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マイホームローンの基礎知識|年収別ローン目安と後悔しない対策5つ

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マイホームローンの基礎知識|年収別ローン目安と後悔しない対策5つ

更新日:
マイホームローンの基礎知識|年収別ローン目安と後悔しない対策5つ

「そろそろマイホームを建てたいけど、ローンってどうすればいいのだろう?」

「マイホームローンの審査に通らなかったらどうしよう?」

マイホームを購入するために必要なマイホームローンですが、高額なローンなので漠然とした不安を感じている人はたくさんいます。

事前にマイホームローンに関する基礎知識と後悔しないための対策について学んでおくことで、その漠然とした不安を少なくできます。

そして基礎知識を把握したうえで、今後ローン返済などで後悔しないための対策について学んでいきましょう。

マイホームローンの基礎知識

この記事では、マイホームローンについて理解するために

  • マイホームローンの基礎知識
  • マイホームローンを年収別で考えてみる
  • マイホームローンのシミュレーションで返済イメージを作る
  • マイホームローンで後悔しないための対策5つ

このような内容についてお話ししていきます。まずはマイホームローンの基礎知識をしっかりと身につけて、マイホームローンで後悔しないための対策を学んでいきましょう。

1. マイホームローンの基礎知識

1. マイホームローンの基礎知識

マイホームローンとは、住宅を建てたり購入したりする際の資金調達の目的で金融機関から借りるお金のことを指します。

何千万円もする住宅を、現金で一括支払いできる人は多くはありません。ほとんどの人が、ローンを活用して、マイホームを建てています。

マイホームは人生の中で、最も高い買い物のひとつです。何度も経験することでも無いため、多くの人がマイホームローンについての知識が不足している状態でマイホームローンの利用を検討しはじめています。

マイホームローンが利用できるのだろうかと不安を感じる前に、マイホームローンに関する基礎知識について学んでみましょう。

1-1. 申し込みから契約までの流れ

1-1. 申し込みから契約までの流れ

マイホームローンを利用するためには、事前審査と本審査の2段階審査をクリアしなければいけません。それぞれの審査にかかる期間も違うため、マイホームローン契約までの流れを把握して予定を組むことが大切です。

マイホームローンの申し込みを検討しはじめてからの流れは、以下のように分けられます。

  1. 金融機関を探す
  2. 事前審査の申し込み
  3. 事前審査
  4. 正式申し込み
  5. 本審査
  6. マイホームローン契約を結ぶ
  7. 引き渡し時に借り入れ

マイホームローンの申し込みをしてから、実際に手元に資金が届くまでは1ヶ月〜2ヶ月ほど時間がかかってしまいます。マイホームローンの手続きが遅れてしまうと、完成した住宅の引き渡しも遅れてしまうので注意しましょう。

それぞれの段階で重要なポイントと仕組みを理解しておけば、スムーズにマイホームローンの手続きを進めていけます。

1-1-1. マイホームローンを借りる金融機関を探す

まずは、どの金融機関からマイホームローンを借りるのかを決めなければいけません。

マイホームローンを借りる金融機関を探すためには

  • 条件にあった金融機関を自分で探す
  • ハウスメーカーや不動産会社などが提携している金融機関を利用する

という2つの方法があります。

どちらの場合でも、ローンに関する条件を比較して金融機関を探していくことが大切です。

比較する際に考えたいポイント

金利タイプ

変動金利型・固定期間選択型・全期間固定金利型の3つのタイプから、適したタイプを選びましょう。それぞれの金利タイプについては、1-3.金利のタイプで具体的に解説します。

手数料

適切な金額の手数料なのか確認しておくのがオススメです。

担当者

信頼できる担当者がいるかどうかも、大切なポイントです。

金融機関ごとにマイホームローンの条件は違います。そのため、それぞれの金融機関の特徴を比較して選んでいきましょう。

ローンに関する情報は、インターネット上だけではなく説明会に参加して情報収集する方法もあります。しっかりと下調べをして、自分の条件にあったマイホームローンに申し込むようにしましょう。

 

1-1-2. 事前審査の申し込みをする

マイホームローンを申し込む金融機関が決まったら、金融機関の公式サイトからローンの事前審査に申し込みます。

事前審査では、申込者にマイホームローンを融資した場合の返済能力が審査されているのです。事前審査の申し込みは、必要な書類も少ないので金融機関の公式サイトから簡単に申し込めます。

