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注文住宅の見積もりを解説!依頼までの流れや見積書の種類・内容

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注文住宅の見積もりを解説!依頼までの流れや見積書の種類・内容

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注文住宅の見積もりを解説!依頼までの流れや見積書の種類・内容

「注文住宅の見積もりはどのような流れで進めればいいの?」

「見積書を取り寄せるためにすべきことってある?」

とくに初めて注文住宅を建てる方は、見積もりについて知らないことだらけで不安になりますよね。

注文住宅の見積書作成を建築会社に依頼するまでの流れは以下の通りです。

注文住宅の見積書作成を建築会社に依頼するまでの流れ

いきなり見積書作成を始めるのではなく、この図にあるようにやるべきことをしてから見積もりを進めていかなければ心から満足できる注文住宅を建てられない可能性があります。

そこで、当記事では注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れを押さえた上で、見積もりを適切に行うために知っておきたい見積書の種類や内容について詳しく解説します。

当記事のポイントは以下の通りです。

当記事のポイント
  • 注文住宅の見積書作成依頼までの流れが分かる
  • 注文住宅の2種類ある見積書について解説
  • 注文住宅の見積書に記載される内容を紹介

上記の内容を押さえて見積書作成を依頼してから建築会社を決めると、後悔のない注文住宅を建てることができるようになります。

素敵な注文住宅を建てられるように、注文住宅の見積もりについての理解を深めていきましょう。

1.注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れ

注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れ

冒頭でもお伝えしたように、満足できる注文住宅を建てるためには建築会社に見積書作成依頼をするまでの流れこそが重要となります。

注文住宅の見積額がいくら気になるからといって、見積書作成を依頼するまでにすべき4つのことをしないままいきなり建築会社に見積書作成を依頼すると見積額だけに注目してしまうことになり、心から満足できる家を建てられなくなる可能性があります。

建築会社に見積書作成を依頼する前に、これからご紹介する流れを一つずつ押さえてみましょう。

これらを踏まえてから見積書作成依頼をすると、後悔のない家づくりができます。

1-1.【STEP1】注文住宅の希望条件を挙げる

【STEP1】注文住宅の希望条件を挙げる

まず最初に、家づくりの希望条件を挙げてまとめます。

新しい家に住む人それぞれによって視点が違うので、全員の希望を一通り聞き出してからまとめていきましょう。

注文住宅の見積もりのことを考えているとついお金がどのくらいかかるのかが気になってしまいますが、これから住むことになる大切な家を建てるのですから、ご自身にとって住みやすくて満足できる家づくりを目指すべきです。

費用ばかりにこだわってしまって建ててから後悔するのはもったいないので、まずは以下のように注文住宅の希望条件を挙げて見積もりに活かせるようにしましょう。

注文住宅の希望条件を挙げるイメージ

たとえば多くの人が広くておしゃれなリビングを希望していたり、家事を主に行う人が家事動線を考慮した間取りを希望している場合、多くの希望条件の中でも優先順位を高くする必要があります。

一人ひとりが新しい家でどんなことを実現したいのか実際に生活することをイメージして、希望条件を挙げていきましょう。

1-2.【STEP2】予算を決める

【STEP2】予算を決める

次に、資金計画を立てて家づくりにいくらかけられるのか予算を設定します。

ここで予算を決めなければ、これから現実的に注文住宅を建てる可能性が高い土地探しや建築会社選びをすることができないからです。

見積もりを出すために欠かせない予算は希望条件によって変わってきますが、予算を設定する際にひとつの目安になるのは全国平均額です。

住宅金融支援機構による2020年度に集計された「フラット35利用者調査」のデータによると、以下のように既に土地を所有している場合の建築費の全国平均額は3,532.5万円、土地とセットで注文住宅を建てる場合の全国平均額の土地取得費と建築費の合計額は4,397.3万円であることが分かるので、参考にしましょう。

所有している土地の有無 全国平均額
あり 建築費3,532.5万円
なし 土地取得費1,436.1万円+建築費2,961.2万円=4,397.3万円

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

ただ、全国平均額を見たところで実際に注文住宅の予算を決めるのは難しいものですよね。

そこで、先に住宅ローンの事前審査を行って判明したご自身の借入可能額から予算を設定するという考え方もあります。

★見積書作成前の住宅ローンの事前審査がおすすめ

「住宅ローンの事前審査は実際に建てる注文住宅の設計プランが決まってからでいいんじゃないの?」と思っている人がいるかもしれませんが、見積書作成前のこの段階で行うのがおすすめです。


