. 採光性が良いか

窓を設置する際は、採光性も大変重要なポイントの1つです。

「窓があるなら日は入るのでは?」と思うかもしれませんが、北側に窓を設置した場合など、ほとんど光が入ってこない場合もあります。

また窓の位置が低すぎる場合や、小さすぎる場合も、光は入りづらいです。

採光面で後悔しないためには、窓の設置時には以下のような点について確認しましょう。

  • 窓が建物の影になっていないか
  • 朝以外の時間帯にも日が入るか
  • 小さい窓の近くに大きな窓はあるか

朝や夕方など異なった時間に土地を訪れ、周囲の建物の位置関係や、時間ごとの光の当たり方などを確認して決めることがポイントです。

7-3. 風通しは良いか

窓は採光以外にも、換気の役割も果たしています。

家の中に風が入らないと部屋ににおいがこもったり、カビが発生したりする可能性が高くなってしまいます。採光性とあわせて、風通しの良さも重視しましょう。

以下のようなポイントについて、重点的に確認することが重要です。

  • 開閉できる窓は1部屋に1つ以上あるか
  • 大きく開く窓が複数あるか

ただ窓があっても、数が少なすぎたり、あまり大きく開かない窓の場合は、風通しが悪くなってしまいます。

小さな窓ばかり設置するのではなく、引違い窓やすべり出し窓などの換気をしやすい窓も複数取り入れましょう

7-4. 冷暖房効率への影響はないか

窓のサイズや数は、冷暖房効率へも影響を与えます。天窓が大きかったり、西側に大きな窓があったりすると、家の中は暑くなりがちです。

特にリビングに吹き抜けがあり、かつ窓が大きい場合は、冬には厳しい寒さを感じるケースもあります。

4.【選択ポイント②】ガラスの種類」でも紹介した通り、冷暖房効率は性能良いガラスを選んだり、窓の数を調節したりすることでも改善できます。

「性能の良い窓は高いな」と感じるかもしれませんが、性能の高い窓を設置した方が、結果として冷暖房費用の節約に繋がるケースもあります。

「リビングには絶対に大きな窓を設置したい」「暑くてもいいから天窓をつけたい」などの希望がある場合は、冷暖房効費を節約するためにも、窓の性能を高いものにすることをおすすめします。

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8.まとめ

この記事では、注文住宅の窓の選び方や、配置のコツについて紹介しました。

窓は生活をする上で欠かせないものであり、大変重要なポイントの1つです。

選んだ窓の大きさやタイプ・ガラスの種類などによって、生活のしやすさが左右されると言っても過言ではありません

注文住宅の窓で後悔しないためには、以下のような点について、1つずつ決めていく必要があります。

窓を決める際に選ぶ3点
窓のタイプ
  • 引違い窓
  • すべり出し窓
  • FIX窓(はめ殺し窓)
  • 開き窓      など
ガラスの種類
  • 複層ガラス
  • Low-Eガラス
サッシの種類
  • アルミ
  • アルミ樹脂複合サッシ
  • 樹脂
  • 木製

それぞれ特徴が異なるため、各メリット・デメリットを把握した上で、自分の家にぴったり合った窓を選びましょう。

また後悔しない窓選びのためには、以下のようなポイントについて重点的に確認した上で、窓を設置する場所やタイプを選ぶことが重要です。

  • プライバシーを守れるか
  • 採光性が良いか
  • 風通しは良いか
  • 冷暖房効率への影響はないか

この記事を参考に、あなたが適切な窓を設置できることを願っています。

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