事前審査の申し込み方法例

STEP1

事前審査に必要な情報をWebフォームから入力する

STEP2

本人確認・収入証明・物件情報などの書類をアップロードする

STEP3

事前審査申し込みをする

※申し込み方法は、金融機関によって変わる可能性があります。

事前審査の段階では、必要書類も少ないのでインターネットで簡単に申し込みが可能です。もちろん金融機関の店舗でしっかりとローン相談をした上で、事前審査の申し込みをすることもできます。

1-1-3. 事前審査を通過する

事前審査では、最低限の必要書類と基本情報を参考に、マイホームローンの返済能力を審査されています。そのため、以下のような場合は事前審査の段階で承認されない可能性もあるのです。

  • 他の金融機関で返済が滞っている
  • 借金をしている
  • 借り入れ金額が高すぎる
  • 申告内容に不備がある

事前審査を通過していれば、3日〜1週間半ほどで結果がメールや郵送で届きます。

事前審査をスムーズに通過するためにも、審査条件を把握しておくことが重要です。マイホームローンの審査基準については、1-2.審査基準で詳しくお話しします。

1-1-4. 正式申し込みをする

事前審査を無事通過したら、正式なマイホームローンの申し込みをします。事前審査では最低限の情報のみで審査をしたのですが、正式申し込みの場合はより多くの公的書類を提出しなければいけません。

必要書類

本人確認書類

住民票・運転免許証・健康保険証・パスポート・印鑑証明書など

収入証明する書類

会社員

源泉徴収票・住民税決定通知書・課税証明書

自営業

確定申告書の写し・申告所得税納税証明書・3年分の事業税納税証明書

法人代表者

法人の決算報告書・3年分の法人税納税証明書

自己資金の証明

預金通帳・証書など

不動産の書類

不動産登記事項証明書・法務局で取得できる公図・物件に関するパンフレットなど

必要書類を揃えたら、店舗もしくはインターネットから正式申し込みをします。

インターネットで申し込む場合は、保証人の収入証明書類なども必要です。店舗を訪れて申し込みをする場合は、保証人も一緒に来店しなければいけないので注意しましょう。

1-1-5. 本審査を通過する

本審査の結果は、郵送もしくは電話で通知されます。正式審査は、金融機関だけではなく保証会社が審査するので、審査期間も長くなります。

本審査の結果が出るまでは、2週間〜3週間程かかると覚えておきましょう。

本審査では返済能力に加えて、健康状態や連帯保証人などについても審査されます。たとえ事前審査を通過していても、本審査を通過できる保証はないのです。

そのため多くの人が「マイホームローンの審査が通るだろうか?」と不安を感じています。どのような審査基準で本審査が行われているのかを理解しておくと、審査結果を待っている間の不安を抑えられます。

審査基準を理解したことで、ローン審査を通過するための対策ができる場合もあるので、1-2.審査基準について把握しておきましょう。

1-1-6. マイホームローンの契約をする

無事にマイホームローンの本審査を通過したら、店舗にて契約書に署名・捺印をしてマイホームローンの契約を結びます。

店舗来店が難しいという方は、インターネット電子署名を使ってローン契約を結ぶことも可能です。しかし、後日司法書士立会いのもと手続きが必要になる可能性もあります。

マイホームローンの契約は、ハウスメーカーや不動産を介さず直接金融機関と契約を結ばなければいけません。そのため、契約内容を自身でしっかり確認して、間違いがないようにしましょう。

しっかり確認しておきたいポイント

  • 金利タイプと金利設定が間違えていないか
  • 借入年数の間違えはないか
  • 借入総額の間違えはないか

契約を結ぶための必要情報や手順については、本審査の結果通知に記載されているので大切に保管しておきましょう。

1-1-7. 住宅の引き渡し時にローン借り入れが発生する

マイホームローンは、契約完了後すぐに振り込まれるわけではありません。契約が完了してから、申込者の銀行口座に資金が振り込まれるまでは、2週間から1ヶ月ほどかかります。

マイホームの購入資金は、住宅が完成して引き渡しされる時には全額支払わなければいけません。そのためマイホームローンは、住宅の引き渡し日と同じ日に申込者の銀行口座に振り込まれる仕組みになっているのが一般的です。