早い段階で住宅ローンの事前審査を受けてご自身の借入可能額を知っておくと、審査にパスする前提の予算計画ではなく、見積もりをより具体的に行える現実的な予算計画を立てることができます。


注文住宅を建てる上で非常に重要となる予算計画の立て方について知りたい方は、注文住宅建築時の予算目安や建築費の予算別に建てられる注文住宅の特徴について詳しく紹介している「【最新データで分析】注文住宅の予算の目安と詳細額の決め方を解説」を参考にしてみましょう。

1-3.【STEP3】注文住宅を建てる土地を決める

【STEP3】注文住宅を建てる土地を決める

続いて、注文住宅を建てるための土地を決めます。

既に土地を取得済みの方や親から譲り受けた土地がある方は1-4.建築会社の特徴を知るに移りますが、所有する土地がない場合は注文住宅を建てる土地を決めてはじめて見積書作成へと近づくことができます。

注文住宅を建てる土地を決める際には、大きく分けると立地と価格の2つがポイントとなります。

1-3-1.注文住宅を建てる土地の立地を考える際のポイント

注文住宅を建てる土地を決める際には、希望に合う立地であるかを考える必要があります。

以下のポイントを参考にして、実際に生活することをイメージしながら自分にとってふさわしい立地となっているかを考えましょう。

注文住宅を建てる土地の立地を考える際のポイント

①通勤時間

在宅勤務が少ないのであれば、毎日往復することになる通勤時間を考慮して立地を考える必要がある

ただし、都市部に近い便利な立地ほど価格は高く、郊外になるほど価格は安くなる傾向がある


②子どもの教育環境

学校までの距離が遠くないか、通学路に事故に遭いそうな道がないか確認する


③周辺環境

公園に面した立地は遮るものがなく日当たりが良いが、木や水辺に住む虫が家に発生することがある

学校や幼稚園の周辺では遊んでいる子どもの声や砂埃による生活への影響が出ることがある


➃災害時の安全確認

土地周辺の過去に起きた災害やハザードマップを確認して、災害の危険性の低い立地を選ぶ

このように交通の便が良い立地は価格が高かったり、日当たりの良い立地は虫が発生したりするなど立地には二面性があるため、よく考える必要があります。

立地を考慮しつつ、次にご説明する価格も合わせて検討しましょう。

1-3-2.注文住宅を建てる土地の価格を考える際のポイント

注文住宅を建てる土地を決める時には、立地と合わせて価格が重要となります。

土地の価格は立地や面積によって変わりますが、ひとつの目安となるのは全国平均額です。

住宅金融支援機構のデータによると、土地取得費の全国平均額は以下のように1,436.1万円となっています。

土地とセットで注文住宅を建てた場合の全国平均値
土地取得費 1,436.1万円
敷地面積 219.1㎡
住宅面積 111.1㎡

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

また、土地取得費の全国平均額は1,436.1万円ですが、以下のように三大都市圏の中でもとくに首都圏では2,310.2万円と土地取得費が高額になる傾向にあります。

土地取得費
全国 1,436.1万円
三大都市圏 1,903.6万円
首都圏 2,310.2万円
近畿圏 1,655.3万円
東海圏 1,300.0万円
その他地域 932.9万円

※住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」より作成

全国平均額を参考にしながら、注文住宅を建てる土地を決めていきましょう。

注文住宅を建てる土地をこれから購入する方は、設定した予算を土地と建物にそれぞれどのような割合で費用配分するのか事前に検討しておく必要がありますが、「【最新・エリア別】土地なしで家を建てる費用の相場と内訳を解説!」で詳しく紹介しているので参考にしてみましょう。

1-4.【STEP4】希望に沿った建築会社をリストアップする

【STEP4】希望に沿った建築会社をリストアップする

続いて、希望に沿った建築会社をリストアップします。

注文住宅を建てる土地が決まったら早速建築会社に見積書作成を依頼したくなりますが、以下のようにどの建築会社に依頼するかによって見積もり相場は変わってくるので、まずは相場を含めた建築会社ごとの特徴を把握してリストアップする作業が必要です。