料金の支払いが完了するまで、完成したマイホームは引き渡しされません。もしもマイホームローンの申込手続きが遅れてしまうと、必然と新しいマイホームに住める日も遅れてしまうのです。

マイホームローンの申し込みから審査の流れを把握して、効率よくマイホームローン審査を進めていきましょう。

1-2. 審査基準

マイホームローンの審査基準について把握しておくことで、マイホームローン審査の対策につながります。

審査基準は公開されているわけではありません。しかし、国土交通省が発表している「民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」を参考にすると、多くの金融機関が定めている大まかな審査基準を把握できます。

審査項目

考慮している割合

完済時年齢

99.0%

健康状態

98.5%

担保評価(購入する不動産の評価)

98.2%

借入時年齢

96.8%

年収

95.7%

勤続年数

95.6%

連帯保証(ローンの連帯保証人について)

94.2%

返済負担率(税込年収に対するローンの返済額割合)

89.2%

雇用形態(会社員・自営業・パート・アルバイトなど)

76.6%

カードローン等の債務の状況や返済履歴

61.8%

出典|令和元年民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書

このように、ほとんどの金融機関が

  • 完済時の年齢
  • 申込人の健康状態
  • 担保の評価
  • 借入時の年齢
  • 年収
  • 勤続年数
  • 連帯保証

などの審査項目を重要視しているのです。たとえば、完済時の年齢が高齢になってしまう場合や、借入額に対して年収が低すぎる場合は、審査に通りづらくなってしまいます。

マイホームローンの審査に通るか不安を感じてしまう場合は、重要視されている審査項目を参考に自身の状況を考えてみるのがオススメです。

1-3. 金利のタイプ

マイホームローンの金利は、主に3種類用意されています。ライフプランに適した金利タイプを選ぶことが、マイホームローンで後悔しないための近道です。

金利タイプそれぞれの特徴を理解すると、マイホームローンの比較がスムーズにおこなえます。

固定金利タイプ

全期間固定金利型

金利がずっと変わらないタイプ

変動金利タイプ

固定金利期間選択型

一定期間のみ固定金利になり、その後変動金利になるタイプ

変動金利型

定期的に金利が変動するタイプ

この表をみてもわかるように、選ぶ金利タイプによって最終的な返済総額が変わるのです。

固定金利タイプを選べば、金融情勢の変化に左右されずにローンの返済を続けていけます。変動金利タイプは、金融情勢の変化次第で返済額が安くなる場合と高くなる場合の両方の可能性があるのです。

マイホームローンを借りた後にローン返済で後悔しないためにも、全期間固定金利型・固定金利期間選択型・変動金利型それぞれの特徴を把握しておきましょう。

1-4. 返済方法

マイホームローンについて調べはじめると出てくるのが、元利均等返済元金均等返済という2つの返済方法です。どちらの返済方法を選ぶのかで、返済総額が変わります。

元利均等返済

元金と利息を合わせた返済総額を均等に分け、毎月同じ金額を返済する方法

元金均等返済

元金だけを均等に分け、そこに利息をのせた額を毎月返済する方法

どちらの方法を選ぶのかで、返済総額が大きく変わる場合があります。

元利均等返済の場合は、毎月の返済額が決まっているので返済スケジュールを立てやすいのが特徴です。

元金均等返済の場合は、毎月の返済額が変動します。しかし、元金を均等に返済すると、結果的に後半へ進むほど、利息が安くなっていくのです。そのため、返済総額が少なくなるのです。

1-5. 返済期間

マイホームローンの一般的な返済期間は最長35年とされています。マイホームローンを借り入れてから35年後には完済する前提で、ローンの借り入れが承認されるのです。

35年の返済期限が設けられていますが、同じように完済時の年齢上限が設けられている場合もあります。

たとえばマイホームローンを35年で返済したい場合は、年齢上限である80歳までに返済を完了しなければいけません。もしくは35年ではなく、さらに短い期間で返済しなければいけないのです。

マイホームローンの返済期間を考えるためにも、返済期間ごとのメリットとデメリットを覚えておきましょう。

メリット

デメリット

返済期間が長い場合

  • 毎月の返済額を抑えられる
  • 繰上げ返済も可能
  • 団体信用保険の保証が適用される
  • 住宅ローン減税制度の還付金が使える
  • 期間が長い分、利息を多く払わなければいけない
  • 期間の長さに比例して、保証料が高くなる

返済期間が短い場合

  • 毎月支払う利息が抑えられる
  • ローンを早く完済できる
  • 期間が短いので、保証料を抑えられる
  • 返済期間の延長はできない
  • 毎月の返済額が高くなる

返済期間によって毎月の返済額も変わるので、どれくらいの期間で返済したいのか考えておく必要があります。

マイホームローンは、最短1年〜35年以内に返済しなければいけない場合がほとんどです。申込時の年齢と完済時の年齢を参考に、何年で返済完了したいのかを考えてみましょう。

2. 年収から見るマイホームローンの目安

2. 年収から見るマイホームローンの目安

マイホームローンの基礎知識を学んだら、次は無理なく返済していけるマイホームローン額の目安を考えてみましょう。

たとえ無事マイホームローンを借りられても、毎月の返済が滞ってしまっては元も子もありません。ローン返済ができないことが原因で、せっかく建てたマイホームを手放さなければいけない可能性もあるのです。

現在の年収に対していくらのマイホームローンを借りるべきなのか、目安を把握するための基準や返済負担率を把握しておきましょう。

返済負担率とは

返済負担率とは、現在の年収に対するローン返済額の割合のことです。ローン返済で後悔しないためには、現在の年収に対して返済負担率が20%〜25%に収まる金額のマイホームローン額がオススメです。


【計算方法】

返済負担率=年間返済額÷年収×100

返済負担率を理解しておくと、いくらまでのマイホームローンを借りるべきなのかが計算できるようになります。

返済負担率の計算が難しい場合は、借りようとしているマイホームローンが年収の何倍になるのか考えてみましょう。

ローンの目安額

基準

年収の7〜8倍以上

  • 年収が今後確実に上がる保証がある
  • 予算の15%以上の頭金を用意できる

年収の6〜7倍

  • ローン返済するために家計を見直せる
  • 予算の5〜15%程度の頭金を用意できる

年収の5〜6倍

  • ローン返済を優先するのではなく趣味を楽しむ生活を大切にしたい
  • 頭金なしで家を建てたい

年収に対して、どれくらいの割合のマイホームローンを借りるべきなのか具体的に説明していきます。

2-1. ローン最高額まで借りたい場合は年収7〜8倍が目安

借りられるマイホームローンの上限額は、年収の8倍が目安といわれています。しかし、ローン返済が厳しくなる場合もあるので返済計画をしっかりしなければいけません。

【年収500万】年収の7~8倍以上の目安

年収の7倍のローン額

3,500万円

年収の8倍のローン額

4,000万円

(参考)返済負担率30%のローン借入額

4,195万円

年収500万円の人が、年収7〜8倍でマイホームローンを借りると返済負担率が30%を超えてしまいます。この場合、病気や事故などの不測の事態で収入が減ってしまうと、返済が滞ってしまう可能性もあるのです。

年収の7〜8倍のマイホームローンを借りたい場合は、15%以上の頭金を用意するか収入を確実に増やせる状態を目指すのがオススメです。

ローン返済が不安な場合は、もう少し低い予算のマイホームローンを検討しましょう。

2-2. ローンのために家計見直しできるなら年収6〜7倍が目安

マイホームローンを借りるために家計の見直しができる場合は、年収6〜7倍を目安にするのがオススメです。

【年収500万】年収の6~7倍の目安

年収の6倍の予算

3,000万円

年収の7倍の予算

3,500万円

(参考)返済負担率25%のローン借入額

3,490万円

(参考)返済負担率30%のローン借入額

4,195万円

年収6〜7倍のマイホームローンを借りた場合の返済負担率は、25%〜30%ほどになります。この場合は、ローン返済で家計を圧迫する可能性もあるので、5〜15%程の頭金を用意した方が安心してローンを組めます。