建築会社別の注文住宅の見積もり相場

よく目に付いた建築会社すべてに闇雲に見積書作成依頼をする人がいますが、そうしたところで目を通さなければならない書類が増えるだけでなく、建築会社との個別のやり取りも発生して多忙をきわめることになります。

現実的に建てる可能性がある建築会社を絞り込めるように、まずは資料取り寄せやモデルハウス見学をして情報収集を行い、建築会社によって異なる特徴を理解しましょう。

ハウスメーカーと工務店では見積もり相場に差がありますが、他にも会社の規模や対応エリアに違いがあります。

どのように違うのかより詳しく知りたい方は「工務店とハウスメーカーの違い|徹底比較しどっちがおすすめか解説」で紹介しているので参考にしてみましょう。

1-5.【STEP5】建築会社を3社に絞って見積書作成を依頼する

【STEP5】建築会社を3社に絞って見積書作成を依頼する

ここまで来てようやく建築会社に見積書作成を依頼することとなりますが、おすすめしたいのは3社に絞ってから相見積もりを取ることです。

なぜなら、以下のように1社だけに見積書作成を依頼してもそこに記載されている内容や金額が妥当であるのか判断できませんし、5~6社以上に依頼すると反対に情報が多くなり過ぎてしまって分かりづらくなってしまうからです。

建築会社への見積書作成依頼 状況
1社だけ 妥当か判断できない
3社 ちょうど比較検討しやすい
5~6社以上 情報が多すぎて分かりにくい

木造・鉄筋コンクリートなどどんな構造を得意としているか、耐震性や断熱性の性能、設計力やデザインなどを詳しく情報収集してから建築会社3社を厳選しましょう。

なお、3社まで厳選するためのポイントについては、4.注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶポイントでご説明しているので、ご覧ください。

見積書作成を依頼する際には建築会社のホームページから電話もしくはメールで連絡しますが、依頼時に相見積もりになることを建築会社に伝えると、選ばれるようにと値下げしてくれる可能性があります。

依頼時に必要になる情報は以下の通りです。

見積書作成依頼時に必要になる情報
  • 予算
  • 建築予定地の場所・面積・形状
  • 希望の間取り
  • こだわりたい設備
  • 希望するデザインや雰囲気

見積書作成はどの建築会社も無料で対応してくれますが、依頼してから手元に届くまでの期間は最低金額が分かる大まかな見積書なら1~2日、より詳細な希望を反映させた見積書なら1か月程度かかるので、スケジュールには余裕を持ちましょう。

このように注文住宅の見積もりにおいては見積書作成を依頼するまでの流れが大切ですが、見積書作成依頼時やその後の見積書を見る時、見積書から建築会社を選ぶ時に注意したいことについては、「注文住宅の見積もりの注意点12個│失敗しないためのコツを徹底解説」で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

また、建築会社を選んだ後にどのような流れでマイホームが建築され、実際に住むところまで至るのか全体的な流れが気になる方は「注文住宅を建てる流れ|7つのステップと支払い費用についての注意点」で詳しく紹介しているので参考にしてみましょう。

2.注文住宅の見積書は2種類ある

注文住宅の見積書は2種類ある

注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れをお分かりいただきましたが、実際に建築会社が作成する注文住宅の見積書には以下のように「概算見積書」と「詳細見積書」の2種類があります。

概算見積書 詳細見積書
内容

「面積×単価」をもとに

大まかな施工費を予測して作成される

希望条件を詰め込んだ図面をもとに

計算してより現実的な金額が記載

作成期間 1~2日 1か月程度
見るタイミング 最低金額を知りたい時 比較検討したい時

ここではそれぞれの見積書の特徴について詳しくご紹介するので、違いを理解して家づくりに活かせるようにしましょう。

2-1.概算見積書

概算見積書とは、間取りなど図面が正式に決まっていない初期段階で「面積×単価」をもとに大まかな施工費を予測して作成される見積書のことです。

とりあえず大まかな見積もりを参考にしたい場合に、1〜2日で作成してもらって参考にすることができます。

建築会社によって概算見積書の記載方法には違いがあり、最低限の分類で金額を提示している場合もあれば、詳細見積書に近い形式を取っていることもあります。

概算見積書で提示されている金額はあくまでも概算でしかないので、その後図面を作り上げていく中で使用する建具や部材にこだわっていくと基本的には詳細見積書を作成した時に金額が上がることになります。