もしくは、家計を見直して節約しながらマイホームローンの返済をしていくような返済計画を立てましょう。

2-3. 無理なく返済しながら生活したい場合は年収5〜6倍が目安

頭金0円で家を建てたい場合や、ローン返済で苦しまない生活を続けていきたい場合は、年収5〜6倍でマイホームローンを借りるのがオススメです。

【年収500万】年収の5~6倍の目安

年収の5倍の予算

2,500万円

年収の6倍の予算

3,000万円

(参考)返済負担率20%のローン借入額

2,796万円

(参考)返済負担率25%のローン借入額

3,490万円

マイホームローンの借入額を年収の5〜6倍にしていれば、頭金を用意していなくても返済負担率を20%〜25%に抑えられます。

ローン返済をしながら、旅行や趣味も楽しむライフスタイルを優先した生活を送れるのです。

無理せずローン返済をするために、年収別借入可能額を計算する場合は、住宅金融支援機構の「資金計画シミュレーション」を使って計算してみましょう。

ローンシミュレーションする場合は、まずは無理なく返済できる返済率の20%〜25%で計算してみるのがオススメです。

ここでは以下の条件で仮定した場合の、年収ごとに借入可能なローン額を計算してみました。

【計算するための仮定条件】


借入金利:年1.330%

借入期間:35年

返済比率:20%

年収によって借りられるローン額がどれだけ変わるのかを把握しておくことで、より現実的なマイホームローンのイメージを作れます。

年収(額面)

借入可能額(概算)

100万円

557万円

200万円

1,117万円

300万円

1,678万円

400万円

2,235万円

500万円

2,796万円

600万円

3,356万円

700万円

3,893万円

800万円

4,464万円

900万円

5,034万円

1,000万円

5,571万円

年収に合わせてマイホームローンを考える際の注意点や判断基準については、「年収から見た家を建てる予算とローン借入額を最新データに基づき解説」で詳しく紹介しているので参考にしてみましょう。

3. 住宅ローンの借入額を事前にシミュレーションすることが重要

3. 住宅ローンの借入額を事前にシミュレーションすることが重要

「マイホームローン額が変わったら、毎月の返済額はどうなるのだろう?」

基礎知識は理解したけれど、実際にローンを借りた際のイメージが出来ないと感じているかと思います。

マイホームローンを組むことで、何千万円もの金額が動きます。だからこそ、本当に返済していけるのかと漠然とした不安を感じてしまうかもしれません。

そんな不安を少しでもなくすために、実際に返済していけるのかシミュレーションして比較してみてください。

ここまで学んできた基礎知識を元に、ローン額毎に

  • 金利タイプ
  • 返済方法
  • 返済期間
  • 毎月の返済額

これらの条件を比較できる建てピタ しずおかの「返済プラン比較シミュレーション」を使って、マイホームローンのシミュレーションをしてみましょう。

3-1. 【2,000万円の場合】マイホームローンのシミュレーション

まずは、2,000万円のマイホームローンを組んだ際の、目安表をみてみましょう。

【比較条件】


返済期間:15年・25年・35年

固定金利の金利:0.560%

固定金利期間選択型の金利:固定金利5年で0.450%、以降変動金利とする

変動金利:0.289%〜変動するものとする


※2022年1月の金利相場を参考

金利タイプや返済方法、そして返済期間が違うことで毎月の返済額と返済総額がどれだけ違うのかをみてみましょう。

固定金利の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

全期間固定金利型

0.560%

元利均等返済

115,869円

20,856,334円

25年

0.560%

71,457円

21,437,171円

35年

0.560%

52,449円

22,028,417円

15年

全期間固定金利型

0.560%

元金均等返済

120,444円

20,844,579円

25年

0.560%

75,999円

21,404,534円

35年

0.560%

56,952円

21,964,480円

固定金利期間選択型の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

固定金利期間選択型

固定金利5年:0.450%


以降変動金利

元利均等返済

114,371円〜116,451円

20,840,804円

25年

69,642円〜72,307円

21,419,407円

35年

50,480円〜53,427円

22,009,534円

15年

固定金利期間選択型

固定金利5年:0.450%


以降変動金利

元金均等返済

114,444円〜120,444円

20,829,457円

25年

70,666円〜75,999円

21,387,461円

35年

51,904円〜56,952円

21,946,572円

変動金利の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

変動金利型

0.289%〜

元利均等返済

113,474円〜116,461円

29,783,645円

25年

69,034円〜71,767円

21,366,031円

35年

49,996円〜52,665円

21,959,307円

15年

変動金利型

0.289%〜

元金均等返済

115,777円〜121,222円

20,769,835円

25年

71,332円〜77,399円

21,329,288円

35年

52,289円〜58,619円

21,889,019円

ここではイメージしやすくするために、変動金利の仮定数値を決めて計算しています。しかし、実際は情勢に合わせて金利が変動してしまうのです。

変動金利を利用する場合は、金利次第で毎月の返済額が大きく変わると覚えておきましょう。

3-2. 【3,000万円の場合】マイホームローンのシミュレーション

では、ローン額を3,000万円まで引き上げたらどのように変化するのでしょうか。

【比較条件】


返済期間:15年・25年・35年

固定金利の金利:0.560%

固定金利期間選択型の金利:固定金利5年で0.450%、以降変動金利とする

変動金利:0.289%〜変動するものとする


※2022年1月の金利相場を参考

同じ比較条件を使って、実際に2,000万円と3,000万円では毎月の返済額がどれくらいになるのか比較してみてください。

固定金利の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

全期間固定金利型

0.560%

元利均等返済

173,803円

31,284,543円

25年

107,186円

32,155,813円

35年

78,673円

33,042,758円

15年

全期間固定金利型

0.560%

元金均等返済

180,666円

31,266,920円

25年

114,000円

32,106,900円

35年

85,428円

32,946,860円

固定金利期間選択型の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

固定金利期間選択型

固定金利5年:0.450%


以降変動金利

元利均等返済

171,556円〜174,677円

31,261,253円

25年

104,464円〜108,461円

32,129,169円

35年

75,720円〜80,141円

33,014,408円

15年

固定金利期間選択型

固定金利5年:0.450%


以降変動金利

元金均等返済

171,666円〜180,666円

31,244,238円

25年

106,000円〜114,000円

32,081,286円

35年

77,856円〜85,928円

32,919,992円

変動金利の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

変動金利型

0.289%〜

元利均等返済

170,210円〜174,691円

31,175,506円

25年

103,552円〜107,650円

32,049,110円

35年

74,994円〜78,998円

32,939,057円

15年

変動金利型

0.289%〜

元金均等返済

173,666円〜181,832円

31,154,805円

25年

107,000円〜116,099円

31,994,026円

35年

78,428 円〜87,928円

32,833,665円

ローン額が2,000万円から3,000万円に増えると、35年返済の場合でも毎月10万円近くのローン返済が必要です。

そして返済期間を短くすると、毎月の返済額が生活に大きな負担を与えてしまうかもしれません。だからこそ、毎月の返済額も考慮しながら、ローン額を決めることの重要性が重要なのです。