概算見積書は必要になる最低金額なので、この金額以下にはならないことを覚えておきましょう。

なお、相見積もりをして比較検討する際には次の詳細見積書を取り寄せるのがおすすめです。

2-2.詳細見積書

詳細見積書とは、希望条件を詰め込んだ図面をもとに計算してより現実的な金額が記載された見積書のことです。

概算見積書よりもはるかに詳細な内容が記載される詳細見積書は依頼してから出来上がるまでに1か月程度かかるので、スケジュールに余裕を持って依頼しましょう。

詳細見積書は全体価格を記載してから詳細価格を補足説明する流れとなっているので、見る際にはその流れを押さえると分かりやすくなります。

この詳細見積書を気に入った建築会社3社から取り寄せることで、比較検討する際の材料が揃います。

3.注文住宅の見積書に記載される内容

注文住宅の見積書に記載される内容

注文住宅の見積書には概算見積書と詳細見積書の2種類があることをご説明しましたが、見積書にどのような内容が記載されていて、実際に見た時にきちんと読み取れるのかが気になるところですよね。

概算見積書はあくまで最低金額を知るための参考にすぎないので、ここでは希望条件を詰め込んだ図面をもとにより具体的な金額が記載された詳細見積書に記載されている内容についてご説明します。

詳細見積書に記載されている金額は以下のように本体工事費・付帯工事費・諸経費の3つに分けられますが、建築費予算の中から住宅本体にかけられる本体工事費の目安は7割程度になります。

注文住宅の見積書に記載される金額の内訳

建築費予算を3,000万円とした場合、本体工事費が2,100万円、付帯工事費が600万円、諸経費300万円となり、一番割合の少ない諸経費でも決して少なからぬ費用が動くことが分かります。

ここでは見積書に記載される本体工事費・付帯工事費・諸経費とはどのような費用なのかをご紹介するので、理解を深めていきましょう。

3-1.本体工事費

本体工事費とは注文住宅そのものを建てるための費用で、家の基礎や構造、住宅設備に使用した材料や設備だけでなく下請け工事会社の人件費も含みます。

見積書には坪単価が記載されていますが、これは一坪当たりの本体工事費のことです。

採用する材料や設備のグレード、施工するのに専門技術が必要かどうかによって本体工事費は大きく変動するため、見積書の本体工事費の詳細項目はとくにしっかりと確認しましょう。

建築会社によっては付帯工事費に分類すべき工事費を本体工事費にしている場合があるので、項目ごとにひとつずつ確認する必要があります。

3-2.付帯工事費

付帯工事費とはガス工事や屋外の給排水工事といった住宅そのもの以外の工事にかかる費用のことで、この他にも以下のような費用が必要となります。

  • 解体工事費(建物を取り壊してから新しい注文住宅を建てる場合)
  • 地盤改良工事費(そのままでは住宅を建てるのが難しい地盤の場合)
  • ガス工事費
  • 屋外電気工事費
  • 屋外給排水工事費
  • 外構・造園工事費
  • 照明・カーテン工事費
  • 冷暖房・換気工事費
  • 太陽光発電設備費(太陽光パネルを設置する場合)
  • 家具工事(造り付け家具製作を依頼する場合)

とくに門扉や駐車場といった外構は家の顔となりますが、本体工事費ばかり気にして後回しにしていると十分な予算をかけられなくなる可能性があります。

外構・造園工事費を始めとする付帯工事費にも考慮しつつ、見積書の記載内容を確認することが大切です。

3-3.諸経費

諸経費とは保険料や税金、申請手続きにかかる手数料などのことで、以下の費用が必要となります。

  • 工事請負契約書印紙代
  • 住宅ローンの諸費用
  • 火災保険料・地震保険料
  • 水道負担金
  • 登記費用
  • 地盤調査費用
  • 建築確認申請費用
  • 不動産取得税
  • 地鎮祭費用(地鎮祭をする場合)

本体工事費・付帯工事費で頭がいっぱいになって諸経費まで確認する余裕がない人が多いですが、諸経費は絶対に必要となる費用なので、忘れないようにしましょう。

各種諸経費は具体的にどのような費用なのかやその内訳、いつ必要になるのかについて知りたい方は、「注文住宅の諸費用とは?内訳や費用を抑えるポイントまで詳しく解説」で詳しく紹介しているので参考にしてみましょう。