3-3. 【4,000万円の場合】マイホームローンのシミュレーション

現在の年収が500万円以上の方は、年収の8倍にあたる約4,000万円ほどのマイホームローンを組める可能性があります。

理想のマイホームローンを作るために妥協したくないという方には、4,000万円ほどのローンがオススメです。しかし、毎月の返済が滞ってしまっては意味がありません。

実際に4,000万円借り入れた場合のシミュレーションを参考に、自分の状況に置き換えて計算してみましょう。

【比較条件】


返済期間:15年・25年・35年

固定金利の金利:0.560%

固定金利期間選択型の金利:固定金利5年で0.450%、以降変動金利とする

変動金利:0.289%〜変動するものとする


※2022年1月の金利相場を参考る

既出している比較条件を使って、4,000万円のマイホームローンシミュレーションについて紹介します。

固定金利の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

全期間固定金利型

0.560%

元利均等返済

231,738円

41,712,754円

25年

142,915円

42,874,477円

35年

104,898円

44,057,064円

15年

全期間固定金利型

0.560%

元金均等返済

240,888円

41,689,246円

25年

151,999円

42,809,200円

35年

113,904円

43,929,146円

固定金利期間選択型の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

固定金利期間選択型

固定金利5年:0.450%


以降変動金利

元利均等返済

228,742円〜232,902円

41,681,701円

25年

139,285円〜144,615円

42,838,952円

35年

100,960円〜106,855円

44,019,290円

15年

固定金利期間選択型

固定金利5年:0.450%


以降変動金利

元金均等返済

228,888円〜240,888円

41,659,003円

25年

141,333円〜151,999円

42,775,055円

35年

103,809円〜113,904円

43,893,326円

変動金利の場合

返済期間

金利タイプ

金利

返済方法

毎月の返済額

返済総額

15年

変動金利型

0.289%〜

元利均等返済

226,947円〜232,921円

41,567,374円

25年

138,069円〜143,534円

42,732,192円

35年

99,992円〜105,331円

43,918,801円

15年

変動金利型

0.289%〜

元金均等返済

231,555円〜242,444円

41,539,757円

25年

142,666円〜154,799円

42,658,708円

35年

104,571円〜117,238円

43,778,223円

借入金額が大きいほど月々のローン返済額は高額になります。そして、その月々の返済を楽にするために長期返済プランを選ぶ場合がほとんどです。

すべての表を見てもわかるように

  • 返済総額を抑えるなら、元金均等返済で短期返送していく
  • 毎月の返済額を抑えるなら、元利均等返済で長期返済していく

というようにどちらを優先するのかで選ぶ返済方法が変わります。そしてもちろん、金利タイプが変わることで支払わなければいけない金利も大きく変わるのです。

このように事前にしっかりとローンシミュレーションをして、返済総額と毎月の返済額をイメージしておきましょう。

「何千万円借りる」というイメージではなく、「今後35年、毎月何万円返済していく」というイメージももつことが大切なのです。

インターネット上には、無料で利用できるマイホームローンのシミュレーションが用意されています。気になる方は、ここでも紹介した返済プラン比較シミュレーションを活用してみましょう。

4. マイホームローンで後悔しないための対策5つ

4. マイホームローンで後悔しないための対策5つ

高額のお金を動かすマイホームローンだからこそ、借りるからには後悔したくないと感じるのはあたりまえのことです。

マイホームローンを借りて家を建てたけれど

  • 毎月のローン返済が予想以上に負担になっている
  • マイホームローンを借りすぎたので、返済が大変になっている
  • マイホームローンの審査に落ちてしまったので、ローンは借りられないと諦めている

このように、マイホームローンについて後悔している人もいるのです。

マイホームローンに関することで後悔しないために、ここで紹介する5つの対策を覚えておきましょう。

4-1. マイホームローンを利用する場合は住宅ローン控除を申し込む

マイホームローンの返済があるから、毎月の出費が増えてしまうと悩んでしまう人は少なくありません。しかし、マイホームローンを使って住宅を建設もしくは購入することで、毎年の税金を抑えることも可能です。

マイホームローンを使った場合に申し込める控除には「住宅借入金等特別控除」と「特定増改築等住宅借入金等特別控除」の2種類が適用されます。

住宅ローン控除を受けられる条件

  • 住宅を新築で建設もしく購入した場合
  • 中古住宅を購入した場合
  • 耐震改修が必要な住宅を購入し、耐震改修をした場合
  • 増改築をした場合
  • 省エネ改修工事をした場合
  • バリアフリー改修工事をした場合
  • 多世帯同居のためのリフォームをした場合

このようにさまざまな住宅ローン控除が用意されています。この住宅ローン控除を利用すると、年度末にローン残高に合わせて所得税額が控除されるので税金を抑えられるのです。

お得な住宅ローン控除については、国税庁の「確定申告特集」で詳しい要件や申請方法について解説されているので参考にしてみましょう。

4-2. 事前に審査基準を把握して審査に通るように対策しておく

マイホームローンの仕組みについて理解したけれど、本当に自分がローンを借りられるのかが不安だと感じてしまう人もいることでしょう。そのような方は、この記事で紹介している1-2.審査基準を再度確認してみてください。

この記事で紹介したマイホームローンの審査基準を理解しておけば、どのような点に着目されているかが理解できます。そして、事前にできる対策はないのか考えてみましょう。

マイホームローン審査対策

  • マイホームローンの金額が、現在の年収や毎月の返済額に適しているのか確認する。
  • 自分自身の健康状態を整えておく。
  • クレジットカードやその他のローン返済が滞っていないか確認する。残っている負債は返済しておく。
  • マイホームローンを申し込むタイミングは適しているのか?申し込み時の年齢と完済時の年齢を洗い出しておく。

年齢を重ねていくほど、返済に当てられる期間が短くなってしまうので、審査も厳しくなってしまいます。マイホームローンの審査に通りやすくするためには、申請する時期やタイミングも重要です。

事前に、消費者金融やクレジットカード会社に現在の支払い状況について問い合わせてみましょう。返済状況と、既存のローンを完済するタイミングを把握しておくことで、マイホームローンに申し込むタイミングを把握できます。

既に審査される項目はわかっているので、それぞれの項目に対して不安要素が残っていないのかを確認しておきましょう。

4-3. 一度ローン審査が通らなくても、他のマイホームローンに挑戦する

マイホームローンの事前審査に落ちてしまう、もしくは事前審査は通過したけれど本審査で落ちてしまった人もいます。

「ローンが借りられないから、マイホームを建てるのは諦めよう」

というように考えなくても大丈夫です。マイホームローンは、さまざまな金融機関がそれぞれのローン商品を展開しています。

  • 勤続年数に制限のないローン
  • 健康状態の審査基準がゆるいローン
  • 1つの物件に対して、夫婦2人でローンを組めるペアローン

このように、他のローン審査では落ちてしまった人でも審査に通りやすいローン商品もあるのです。1社のローン審査に落ちたからと諦めてしまうのではなく、複数の金融機関にマイホームローンの申し込みをしてみましょう。

ほとんどの人が1〜7社ほどにマイホームローンを申し込むことで、無事マイホームローンの借り入れに成功しています。事前申し込みは、インターネット上から手軽にできるので、同時進行で進めておくのがオススメです。

4-4. ライフプランに合わせて長期返済できるのかを考えておく

マイホームローンの返済で後悔しているケースに多いのが、ライフプランに合わせた返済計画を建てていなかったという点です。

「返済していけると思っていたが、子どもの進学資金が発生してローン返済が苦しくなってきた」というように感じている人もいます。

とくにすでに家庭を持っている人は、ライフプランのなかで発生する大きな出費について考えておきましょう。

ライフプランイベントで必要な出費

結婚資金:結婚式費用や新婚旅行費用で200万円を超える場合もある

教育資金:大学卒業までに子どもひとりにつき1,000万円以上かかる場合もある

老後資金:会社を退職した後に必要な資金

住宅購入以外にも、人生の中で大きな出費が必要なイベントが複数回あります。毎月のローン返済に加えて、子どもへの仕送りなども発生する可能性も否定できません。

だからこそ、マイホームローンで借り入れるローン額を決める際には将来のライフプランが重要です。そしてライフプランにあわせて、無理なく返済していけるローンを選ばなければいけません。

4-5. 住宅を決める前にマイホームローン借入額を明確にしておく

ここまでマイホームを建てるために必要なマイホームローンについて説明してきました。そして、いかに無理なく返済していけるローン額で借り入れることが、大切なのかが分かったかと思います。

従来までは、購入したい住宅を決めてからマイホームローンを探しはじめるのが一般的な流れでした。しかしこの従来の流れでは、購入したい住宅に合わせてローンの金額を決めてしまうケースが増えています。

住宅を先に決めると後悔してしまうケース

  • 設備にこだわりすぎて簡単に予算オーバーしてしまう
  • 設計に合わせて高額なローンを組まなければいけなくなった
  • 建設費用をカバーできる金額のローンが組めなかった
  • 高額なローンを組んだことで、返済が苦しくなった

このような後悔を避けるためにも、住宅を決める前にマイホームローン審査をして、利用可能なローン額を明確にしておきましょう。

事前に借り入れられる金額を把握しておけば、住宅を探す際の基準にできます。そして住宅探しもスムーズに進められます。予算ありきで設備などを考えるので、予算オーバーする可能性も低くなるのです。

マイホームを建てたいと考えはじめたら、まずはマイホームローンの事前審査に申し込んで、借り入れ可能な額や返済計画を明確にしておきましょう。

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5. まとめ

マイホームローンの基礎知識と、年収別のマイホームローン目安について紹介してきました。

この記事のポイント

  • マイホームローンは、金利タイプ・返済方法・返済期間などを基準にして選ぶ
  • マイホームローン審査で重要視されているのは年齢・健康状態・年収などである
  • 無料のシミュレーションを使えば、年収別の返済シミュレーションができる
  • マイホームローンで住宅を購入すると税金を抑える控除が利用できる
  • ライフプランに合わせてローン額を決めなければ返済で後悔する
  • 住宅を決める前にマイホームローン審査をして予算を明確にすることが大切

人生で最大の買い物になるマイホームだからこそ、購入後の返済で苦労したくありませんよね。そのためには、無理なく返済していけるマイホームローンを借りなければいけません。

マイホームローンで後悔しないためにも、マイホームローンの基礎知識を把握したうえで出来る対策や準備をしておきましょう。

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