4.注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶポイント

注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶポイント

ここまで注文住宅の見積書についてお伝えしましたが、いざ見積書作成を依頼する3社を選ぼうと思った時に、建てたい家を建てるためには建築会社をどのようにして絞り込むかが非常に重要になります。

なぜなら、建築会社によって得意とする建築工法は違いますし、住宅性能にはかなりの差があるからです。

そこで、実際に住んでから後悔することのないように、注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶ以下の3つのポイントについてご紹介します。

注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶポイント_表

これらのポイントを押さえて、自分にふさわしい建築会社を選びましょう。

4-1.希望する住宅スタイルの施工実績があるか

建築会社をリストアップする際には、たくさんある建築会社の中から現実的に建てる可能性があるところを絞り込めるように、資料取り寄せやモデルハウス見学をして情報収集を行い、建築会社によって異なる特徴を理解します。

リストアップした中から見積書作成を依頼する3社にさらに絞る際には、その建築会社で建てたい家を建てられるかを知るために希望する住宅スタイルの施工実績を確認する必要があります。

たとえば、「木造住宅に住んで、家のどこにいても木の温もりが感じられる家にしたい」と考えている人が鉄筋コンクリート造をメインに展開している建築会社を選んでも希望を叶えることができません。

また、「他の家とはひと味違うおしゃれな家に住みたい」と考えている人なら、その会社がこれまで携わった注文住宅の事例を参考にしながら設計力のある設計事務所を3社のうちのひとつに加えるべきです。

まずは建てたい家を建てられるか施工実績を基準に3社に絞り込みましょう。

4-2.予算内におさめられるか

注文住宅の見積もりでは簡単に予算を超えてしまうことが少なくないので、予算内におさめられる建築会社を選ぶ必要があります。

大手ハウスメーカーは住宅性能が高くて対応力もありますが、会社規模が大きくモデルハウスの運営費や人件費がかかるため予算が高くなりやすいのが特徴です。

一方で、工務店やローコスト住宅をメインに販売しているハウスメーカーは住宅性能は大手ハウスメーカーに劣る部分があっても、人件費が少なく割引率が高いため低予算で家を建てることができます。

建てたい家を建てるのが第一前提ですが、予算とかけ離れた見積もりを提示されても無い袖は振れないので、そこから話が前に進むことはありません。

予算内におさめられるかを考えて建築会社を3社選びましょう。

4-3.間取りや内装など幅広い提案ができるか

「3回建てて初めて満足できる家づくりができる」と言われるように、初めて注文住宅を建てる場合、住んでから後悔することなく心から満足できる家を建てるのはとても難しいことです。

そこで、重要となるのが建築会社の提案力です。

注文住宅への希望条件は人によって違いますが、ホームページや取り寄せた資料を見てさまざまなニーズに合わせた間取りや内装が分かる建築実例が豊富な建築会社なら、費用がかかる大掛かりな間取り変更から費用をかけずにおしゃれに見せるポイントまで幅広く提案してくれる可能性が高くなります。

建築会社の提案力は満足できる家を建てるために欠かせないので、より幅広い提案をしてくれそうな建築会社を選ぶようにしましょう。

5.【重要】注文住宅の見積書が正しいのか自分で判断できるようになろう!

注文住宅の見積書が正しいのか自分で判断できるようになろう!

注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶポイントについて分かったところで、見積書を見る際には受け身の姿勢ではなく、見積書が正しいのか判断できるようにより多くの情報を得ようとする姿勢でいることが大切です。

実際に建築会社を選んで見積書を見てみると「本当に正しい見積もりになっているのか」「建築会社の記載ミスがあっても気付かないのではないか」と不安になってしまう可能性があります。

不安にならずに家づくりを進めるためにも、注文住宅の見積書が本当に正しいのか自分で判断できるようになるべき以下の3つの理由をご紹介します。

注文住宅の見積書が本当に正しいのか自分で判断できるようになる必要性がある理由

自分主導の後悔のない家づくりができるように、見積書を見る姿勢を変えていきましょう。

5-1.不誠実なスタンスの建築会社を見抜ける

詳細見積書は希望条件を詰め込んだ図面をもとに依頼してから約1か月で作成されますが、説明がないままあまりにも手元に届くまでに時間がかかったり、出来上がった見積書に要望が反映されていない箇所が多かったりすると、その建築会社は誠実でないスタンスであることを見抜けます。

これから普段とは桁の違う注文住宅という大きな買い物をするのに、見積書を通して不誠実なスタンスの建築会社だということが分かれば、それ以上話を進めない方が賢明です。

建築会社のスタンスを一度疑ってしまうと、「本当に正しい金額なの?」「見積書通りに工事してくれてるのかな?」などとこれから先もずっと疑いが絶えません。

対応が早い、要望をきちんと盛り込んでくれるなど、見積書から伝わってくる建築会社のスタンスを判断しましょう。

5-2.住宅性能が希望と一致しているか判断できる

注文住宅の詳細見積書を読み取ると、使用している材料や工法から住宅の性能が分かります。

反対に言えば、記載された部分が分からなければ、口で説明されても自分の注文住宅が本当に希望している建て方と一致しているか確認できません。

住宅の性能は断熱性や耐震性にも関わる大切なものですが、建ててしまった後に変更するのは非常に難しいものです。

建ててから後悔することのないように、見積書において住宅性能が希望するものになっているのか判断できる必要性があるのです。

5-3.価格設定が正しいかどうかが分かる

注文住宅の詳細見積書には坪単価が記載されていることがほとんどですが、この坪単価に延床面積を掛け合わせると住宅本体の価格を知ることができます。

住宅本体の価格である本体工事費は建築費の7割程度ですが、坪単価を読み取ることができなければ、見積書を見ても予算通りに正しく見積もりが進行しているかどうかを確認できない可能性があります。

全体の見積額を見てもどの部分にどれだけの費用がかかっているのか分からないので、本体工事費・付帯工事費・諸経費の分類に分けて考える必要があります。

外構など付帯工事費も大切ですが、やはり住むことになる本体工事費に計画通りの予算を割り振れるように、自分の目で見積書の価格設定が正しいのか判断しなければなりません。

このように注文住宅の見積書が正しいのか自分で判断できるようになる必要性がありますが、より具体的に見積書を見る時の注意点について知りたい方は、「注文住宅の見積もりの注意点12個│失敗しないためのコツを徹底解説」で詳しくご紹介しているので参考にしてみましょう。

6.注文住宅の見積書が高くなるケースに注意

注文住宅の見積書が高くなるケースに注意

注文住宅の見積書を見る際には本当に正しいのか自分で判断できるようになることが大切であることをお分かりいただいたところで、これから実際に見積書を取り寄せてみると、予算内に見積額を抑えることはとても難しく、すぐに予算以上の見積額になってしまうことに驚く方が多いはずです。

見積書が高くなりやすい主な理由は以下の3つです。

注文住宅の見積書が高くなる理由

それぞれの場合の注意点や対処法についてご紹介します。

6-1.標準仕様でないものを採用している

見積書作成依頼の際には注文住宅で実現したい希望条件を伝えますが、担当者とイメージを共有する際にずれが生じて標準仕様にすれば価格を抑えられる箇所のグレードを上げられることによって見積書額が高くなってしまうことがあります。

たとえば白と黒を基調にしたカジュアルモダンな内装を希望していて、お風呂の標準仕様にはそのような白×黒ものがなかったとしましょう。

担当者が気を利かせてグレードの高いお風呂を採用するとその分、見積額は高くなります。

見積書では標準仕様ではなくオプション仕様になっている箇所がないかを確認し、標準仕様に変えていいなら価格を抑えることができます。

6-2.設計事務所に依頼している

他の人とは違う個性豊かな注文住宅を建てたい方は設計事務所に設計依頼するのがおすすめですが、設計事務所の見積もりでは見積額に上乗せして「設計料」を払う必要があります。

ハウスメーカーや工務店なら設計料は建築費に含まれていますが、設計事務所に設計を依頼する場合のみ別途支払うこととなるため、想定していたよりも高いと感じやすくなるのです。

設計事務所に依頼する場合は別途設計料が必要になることを念頭に置いて、全体の予算を考えるようにしましょう。

6-3.希望条件を詰め込みすぎている

注文住宅を建てるのが初めてだという方は多いと思いますが、「インナーガレージにしたい」「吹き抜けのリビングが憧れ」「部屋数を確保したい」などさまざまな希望条件を詰め込みすぎると、見積額がどんどん高くなって当然です。

自分だけの注文住宅における暮らしやすさのために希望条件を挙げることは大切ですが、予算に上限がある以上、優先順位を付けなければいけません。

以下の優先順位の付け方の例を参考にして、見積もりにおいてメリハリのあるお金のかけ方ができるようにしてみましょう。

優先順位の付け方の例

①注文住宅を建てようと思ったきっかけや実現したいことから優先順位を付ける

  • 子どもが生まれる → 子どもとの生活をイメージした間取りをメインに考える
  • 近隣の音が気になる → 防音対策を徹底した構造を取り入れる
  • 自然に囲まれて暮らしたい → 周囲の自然を感じられる設計や庭の配置をメインに考える

②家族全員の希望を書き出し、希望が重なることから優先順位を付ける

  • 全員がくつろげるリビングを希望している → リビングには費用をかける
  • 過半数が使いやすい玄関を希望している → 玄関の構造を担当者に相談してみる

③使用頻度やこだわり度・憧れ度を数値化して優先順位を付ける

  • 毎日水回りを使用する → 家事動線を優先した間取りに
  • 敷地面積上、吹き抜けとインナーガレージの一方しか選べない → 長年憧れだった方を取り入れる

注文住宅の見積書を取り寄せてみると予算オーバーが発覚するケースは多いので、費用をできるだけ安くする方法やポイントについて知りたい方は「注文住宅を安くする方法5つ!実践例と注意するポイントを解説」をぜひご覧ください。

また、注文住宅の値引きは実際どこまで可能なのか気になることと思いますが、値引きによって品質を落としてしまうリスクも考えなくてはならないので、先程の記事と合わせて「注文住宅の値引きはできる!値引きのリスクと交渉のテクニックを解説」を参考にしてみましょう。

7.見積書作成前に住宅ローンの借入可能額を明確にしておこう

見積書作成前に住宅ローンの借入可能額を明確にしておこう

ここまで注文住宅の見積書作成を依頼する建築会社を選ぶポイントや見積書が正しいのか自分で判断できるようになるべきについて解説してきましたが、1.注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れでも触れたように、正確な予算を把握してスムーズな家づくりをするためには見積書作成前に住宅ローンをいくら借りられるのかを明確にしておくことが大切です。

なぜこの段階で住宅ローンの借入可能額を把握しておくことをおすすめするのか、以下の2つの理由があるのでご説明します。

見積書作成前に住宅ローンの借入可能額を明確にすべき理由

なお、注文住宅を建てる際にほとんどの人が利用する住宅ローンの基本知識や手続きの流れについて知りたい方は、「注文住宅のローンの流れ|住宅ローンの組み方とメリット・デメリット」で詳しくご紹介しているので参考にしてみましょう。

7-1.現実的な見積もりを検討できる

これから3社に絞った建築会社に見積書作成を依頼することと思いますが、事前に住宅ローンの借入可能額が明確になっていないと、見積もりを提示されても実際に払うことができるのか曖昧なまま話を進めることになってしまいます。

「すごくいい!」と気に入った設計プランであっても、現実的に考えて払えない見積額であれば実際に建てることはできません。

このように常に現実に即した見積もりをするためには、見積書作成前に住宅ローンの借入可能額を明確にしておく必要があるのです。

7-2.事前審査はいつでも受けられる

住宅ローンの借入可能額を明確にするためには「事前審査」を受けますが、この事前審査はいつでも受けることが可能です。

注文住宅の設計プランが決まってから事前審査を受ける人がいますが、そこまで煮詰まるまで待たなくても、今のうちに事前審査を受けておけば早い段階から現実的な見積もりについて検討できます。

いつでも受けられるなら、今のうちに見積書作成前に住宅ローンの事前審査をしておきましょう。

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8.まとめ

当記事では、注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れや見積書の見るべきポイントついて解説しました。

最後にポイントを振り返ってみましょう。

注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れは以下の通りです。

注文住宅の見積書作成を依頼するまでの流れ

注文住宅の2種類ある見積書の特徴は以下の通りです。

概算見積書 詳細見積書
内容

「面積×単価」をもとに

大まかな施工費を予測して作成される

希望条件を詰め込んだ図面をもとに

計算してより現実的な金額が記載

作成期間 1~2日 1か月程度
見るタイミング 最低金額を知りたい時 比較検討したい時

注文住宅の見積書に記載される金額の内訳は以下の通りです。

注文住宅の見積書に記載される金額の内訳

当記事の内容を参考に、注文住宅の見積もりについて積極的に理解して後悔のない家づくりができることを願っています。

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